ご報告:2月2日午前10時大阪市役所にて、みなさまよりお預かりした賛同書(当日7時現在276名分)メッセージとともに声明文を大阪市長宛に提出し、その後プレス報告を済ませてまいりました。たくさんのご賛同、誠にありがとうございました。関西若手研究者有志一同
誠に遺憾ながら既に報道されましたとおり、行政代執行は2月5日午前令書通りに執り行われました。
2007年2月5日、私たちの大切な、長居公園の野宿者テント村は、強制排除された。 /でも、出会いを紡ぐ場の力を信じる私たちは、テント村を終わらせない。可能性を摘ませない。 /もう一度、これからも、大輪の花を咲かせよう。
★日時:2007年10月13日(土) 12時〜、10月14日(日) 10時〜
★場所:大阪市東住吉区 長居公園・自由広場
声明文の名称が誤解を招きかねないものでしたが、文責者が「若手研究者」であっただけのことですので、「若手」「研究者」といった言葉に限定せず、ひろくご賛同ください。
なお、声明書はお書きいただいた賛同書とともになんらかのかたちで大阪市に提出し、またウェブやビラ、マスメディアなど、機会がありましたらさまざまな媒体に公表していく予定です。その際にはご記入いただいたお名前・所属等・メッセージが公表される可能性がありますが(メールアドレスは決して公表いたしません)、この点、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。[賛同者一覧] 2007年2月4日25時現在318名
大阪市は5日午前、長居公園(東住吉区)に野宿者が設置したテントなど13物件について、行政代執行法に基づく強制撤去に着手した。職員約260人や民間警備員、作業員ら計550人を動員。/…/市の動きに対しては、同公園でまつりイベントを開催する地元NPO「長居公園元気ネット」が「緊急性があるとは思えない」と市議会に中止を陳情したり、関西の若手研究者有志約250人が「自立支援の充実をすべき時期なのに強制撤去するのは強権的」と反対声明を出していた。
국제적인 행사를 앞두고 ‘도시환경을 정비’한다며 빈민들의 생존권을 위협하는 것은 한국만의 일은 아니다./오는 8월 오사카에서는 ‘2007세계육상선수권대회’가 열릴 예정이다. 시 당국은 이 대회를 앞두고 지난 1월 18일 오사카 나가이 공원의 노숙인 캠프를 불도저를 동원해 강제로 밀어버린 일이 발생했다. 이어 25일 시 당국은 2월 5일에 강제대집행을 할 것이라는 계획을 발표했다. /…/나가이 노숙인 공동체와 일본의 사회활동가들은 일본 내에서 뿐만 아니라 국제적인 연대를 요청하고, 오사카 시에 항의성명을 보내줄 것을 요청하고 있다.対訳:
国際的なイベントを控えて「都市環境を整備する」という名目で貧者の生存権を脅かすのは韓国だけの事ではない。/来る8月、大阪では「世界陸上選手権大会」が開かれる予定だ。会場となる長居公園では、先立つ1月18日にはブルドーザーでテントが撤去された。引続き大阪市は2月5日に行政代執行をとる旨、25日に戒告した。/…/野宿者のコミュニティや日本の市民社会は日本国内でだけでなく、国際的な連帯を要請している。http://www.newscham.net/news/view.php?board=news&id=38539
大阪市が、長居公園(東住吉区)に住むホームレスらにテントの撤去を求めている問題で、ホームレスについて研究している関西の大学院生らが2日、強制撤去に反対する声明文を関淳一市長に提出した。/...約270人も賛同している。声明文では、市が5日に予定している強制撤去について「話し合いの中で信頼関係を築きつつ、より良い対策に向けて積極的な努力を継続していくべき」と訴えている。
The latest round of eviction in Osaka would happen in early Feb, 2007, under the pretext of hosting the 2007 IAAF World Championships in Athletics. Japan civil society has launched a signature campaign against the eviction. You can sign up and show your support here.http://www.interlocals.net/?q=node/695
大阪市が東住吉区の長居公園でホームレスのテントを行政代執行法に基づき強制撤去すると決めたことに対し、大阪市立大の大学院生らでつくるグループのメンバーは2日、撤去に反対する声明を関淳一市長あてに提出した。/声明は「強権的な手法に踏み切る大阪市の対応は理解に苦しむ。当事者や支援者との信頼関係を破壊すると危惧(きぐ)される」としている。/声明には国内外の大学教員や大学院生ら276人が賛同している。http://osaka.nikkansports.com/news/f-on-tp6-20070202-150620.html
