月別アーカイブ: 2014年3月

おおさかユニオンネットワーク総行動!

去る3月24日(月)、おおさかユニオンネットワークによる総行動が取り組まれました。総行動は争議中の会社に対して、ユニオンネットに加盟する各労働組合が「よってたかって」解決に向けて圧力をかけようという抗議行動で、毎年春闘の時期に行われます。今年はぼちぼちも釜ヶ崎ストロームの家に対する抗議行動をセットしてもらいました。
◇今年のプログラム
・NTT西日本(電通合同労働組合):60歳以上の雇用延長についての事実上の組合差別
・日本航空(JAL争議団):不必要なリストラによる組合活動家排除
・イトウ商事運輸(全日本港湾労働組合大阪支部)
・櫻宮化学(全日本建設運輸労働組合関西生コン支部):団交拒否
・大阪市役所(なかまユニオン):刺青調査不当処分
・市役所前ビラまき行動(全体):前日大阪市民のわずか5分の1以下の「民意」を得た橋下市長への批判
釜ヶ崎ストロームの家(関西非正規等労働組合ユニオンぼちぼち):理事長の選任をせず裁判を遅らせたことへの抗議
・大阪府教育委員会(大阪教育合同労働組合):非常勤講師の短期間解雇問題(被雇用者としての権利が発生しないように年度替わりだけ、解雇して「毎年」1年雇用する)
大体、総行動をセットされるような企業は、組合に敵対的で、ろくなことをしていません。例年の名物(いや、とっとと解決したほうがいいだけど)は櫻宮化学で、ここの社長は社員の給与はケチるくせに、ハトや野良猫に餌をやって回っているという人物で、シュプレヒコールで、「社長はハトにえさやるなー」と言われているという…。
ぼちぼちは久しぶりの釜ヶ崎ストロームの家でした。あいにく実質的経営者の施設長は不在(まさか、感づかれたか!)で、サービス管理責任者に抗議申し入れを渡しました。ただ、抗議申し入れ書の受け取り一つも「受け取っていいかどうかを、確認してもいいでしょうか?」と、その場に不在の施設長の確認がいるなどという、相変わらずぶりにあきれました。受け取るだけなら郵便物を受け取るのと大差ないのにね。
朝8:30から17:00過ぎまでの長丁場お疲れ様でした。
総行動写真
*以がストロームの家の前で行った写真です。
ストローム前行動

3月22日:定例カフェ

3月の定例カフェを実施しました。
参加者は5名。
介助労働の悩み、「オリーブ少女」・「渋谷系」、酒好きの習性、などなど幅広い話題が展開しました。
1人あたりの費用は350円でした。
【前菜】厚揚げといりこと水菜のサラダ(自家製ドレッシング)
【メイン】フレッシュトマトとベーコンのパスタ
*水菜・トマト:京都府産
*いりこ:水俣産
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入居者追い出し事件 裁判提訴集会

 
社会福祉法人釜ヶ崎ストロームの家 入居者追い出し事件 裁判提訴集会
  利用者の自己決定が尊重される支援を!

日時:2014年4月6日(日) 16時から
会場:喜望の家 (所在地:大阪市西成区萩の茶屋2-8-18)
   集会後は、交流会もやるンデス!!
       
主催:釜ヶ崎ストロームの家による人権侵害を許さない会
 呼びかけ人:大谷隆夫(釜ヶ崎医療連絡会議代表理事)
       生田武志(野宿者ネットワーク代表)
 呼びかけ団体:ユニオンぼちぼち(関西非正規等労働組合)
 発端となった不当解雇事件
 釜ヶ崎ストロームの家で働いていた清水裕さんは2013年2月22日の朝、上司から突然懲戒解雇を言い渡されました。解雇理由は「利用者に他の施設の話をしたため」という納得しがたいものでした。その後、組合との交渉で施設側は不当な懲戒解雇を撤回しました。しかし、清水さんを解雇したこと判断は間違っていないという主張を崩しませんでした。
 2013年3月26日 入居者追い出し事件
 坂本篤重さんは2009年頃からジョイに入居し、就職に向けて頑張ってきました。ストロームの職員は数年にわたり「うちが支援してやらなかったら、今頃は刑務所」などと、過去に逮捕歴のある坂本さんを脅してきました。また、清水さんの不当解雇事件に疑問を持ち、ジョイの食事をとらなくなった坂本さんに「そんな事をしたらジョイを出て行かなければいけない」「坂本さんが清水さんと連絡を取れば、清水さんは精神保健福祉士の資格を失い、刑務所に入れられる。携帯の番号を消しなさい」とも脅した疑いがあります。
 坂本さんは脅しに屈しなかったため、ストロームの家の職員から「生活態度が悪い」と評価を受け、既に内定を受けていた就職を勝手に断られました。軽度の知的障がいで、読み書きに障がいがある坂本さんと就職先との間の連絡はストロームの家の職員が行っていましたが、その立場を利用し、勝手に就職先に電話を入れて内定を取り消したのです。更に、3月末日までの家賃が支払い済みであるにも関わらず、担当職員の乾氏はジョイの鍵を取り上げ、着替えも家具も持たせないまま自室への立ち入りを禁止し、彼を路上に放り出しました。
 坂本さん事件は村田浩治弁護士(堺総合法律事務所)、南和行弁護士(なんもり法律事務所)、吉田昌史弁護士(なんもり法律事務所)の3人の弁護士が引き受けて下さる事になりました。
 今回の集会では、3人の弁護士の方々を迎え、裁判でどう闘っていくのかを話していただきます。集会後には交流会も予定しております。是非お越しください。
※社会福祉法人釜ヶ崎ストロームの家と社会福祉法人ストローム福祉会は別の法人です。