社会福祉法人釜ヶ崎ストロームの家 入居者追い出し事件 裁判提訴集会
利用者の自己決定が尊重される支援を!
日時:2014年4月6日(日) 16時から
会場:喜望の家 (所在地:大阪市西成区萩の茶屋2-8-18)
集会後は、交流会もやるンデス!!
主催:釜ヶ崎ストロームの家による人権侵害を許さない会
呼びかけ人:大谷隆夫(釜ヶ崎医療連絡会議代表理事)
生田武志(野宿者ネットワーク代表)
呼びかけ団体:ユニオンぼちぼち(関西非正規等労働組合)
発端となった不当解雇事件
釜ヶ崎ストロームの家で働いていた清水裕さんは2013年2月22日の朝、上司から突然懲戒解雇を言い渡されました。解雇理由は「利用者に他の施設の話をしたため」という納得しがたいものでした。その後、組合との交渉で施設側は不当な懲戒解雇を撤回しました。しかし、清水さんを解雇したこと判断は間違っていないという主張を崩しませんでした。
2013年3月26日 入居者追い出し事件
坂本篤重さんは2009年頃からジョイに入居し、就職に向けて頑張ってきました。ストロームの職員は数年にわたり「うちが支援してやらなかったら、今頃は刑務所」などと、過去に逮捕歴のある坂本さんを脅してきました。また、清水さんの不当解雇事件に疑問を持ち、ジョイの食事をとらなくなった坂本さんに「そんな事をしたらジョイを出て行かなければいけない」「坂本さんが清水さんと連絡を取れば、清水さんは精神保健福祉士の資格を失い、刑務所に入れられる。携帯の番号を消しなさい」とも脅した疑いがあります。
坂本さんは脅しに屈しなかったため、ストロームの家の職員から「生活態度が悪い」と評価を受け、既に内定を受けていた就職を勝手に断られました。軽度の知的障がいで、読み書きに障がいがある坂本さんと就職先との間の連絡はストロームの家の職員が行っていましたが、その立場を利用し、勝手に就職先に電話を入れて内定を取り消したのです。更に、3月末日までの家賃が支払い済みであるにも関わらず、担当職員の乾氏はジョイの鍵を取り上げ、着替えも家具も持たせないまま自室への立ち入りを禁止し、彼を路上に放り出しました。
坂本さん事件は村田浩治弁護士(堺総合法律事務所)、南和行弁護士(なんもり法律事務所)、吉田昌史弁護士(なんもり法律事務所)の3人の弁護士が引き受けて下さる事になりました。
今回の集会では、3人の弁護士の方々を迎え、裁判でどう闘っていくのかを話していただきます。集会後には交流会も予定しております。是非お越しください。
※社会福祉法人釜ヶ崎ストロームの家と社会福祉法人ストローム福祉会は別の法人です。
[現代の貧困の談]社会福祉法人釜ヶ崎ストロームの家 入居者追い出し事件 裁判提訴集会
貧困ビジネスはこの間マスコミ等でも取り上げられていますが、「支援」という名目の社会ビジネスとかNPO・福祉法人における人権侵害は、なかなか表面化しないのですね! 社会福祉法人釜ヶ崎ストロームの家 入居者追い出し事件 裁判提訴集会 利用者の自己決定が尊重され