活動報告」カテゴリーアーカイブ

10月29日(月)、第2回労働委員会(申立人:ユニオンぼちぼち、被申立人:株式会社テクロス)開催!

テクロス社の不当労働行為(不誠実団交)への救済を求める第1回の労働委員会が開催(2018年8月30日)されてから、約2ヶ月が経ちました。

第2回労働委員会は、10月29日(月)に開催されます。
これに向けて、ユニオンぼちぼち(テクロス分会)としては、第1準備書面(第1回労働委員会で提出されたテクロス社側準備書面への組合側の見解)と証拠をすでに提出済みです。

テクロス社で働くみなさん、取り引きのあるすべての関係者のみなさん、さらにはIT業界、ゲーム業界に携わる方々の注目を広く呼びかけます。

※第1回の労働委員会については下記過去記事をご参照ください。

第1回労働委員会(申立人:ユニオンぼちぼち、被申立人:株式会社テクロス)報告

テクロス社での就業規則改訂をめぐって2

テクロス社での就業規則改訂をめぐる、労働者代表選挙には、組合員K以外に、もう一人(人事部所属の方)が立候補しました。
人事部は、就業規則の改訂にあたっては、経営側の意向に従って業務として改訂作業を進めていく立場にありますので、人事部所属の社員が、就業規則の改訂をめぐる労働者代表となるのは、望ましくないとする見解も見られるのですが、組合員Kはこの点については、このときは軽く指摘するにとどめました。)

選挙方法をめぐって、組合員Kは、投票の匿名性が保障されるよう無記名投票にすべきと強く主張しました。
組合員Kがこの点は、妥協しなかったことで、投票は、無記名投票とし、立候補者2名が、投票箱をもって、各フロアを回っていくスタイルとする、という形に落ち着きました。

2018年1月31日に選挙が行われ、即日開票の結果、人事部所属の方の得票が3票多くなりました 。ただし、白票が多数投ぜられたこともあり、有権者の過半数には達せず、二人とも労働者の過半数の信任は得られない、という結果に終わりました。

労働者代表が選出されなかった場合、会社はその経過等を書面にまとめた上で、就業規則を労働規準監督署に届けるという選択もできるのですが、今回はそうした判断はせず、保留状態となっています。
今回のように、労働者への不利益変更を含む場合、労働者代表が同意する意見書がない形では、今後争いとなった場合、改訂の有効性が問われることになりますので、この点は、会社としては賢明な判断といえるでしょう。

テクロス社での就業規則改訂をめぐって1

テクロス社における就業規則の改訂の経緯について、紹介します。

テクロス社では、「就業規則」を広く公開しておりませんので、詳しい文面まではここで紹介できないことはあらかじめお断りしておきます。
(最近では、「就業規則」を社外にも公開する動きが見られるようになっており、テクロス社も、ホワイトな会社を志向するなら、HP上に就業規則を掲載し公開するのがよいと思いますが、残念ながら今のところその動きはないようです。)

人事・総務部より、2017年12月20日に「就業規則」の改訂内容が公開され、2018年1月1日より施行する、との通告が行われました。
これに対し、組合員K(当時は組合未加入でしたが、便宜上、以下も組合員Kと表記します)は、下記2点の指摘・意見表明を行いました。

1.就業規則改訂にあたっては、民主的に選出された労働者代表の意見書提出が必要であること
2.今回の改訂には、労働者側への不利益変更(副業禁止規定を強める内容)が含まれており、この変更については反対であること

組合員Kは、本人は副業を行っていないものの、テクロス社内では、イラスト作成などの仕事柄、同人活動等をおこなっている社員が少なからず存在しており、今回の改訂に不安を抱く方がいるであろうと感じ、声を上げました。
また、自分には直接関係ない、ということで見過ごしていたら、どんどん働きづらい会社になっていくとも感じていました。
さらに、今回の改訂にあたって、「育児介護休業法の改正に伴って」という説明だけがなされ、副業規定の文言変更については言及されないまま、変更が加えられていた、ということも、経営側の姿勢に不信を抱くことになりました。
経営・管理者側は、「同人活動は認める」という見解は表明しましたが、明文化されているわけではなく、今回の改訂により、会社側の裁量権・懲罰規定が強まり、勤務時間外の従業員の活動への介入が強まることが危惧されました

ただ、職種間の交流はそれほど活発ではないので、エンジニアやプランナー職の中では、組合員Kが、なぜ細かな文案の改訂にこだわって反対の意思表示をするのか、ピンとこない方も少なくなかったようです。

こうして、組合員Kが声を上げたことにより、テクロス社としては、一方的な通告のみで、就業規則の改訂手続きを進めることはできなくなり、労働基準法の規定に則って、初めて労働者代表選挙が行われることになりました

以下、続きます。

テクロス社員2人目の組合員からの紹介

5月19日からテクロス社員2人目としてユニオンぼちぼちに加入することにしました。

入った理由:
入社した頃の割と平等関係で仕事できた環境が3年に渡って90度転回してトップダウンになった働き環境の中で、下にいる人たちの声が聞こえなくならないようにしつつ、社員全員に働きやすい環境を取り戻したいからです。

一つ目のゴール:
会社にどんどん強くなってきている、人間の本質的なモチベーションを破壊する評価主義の傾向からUターンすることです。つまり、給料まで影響を与えている毎月の自分とチームメンバーに評価を付けないと行けないアンケートを止めることです。

労働委員会に救済申立をしました(2018年12月和解成立)

6月11日(月)に、株式会社テクロスによる不当労働行為(不誠実団交)の救済を求めて京都府労働委員会に申立をしました。

本来であれば会社と労働組合の自主的な交渉により問題解決を図っていきたいところではありますが、進展の見込みがないことから、やむを得ず労働委員会への救済申立に至りました。

(2018年12月和解成立に至りました)

 

ユニオンぼちぼちテクロス分会、活動開始

これまで株式会社テクロス(ソーシャルゲームの開発・運用が主な業務)には、労働組合がありませんでしたが、2018年3月に、社員一人(以下、組合員Kと略)がユニオンぼちぼちに加入し、4月より活動を開始しました。

2018年1月支給賞与が、極端に少額だったことが、組合員Kの組合加入の契機となりました。
4月に組合加入通知書及び団体交渉申入書を提出し、4月、5月と2回団体交渉がもたれました。
この過程で、テクロスの社員がもう一人ぼちぼちに加入することになり、ぼちぼちテクロス分会が立ち上がりました。

団体交渉は2回もたれましたが合意には至らず、組合は、労働委員会に申し立てを行いました(2018年12月に和解に至りました)。

テクロス社は、この2~3年で会社が急成長する中で、制度化が追いつかず、いろいろと問題が顕在化しています。
この中で個人成果主義が強まる傾向にあり、チームとしてよいものを作り、消費者にサービスを提供するということよりも、与えられた仕事を他の社員よりも多くこなすことに仕事の重点がおかれるようになっていると感じます。
これでは結局、社員の働き甲斐を損ない、その結果、長期的に見て生産性が下がることになってしまうのではないでしょうか。

テクロス分会としては、社員の創意と協調によって、よりよい物作りができる職場環境をつくっていきたいと考えています。
分会メンバーは組合の経験がほとんどなく、まだ歩き始めたばかりですが、執行委員の皆さんや他の組合員の方々に協力いただき、経験を共有しながら、成長していきたいと思っております。

今後も、この場で、継続的に活動状況を報告していきます。
感想、意見など、ぜひお寄せください(コメントは、とくに「公開希望」と書かれていない限り、公開しません)。