月別アーカイブ: 2016年2月

2月27日(土)定例カフェを開催します

2月27日(土)は第四土曜日ということで定例カフェを開催いたします。メニューはボロネーゼです。18時くらいから始めます。場所は京都事務所です。どなた様でも参加できますので、よろしければお越しください。食事をされる方からは300円程度の実費をいただいております。

 

また、メーデーについての話し合いも同時並行でする予定です。そちらのほうでもお気軽にご意見をいただければ幸いです。

 

もちろん通常の労働相談も13時より受け付けておりますので、何かありましたらご連絡ください。

 

立命館大学に公開質問状を出しました。

労働基準法では、残業をさせる場合や就業規則を改定する場合などにおいて、事業所で雇われている労働者の過半数が入っている労働組合の代表か、もしそのような労組がない場合は労働者の過半数を代表する人(労働者代表選挙によって選ばれる)との手続きが必要だと定めています。

立命館大学には、事業所で雇われている労働者の過半数が入っている労働組合がないので、労働者代表選挙によって代表を選出しなければなりませんが、投票率は50%を切っており、過半数を代表できるものはおりません。そのため、残業をさせるための協定(三六協定)を結んだり、就業規則を改定したりできません。

2016年1月25日の団体交渉において、ユニオンぼちぼちは、学校法人立命館に対してそのことを指摘し、労働基準監督署からも違法性を示唆されたことを伝えました。そして法人として労基署に確認するように訴えましたが、後日「労働者代表選挙に問題はない」「労働基準監督署にも問い合わせていない」という回答が来ました。

そこで学校法人立命館の総長である吉田美喜夫(法務研究科・法学部教授)に公開質問状を出し、ゼネラルユニオン、関西圏大学非常勤講師組合とともに団体交渉申入れ書を提出しました。

今後の動きにご注目下さい!

【転載】「鮮度が落ちるから入れ替え」ベローチェ雇い止め訴訟が和解…元バイト女性に解決金

カフェ・ベローチェでの雇い止め訴訟が和解になったというニュースが入ってきました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160216-00004297-bengocom-soci

この件はかなり早い段階から話を聞いていて、「鮮度が落ちるから入れ替え」という表現に衝撃を受けたのでよく覚えています。

 

この従業員の方は「尊厳が回復されないまま諦めるのはいやだった」とのことですが、ユニオンぼちぼちでもそのような気持ちを応援しておりますので、納得のいかない雇い止めや会社からの発言などがあればご相談ください。

 

【情報転載】若手活動家を世界に送ろう!〜クラウドファンディングのお願い〜

組合員の方から以下の情報が寄せられましたので、転載いたします。

 

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若手活動家を世界に送ろう!
なにわユニオンメンバーが、シカゴで米国や国際的な労働大会に参加
〜クラウドファンディングのお願い〜

2016年4月に米・シカゴでレイバーノーツ大会が開かれます。ここは、世界各国から闘う労働者や活動家が集まる場。日本からは13人で団を組み、日本の労働と人権、沖縄基地問題などについて発表する予定です。アメリカなどで若い労働者が、最低賃金引き上げの運動や差別撤廃運動の牽引力となっているのを見て、今年は「日本の若者にもたくさん参加してもらいたい!」と考えました。
国際連帯行動でむずかしいのは、資金面。若い労働者は参加したくても収入が200万円程度と低く抑えられているため、断念させられてきました。
そこで、今年はじめて、クラウドファンディングを呼びかけ、みんなで資金応援することにしました!2月15日までの10日間で、旅費不足分の8万円を集めます。ぜひぜひご協力ください。(一口 2000 円)

※呼びかけ人 山崎精一(Labor Now 共同代表)/マット・ノイズ(明治大学非常勤講師) /松元ちえ(レイバーネット TV/ジャーナリスト)

振込先 00190-7-559158
(郵便振替口座 Labor Now)※「中村カンパ」と明記して下さい。

※ 振り込んだら下記にメールでお名前と振込金額をお知らせ下さい。
大会参加後の報告の案内を差し上げます。apjpyama@blue.ocn.ne.jp 山崎精一

私たちが応援する中村 研さん(なにわユニオン書記長)てこんな人・・・・
労働組合活動家として、職場での組織化に最大の関心をもつ一方で、街頭デモなど路上での運動をどのように作り上げるのかを考えてきた。「戦略的な労働者の組織化や社会への発信力の強化が、労働運動の課題と感じています。組織化のために戦略的に資源を投資するアメリカの労働運動を知りたい」と話す。
レイバーノーツ大会を通じて、NGO と連携した草の根の運動を展開している、海外の多くの活動家や団体と交流し、社会的な存在としての労働運動を学びたいという。
中村さんは、労働運動とは別に、大阪でサウンドデモを10年以上も企画してきた。最近では、反原発デモやヘイトスピーチへのカウンター行動などにも参加し、そこで出会った人々と一緒に、昨年の「都構想」をめぐる大阪市住民投票や戦争法案反対デモでも行動してきた。
シカゴ大会の参加目標は、コミュティオーガナイジングを取り入れた労働運動を学び、アメリカから拡大した生活底上げ運動“Fight for $15”にかかわる仲間と経験交流することとしている。