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長居公園のテント強制撤去、野宿者側が抗議集会(産經新聞)

 大阪市東住吉区の長居公園で行われた野宿者テントの強制撤去を受けて5日午後、野宿者や支援者らが公園内で抗議集会を行った。テントを無くした野宿者の一人は「また、どこかの公園でテントを張って暮らすしかない」と話した。日々を過ごす“家”を失ったホームレスの人たちは同公園内で野営をして寒さをしのぐという。

 撤去に際し、野宿者グループは「一貫して話し合いの場を求めてきたが、結局、ゴミのような扱いを受けた。代執行を最後にするために、今からでも話し合いをしたい」と訴えた。

 しかし、この日会見した市ゆとりとみどり振興局は、テント生活者らに対する今後の対応について、「区役所に相談にくれば、応じる」と述べるにとどまった。市が撤去の理由としてあげた公園整備工事は2月中旬には始める方針という。

 一方、同市の関淳一市長はこの日、「自立に向けた支援策を示しながら、自主撤去の指導・勧告を行い説得を続けてきたが、最後まで応じてもらえなかったので、やむを得ず代執行を行った」とコメント。撤去の正当性を強調した。

 市によると、市内の公園で野宿のために張られているテントは平成18年12月末時点で約640件。長居公園のテントを追われたホームレスの人たちも別の公園でテントを張って生活していくことになりそうだという。

(2007/02/06 10:39)

http://www.sankei.co.jp/chiho/osaka/070206/osk070206000.htm