* 櫻田 和也

revised: 2.Aug.2008
大阪市立大学大学院創造都市研究科 博士(後期)課程

研究テーマ?: precarity/autonomy —— ポスト・フォーディズム生産の社会学的研究

修士論文では『失業のメーデー』と題して、主としてフランスの失業研究とユーロメーデーに至る運動を参照して、失業を前提とする現代的な不安定労働の制度化をふり返り、メディア戦略を駆使し文化実践の展開をはかる社会運動の「再生」を論じた。以来、現代的な失業の視角から、ポスト・フォーディズム労働そのものを考察している。
「創造都市」論においても芸術・文化・情報が重視されており、そこで注目されている文化産業は一見華やかな印象を与えるが、その内実は沢山の不安定雇用・低賃金労働に支えられているのが実態である。かつて、資本の運動に変化のみられた1960年代から70年代にかけて、欧米でも日本でも『要綱』読解にもとづくマルクス労働過程論の再評価があったが、その現代的理解を通じてポスト・フォーディズム時代の<precarity>と<autonomy>の両義性を論じたい。

2007年度共同調査:

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