関西の大学の若手研究者らで構成するグループが「大阪市・長居公園テント村に対する行政代執行に関する研究者声明」を発表した。それによると2002年に施行された「ホームレスの自立の支援に関する特別措置法」にもとづき、野宿生活者の自立へと向けた政策が本格化している。大阪市はこれまで全国に先駆けて革新的な社会事業を展開しており、野宿生活者に対するより包摂的で斬新な社会事業を再度生み出していく責務がある」などとし、「今回のテント・小屋に対して執り行われようとしている行政代執行に関しては、これに反対する」としている。声明には大阪市立大学、大阪大学、神戸大学、関西学院大学など多数の大学の研究者ら179人が賛同して名を連ねている。http://www.janjan.jp/area/0701/0701309130/1.php]]>
行政代執行の手続きをただちに中止してください。
私たちは、争いではなく、話し合いを求めます。私たちがここにとどまり続けるのは、大阪市の用意する対策のいずれを選ぶこともできず、立ち退くにも行く当てがないため、立ち退くことができないでいるからです。大阪市も野宿者対策の不十分さは認識しているはずです。その結果が、現在においても700軒のテント・小屋がけで生活する野宿の仲間が今もい続けることに現れています。彼らはいずれも、私たちと同様に対策メニューを選ぶことができないでいる仲間です。
一年前の大阪城公園・うつぼ公園での行政代執行以降も、日本橋公園や天王寺公園、恵美公園などで仲間が強制的な排除を受けました。私たちは、もう二度と強制排除を繰り返さないためにも、その対策の不十分さを生めるための話し合いを求めます。
具体的には、私たちがここを立ち退いても生きていくことのできる移転先の提示を求めます。新たな場所で生活するに当たって、周辺住民の方にさまざまな配慮をする必要もありますし、場合によっては地域の自治会の方などと話し合いの機会も必要だと思います。そうした道筋について話し合うこともできると思います。
また、私たちの仲間4人が提出した弁明書にも、返答をお願いします。私たちは弁明書についてあなた方から何一つ答えを聞いていません。新聞で「正当な理由はない」というコメントを見ただけです。これは、人間としてひどい扱いだと思います。
私たちは「除却命令」「戒告」の手続きのとき、無用な対立をあおられるような事態を避けるため、向かいの広場で待機していました。あなた方は、私たちが広場にいることを承知の上で、私たちを完全に無視して小屋に向かって「中桐さん、中桐さん」などと話しかけていましたね。これもまた、人間をバカにしたひどい態度だと思います。私たちは人間ではなくモノですか?
改めて訴えます。脅迫まがいの説得ではなく、排除に向けた手続きではなく、生きていくための、人間としての話し合いを求めます。
行政代執行を止めることができないなら、この長居公園で最後にしてください。
平成19年1月25日付け大ゆ第31148号をもって戒告したが、あなたはその履行期限である平成19年1月29日を経過してもまだ、その義務を履行していない。行政代執行法(昭和23年法律第43号)第2条の規定により次のとおり代執行を行うこととしたので、同法第3条第2項の規定により通知する。
なお、上記代執行に要する費用は、行政代執行法第2条の規定に基づき、あなたから徴収する。
また、除去した有価物は、大阪市ゆとりとみどり振興局緑化推進部管理課への申し出に応じて、当局生野保管所(大阪市生野区巽西2丁目)で引き渡す。もし、申し出または引き取りがないため損害を生じても、本市はその責任を負わないから、念のため申し添える。
所 在 長居公園の別紙図で示す範囲内
物 件 別紙写真のブルーシート製テント及びあなたが所有、占有又は管理するその他の不法占有物
平成19年2月5日
大阪市南部方面公園事務所長 井上 幸治
約100,000円
この処分に不服があるときは、この通知を受けた日の翌日から起算して60日以内に行政不服審査法(昭和37年法律第160号)第6条の規定により、大阪市長に対して異議申立てをすることができる。
また、この通知を受けた日の翌日から起算して6箇月以内に、大阪市を被告として処分の取消しの訴えを提起することもできる(訴訟において大阪市を代表するものは、大阪市長となる。)。ただし、この処分について異議申立てをした場合には、これに対する決定があったことを知った日の翌日から起算して6箇月以内に当該訴えを提起することができる。
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