リモートワークの拡充を

昨年からの新型コロナ感染の拡大、緊急事態宣言発出という事態の中で、
テクロス社でもリモートワーク(テレワーク・在宅勤務)が実施されてきました。

社員のリモートワークは一切認めないという企業も存在する中で、
これは賢明な判断だったといえるでしょう。

その後一部職種で、リモートワークが縮小されましたが、
希望する多くの社員は継続して在宅にて勤務を行い、サービスを提供してきました。

ただ、今年の5月以降になって新型コロナは去年以上の感染の広がりを見せる中、
京都オフィスでは7月にリモートワークが解除されてしまいました。
一時的に関西では感染者数は減ったものの、東京はまだ落ち着いていない中での
リモートワーク解除は時期尚早だったでしょう。

少なからぬ社員は予想していたことですが、その後また関西でも感染者・重症者が増え、

8月2日:大阪府で緊急事態宣言発出
8月20日:京都府・兵庫県で緊急事態宣言発出
8月26日:滋賀県で緊急事態宣言発出

と推移しています。

にもかかわらず残念なことに、今回は、テクロス京都オフィスでは、
いまだにリモートワーク措置が再開されていません
社員に対してきちんとした説明もされず、対話もないままずるずると先延ばしされ、
現在に至っています。

緊急事態の日程は9月12日までとなっておりますが、
感染者数は一時の急拡大期は脱し、減少傾向に転じているように見えますが、
病床使用率は高止まりしている状況で、再延長はほぼ間違いないといえるでしょう。

リモートワークしていた社員がオフィス勤務となったことで、
比較的ゆとりのあったオフィス密度も、現在は上がってしまっています
これによりオフィス内での感染リスクも高くなっているといえるでしょう。
また他府県から電車通勤している社員も少くないことから、
通勤時の感染も心配されるところです。

万一同じタイトル、同じ職種の社員でクラスターが発生すれば、
サービス提供にも支障が出ることでしょう。
通年24時間通してサービス提供しているソーシャルゲーム会社として、
リスク分散をはかることは経営上の観点からも必要でしょう。
それは社員の安心・健康・生命を大切にすることであるとともに、
企業利益にも適う対応といえます。

現状を正しく分析し、広い視野で考えれば、
社員、会社、サービス(神姫、式神など)利用者全体にとってプラスとなる、
リモートワークの再実施・拡充が待たれるところです。

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