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大阪市、長居陸上競技場横の公園で暮らすホームレスに行政代執行(FNN/フジテレビ)

大阪市、長居陸上競技場横の公園で暮らすホームレスに行政代執行によるテント撤去命令

大阪市は長居陸上競技場横の公園で暮らすホームレスに対して、5日朝から行政代執行によるテントの撤去命令を行っている。

ホームレス側の抵抗もあり、作業は午前11時半現在も続いている。

5日午前9時前、職員や警察官などあわせておよそ600人が、ホームレスや支援者が集まる場所にバリケードを築いたあと、怒号の飛び交う中、強制撤去を始めた。

今回の強制撤去は、2007年8月に長居陸上競技場で開催される世界陸上に向けた準備のため、大阪市がテントの撤去命令を出したが、ホームレス10人が従わなかったため、行われている。

大阪市では、自立支援センターなどへの入居を勧めてきたが、ホームレス側は半年しか入居できず、仕事も見つからないとして猛反発していた。

現在、14戸あったテントはほとんどが撤去されているが、ホームレス側の支援者らおよそ200人で抵抗している。

大阪市では2006年、別の公園でイベントがあったときにも行政代執行を行っていて、イベントごとに強制撤去を

繰り返す市のこうした場当たり的な対応では、問題の根本的な解決にはならないといえる。

[5日12時7分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20070205/20070205-00000846-fnn-soci.html