「立命大 雇い止め撤回/労組に回答 非常勤講師7名に」(『赤旗』2018年2月14日)
立命館大学(京都市)は13日、労働組合との団体交渉で、非常勤講師7人の3月末での雇い止め通告を撤回しました。
団体交渉は、関西圏大学非常勤講師組合とユニオンぼちぼちが行い、立命館大学教職員組合がオブザーバー参加。非常勤講師の5年雇い止め制度を撤廃して無期雇用への転換をはかること、今年度末の雇い止めを撤回することを求めました。
大学当局は、雇い止め通告を受けている非常勤講師については、雇用を継続させるか金銭的補償を行うとしていました。5年雇い止め制度は、その場で撤廃するとは言いませんでしたが、撤廃も含めて検討するとしました。
立命館は1月30日、5年雇い止め制度を就業規則に導入するにあたって、意見聴取に必要な労働者代表選出に不備があったとして、労働基準監督署から是正勧告を受けていました。