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野宿者って働いてないんでしょ?どうやって生きてるの?

野宿者のなかには建設関係の日雇労働やガードマンの仕事をしている人が多くいます。しかしこれらの労働は、一日単位あるいは週単位の契約関係にあるため、本人の意思とはかかわりなく失業する可能性があります。また、建設関係の仕事は景気に左右されやすく、そのしわ寄せは末端労働者である日雇労働者にいき、最悪の結果として野宿という状態を余儀なくされます。また個人レベルで廃品回収(ダンボール・アルミ缶etc.)を行っている野宿者も多くいますが、このような仕事はそれが自分自身を支える収入源であったとしても、一般に労働とみなされていません。廃品回収は人びとが寝静まった夜間から明朝にかけてされることが多く、十分に認知されにくいという現実があります。このような不安定な労働形態のため、衣食住をまかなうほど十分なお金をもちあわせていません。都心部および寄せ場では野宿者運動団体やキリスト教団体が定期的に炊き出しを行っており、そこで食事を済ませる野宿者も少なくありません。また、賞味期限切れの食品を融通して生活している人もいます。