学習会「大阪は誰のものか-府市同日選挙をふりかえる」のお知らせ

4月の学習会は、「大阪都構想」住民投票(5月17日投開票)を控え、投票率と平均世帯年収などとの相関図をもとに「橋下現象」を分析してきた櫻田和也さんにお話を伺います。
「大阪は誰のものか-府市同日選挙をふりかえる」
講師:櫻田和也さん(大阪市立大学都市研究プラザ)
4月26日(日)15~17時(14時45分開場)
会場:山口文化センター ≪地図
○地下鉄四つ橋線・花園町駅徒歩4分
○南海線、地下鉄堺筋線・天下茶屋駅5分
会費:200円
⚫︎企画趣旨
下にある「櫻田さんの作成した図」からは、2011年11月の府市同日選挙において、橋下市長が平均世帯年収と転入率が高い区で特に支持を受けたことがわかります。
よく言われていることですが、1990年代半ばから大阪市の都心6区(中央、西、北、浪速、天王寺、福島)の人口は増えています。いわゆる「都心回帰」と呼ばれる現象です。大阪の風景を大きく変えたタワーマンションが、その象徴と言えます。また人口増加と同時に専門職や事務職などのホワイトカラーの割合も増え、都心6区と他の区との違いが際立ちつつあり、それが「橋下市長が平均世帯年収と転入率の高い区で特に指示を受けた」ことにつながっているのではないかと考えられます。つまり「橋下現象」の背景には、大阪市に住む人々や街そのものの変化があるのではないかと。
そのような問題意識があり、住民投票告知の前日に、府市同日選挙の結果などから見えてくる大阪市の変化や展望について櫻田さんの話を伺えたらと思い、企画をしました。
⚫︎プログラム
15:00〜 趣旨説明 橋口昌治(ユニオンぼちぼち副執行委員長)
15:10〜 講演 櫻田和也さん(大阪市立大学都市研究プラザ)
16:10〜 質疑応答・意見交換
▽櫻田さんの作成した図
平均世帯年収 http://ow.ly/i/zbfO/original
老齢人口率 http://t.co/ZmbyTGAc
失業率 http://t.co/IQ5vo7a0
転入率 http://t.co/V2Ne3ZRR

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