私たち関西非正規等労働組合ユニオンぼちぼちは、関西圏大学非常勤講師組合、ゼネラルユニオンとともに、下記の声明を出すことになりましたので、ご報告いたします。
「授業担当講師制度」および合理性のない有期雇用契約に反対する声明
私たち、関西圏大学非常勤講師組合、ゼネラルユニオン、関西非正規等労働組合ユニオンぼちぼちは、授業担当講師制度に反対し、2016年度からの導入の撤回を求めます。授業担当講師制度は、改正労働契約法によって開かれた無期転換の道を閉ざす脱法的な制度です。制度の内容・導入方法は、労働契約法第3条各号の労働契約の原則、および第9条・第10条の労働契約の内容変更の原則に反しています。
また立命館大学は、講義や事務的な業務などが複数年にわたり継続して存在している、または存在すると想定できる労働者と、1年あるいは1年未満の有期雇用契約を締結しています。これは労働契約法第17条第2項にある「労働者を使用する目的に照らして、必要以上に短い期間」の契約に該当すると考えられるので、このような契約はなくしていくよう求めます。立命館大学が、改正労働契約法の立法趣旨を尊重し、不安定雇用の問題解消に積極的に取り組んでいくことを要求します。
「授業担当講師制度」および合理性のない有期雇用契約に反対する声明
コメントを残す