(以下、転送歓迎)
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〈LGBTと労働 第五回〉「職場を変えちゃおう!」のご案内
連続学習会「LGBTと労働」は、LGBT当事者が自分の労働環境を共有し、地域社会
にLGBTの労働環境の不自由さを伝え、お互いに働きやすい環境を作っていくきっ
かけづくりをめざすものです。
いままで、トランスジェンダーの労働争議の実際(第一回)、職場でのカミング
アウト(第二回)、LGBTの職場の工夫(第三回)、弁護士さんを招いてLGBTの労
働問題の法律相談(第四回)などを行ってきました。
第五回目では、LGBT当事者が職場を実際に変えるとしたらどんなやり方があるの
か、みんなで出し合います。
学習会後は鍋をします。
■日時 2011年2月5日(土)16:00~
■場所 QWRC(大阪市北区中崎西1-1-7-トーカンマンション408)
*入り口のインターホンで「408」を押してください。スタッフが開錠いたします
。
(●tel 06-6374-0488)
参加費 500円
主催 QWRC:http://www.qwrc.org
http://qwrc.exblog.jp/
共催 ユニオンぼちぼち:http://rootless.org/botiboti/blog/
*各回の様子は上記blog等でご確認ください。
申込 QWRCまで info★qwrc.org 会場に限りがあります。
できましたら事前にご予約ください。
★を@に変更ください。
助成 大阪府人権協会助成事業
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「学習会」カテゴリーアーカイブ
ユニオンぼちぼち1月学習会
ユニオンぼちぼち1月学習会
「労働組合ってなんだろう」
日時 1月20日(木)19:00
場所 ユニオンぼちぼち大阪事務所(釜ヶ崎医療連絡会議気付)
講師 橋口 昌治(ユニオンぼちぼち副委員長)
アクセス 大阪市営地下鉄動物園前駅9番出口すぐ
JR新今宮駅東口南へ徒歩10分
ここ数年私たちの組合を含む多くの労働組合が、各地で労働運動に取り組む中で、労働組合への注目が少しずつ増えてきています。しかし、労働組合への組織率(すべての労働者に対して、労働組合に加入している人の割合)はいまだ低く、労働組合の役割はおろか、存在すら知らない人もまだまだ多いのではないでしょうか。
私たちの組合の仲間も例外ではありません。私たちの仲間の多くは、職場や生活で問題を抱えて、労働相談にやってきて組合に加入しました。必ずしも労働組合の理念や活動を理解、共感して集まっているわけではありません。私たちが何のために活動しているのか、今一度振り返る機会が必要ではないかと考えました。
そこで、今回の学習会では、当組合副委員長であり、労働問題についての研究者としても活躍している橋口昌治さんに、そもそも労働組合というものは何なのか?ぼちぼちが何のために活動しているのかなどについて分かりやすく解説してもらいます。皆さん、お誘い合わせのうえ、ぜひお越しください。
非組合員の方も参加できます。組合員の方には交通費が支給されます。
LGBTと労働 第四回
>LGBTと労働 第四回
「弁護士に聞いてみよう、法律で出来ること、出来ないこと」
LGBTと労働問題において使える法律や法の限界点、現状を知しろう。
実際のトラブルを取り上げ、ユニオンぼちぼちさん、QWRC、弁護士さんで解決方法を考えていきます。
日時1月8日(土)13:00~ 16:00
場所:大阪医療技術学園専門学校
〒530-0044 大阪市北区東天満2-1-30
http://www.ocmt.ac.jp/
最寄り駅:
谷町線・堺筋線「南森町駅」徒歩約8分
JR東西線「大阪天満宮駅」徒歩約3分
京阪電車「天満橋駅」徒歩約8分
参加費:1000円 (軽食付き)
主催:QWRC http:// www.qwrc.org/
協力:ユニオンぼちぼち http:// rootless.org/botiboti/
申込:QWRCまで info★qwrc.org 会場に限りがあります。
できましたら事前にご予約ください。
★を@に変更ください。
この企画は、LGBT当事者が自分の労働環境を考える機会にすると共に
地域社会に対してLGBTにとっての労働環境の不自由さを伝え
お互いに働きやすい環境を作っていくきっかけづくりを目的としています。
*大阪府人権協会助成事業
------------------------------------ここまで
「LBGTと労働相談」チラシ
LGBTと労働相談(第二回)
「LGBTと労働相談」(第二回)が堂山distaで終了しました。
参加者は20人ほど。
ユニオンぼちぼちは、大阪自彊館を相手取った性同一性障害雇い止め裁判の支援、マッサージ師尾崎さんの差別解雇を支援した「トランスジェンダーの安心して働ける職場を★」の後に、大阪を中心に活動するQWRCさんと一緒にセクシュアルマイノリティ(レズビアン、ゲイ、トランスジェンダー、バイセクシュアルなど)の労働問題にとりくんできました。
この企画は連続企画の二回目です。大企業で研究職として働くゲイ男性Aさんと、医療福祉職で働くバイセクシュアル・レズビアン女性Bさんのお二人の報告と質疑応答がありました。
Aさんは、セクシュアルマイノリティである自分と社会人としての自分を切り離し、職場では社会人としてある程度わりきって生活するという技術について話してくださいました。Bさんは、カミングアウトしないことで、職場と私生活のつじつまがあわなくなった経験から、職場でカミングアウトし、周囲の理解を少しずつえながら生活を組み立てているというお話をしてくださいました。
お二人ともに、結婚することを前提にした会話の圧力(結婚圧力)にさらされ、わずらわしく思い、ときには悩まされ、この圧力との向き合い方について話しておられたように思います。職場に異性愛者以外が存在しないという振る舞いの結果として生み出される、表面化しにくいこのような圧力。これらをセクハラ・パワハラと同じように環境配慮義務違反として語れないか、いや、そうしたら結局カミングアウトしなくてはいけなくなる、などなど議論が交わされました。
中休みに堂山の中華料理屋さんの肉まんとたこ焼きをつまみながら、まったり。後半は、トランスジェンダーの方の採用拒否の話を中心に、採用時の情報・履歴書をめぐる問題が議論されました。
セクシュアルマイノリティの労働問題とは何か、その糸口をみなで探れる場になったと思います。法律による線引きはある程度あるけれども、相談を聞く人・相談を話す人の感性や問題意識によって、労働問題とされてこなかった領域も、労働問題の場にもちあげることができたら、そのような場をこれからつくっていこう!と確認されました。
次回は、京都バザールカフェにて。12月4日15時からです。