社会福祉法人ストロームの家 不当解雇事件報告集会と入居者追い出し事件決起集会

社会福祉法人ストロームの家不当解雇事件報告集会と入居者追い出し事件決起集会を行います。
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日時:2013年12月8日(日)18時〜
場所:喜望の家(大阪市西成区萩之茶屋2-8-18)

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プログラム(発言順)
①不当解雇事件報告集会
 南守さん(ユニオンぼちぼち執行委員)
 清水裕さん(不当解雇事件当該)
②入居者追い出し事件決起集会
 清水裕さん
 村田浩治さん(堺総合法律事務所弁護士)
 大谷隆夫さん(釜ヶ崎医療連絡会議代表理事)
 生田武志さん(野宿者ネットワーク)
 ユニオンぼちぼち執行部から
 賛同団体からの連帯アピール
質疑・応答
 坂本篤重さん(追い出し事件当該)
主催:釜ヶ崎ストロームの家による人権侵害を許さない会
呼びかけ人:大谷 隆夫(釜ヶ崎医療連絡会議代表理事)
      生田 武志(野宿者ネットワーク)
呼びかけ団体:関西非正規等労働組合(ユニオンぼちぼち)
お問い合わせ先:06-6647-8278(電話・FAX)

 社会福祉法人釜ヶ崎ストロームの家(以下ストロームの家)は、大阪市西成区にあるアルコール依存症の方・知的障がいを持つ方の支援施設です。このストロームの家において、
 ① 労働者の不当解雇事件
 ② 同法人が運営するグループホーム・ジョイ(以下ジョイ)から入居者が追い出される事件
が起きました。
 多数の方にご支援をいただいておりますが、②の人権侵害に係る問題は一朝一夕に解決するものではありません。今回の集会では、現状のご報告とあわせ、引き続いてのご支援をお願いしたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

2013年2月22日 不当解雇事件
 ジョイで働く清水裕さんは出勤直後、上司から突然懲戒解雇を言い渡されました。解雇理由は「利用者に他の施設の話をしたため」という納得しがたいものでした。その後、組合との交渉でストローム側が挙げた解雇理由は以下の通りです。
 ●休日に他の事業所の見学に行った
 ●他の施設の見学を利用者に提案した
 ●再飲酒し、具合の悪くなった入居者にスポーツドリンクを差し入れた
 ●夜間に帰宅しなかった入居者の部屋の見回りを1回増やした
 施設長の村松氏は「生半可な飲み方をする人はアルコール依存症ではない」「命に別状がないなら放っておく」という支援方法を組合側に説明しました。これは一歩間違えば利用者の生死に関わる、障がい者虐待とも言える支援方法ではないでしょうか。
 9月20日、団体交渉で施設側は不当な懲戒解雇を撤回しました。しかし上述の支援方法も、清水さんを解雇したことも間違っていないという主張を崩しませんでした。

2013年3月26日 入居者追い出し事件
 坂本篤重さんは2009年頃からジョイに入居し、就職に向けて頑張ってきました。ストロームの職員は数年間にわたり「うちが支援してやらなかったら、今頃は刑務所」などと、過去に逮捕歴のある坂本さんを脅してきました。また、清水さんの不当解雇事件に疑問を持ち、ジョイの食事を摂らなくなった坂本さんに「そんな事をしたらジョイを出て行かなければいけない」「坂本さんが清水さんと連絡を取れば、清水さんは精神保健福祉士の資格を失い、刑務所に入れられる。携帯の番号を消しなさい」とも脅した疑いがあります。
 坂本さんは脅しに屈しなかったため、ストロームの家の職員から「生活態度が悪い」と評価を受け、既に内定を受けていた就職を勝手に断られました。更に、3月末日までの家賃が支払い済みであるにも関わらず、担当職員の乾氏はジョイの鍵を取り上げ、着替えも家具も持たせないまま自室への立ち入りを禁止し、彼を路上に放り出しました。

今回お集まりいただく喜望の家では、かつてストロームの家の施設長・村松氏が「のぞみ作業所」という施設を開いていました。村松氏は当時も2名の職員に対し不当解雇事件を起こしています。2名の職員は一旦職場復帰したものの、村松氏からイジメられ自主退職に追い込まれました。喜望の家で支援をしていた頃からも、村松氏の利用者さんへの虐待(殴る、どなるなど)はあったようです。
同様の事件を二度と起こさないため、私達はこの件を通じ、障がい者福祉のあり方を問いたいと考えます。

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