10月13日(土)は当組合の定期大会を大阪で開催するため、労働相談をお休みさせていただきます。メールでの相談は随時受け付けていて、1,2日以内に返信するようにしています。
#立命館大学 は教職員に「嘘をつき続けろ」という命令をするな
本日、ユニオンぼちぼちと関西圏大学非常勤講師組合で、学校法人立命館に対する抗議行動を行いました。
5年雇った講師を一律でクビにする「授業担当講師」制度によって生活基盤を奪われ、研究職を諦めた人、関西に住めなくなって引っ越した人、日本にいられなくなるかもしれない危機に陥った人、履歴書の教育歴に穴が開いてしまった人など、たくさんの被害者がいることを、本部で働く教職員の方々に聞いてもらいました。
ビラの受け取りはよく、学内でも関心を持ってもらっているのだという感触を得ました(あと黒塗りの車から降りてきた理事らしき人物が迷惑そうに見ていたのが印象的でした)。
先日、藤井人事部長が「労働契約法の改正が授業担当講師を導入するきっかけになった」と脱法行為であることを実質的に認める発言をしました。
しかし次の団交で、またひっくり返してくるかもしれません。
学校法人立命館は、藤井人事部長をはじめとする交渉担当者「何がなんでもウソをつき通せ」と命じたりせず、間違いを認め、不当な雇い止めに対する補償をきちんと行い、授業担当講師制度を廃止してほしいです。
#立命館大学 は人間、法律、言葉、歴史を大切にしてほしい。
本日9月19日、学校法人立命館に対して「抗議文および団体交渉申し入れ書」を出しに本部のある朱雀キャンパスに行ってきました。申し入れ書を渡しにいく前に、出勤する職員の方々にビラを渡していたところ、藤井人事部長と人事課長が来たので少し話をしました。
藤井部長が「我々は十分説明をしている」と言うので「なぜ5年雇止めの起点が2013年だったのか、十分に説明できていないですよね?」と反論したところ「2013年にしたのは、労働契約法の改正があったから。労働契約法の改正をきっかけに、非常勤講師の雇用期間について見直しを始めた。授業担当講師制度の導入も見直しの中に含まれる。我々としては、労働契約法の改正が契機になっているから2013年を起点にした。ただそれは間違いであったと認める。だから就業規則からも関連する条項を削除した」と説明しました。
法人は、これまで授業担当講師と労働契約法改正は関係ないと説明してきましたが、その関係を認め、やっとまともな説明をするようになってきました。
しかし組合が
「労働契約法の改正が議論開始のきっかけなら、脱法行為ではないか」と質しても「脱法行為をしているという認識はない」、
「2013年を起点としたことが間違いであったと認めるなら、2017年度末の雇止めも間違いだったのではないか」と質しても「雇止めが間違いだったとは考えていない」、
「労働契約法と授業担当講師の関係など、組合が主張してきた内容を認めるかたちで説明を変えてきているじゃないですか」と質しても「組合と法人の主張は平行線だ」
という回答を繰り返しました。
会議があるので戻らないといけないと藤井人事部長が言うので、「根拠のない雇止めをしておきながら、その間違いを認めないなど企業よりも酷い対応であり、税金の補助を受ける教育機関、法学部やロースクールのある大学のする対応ではない。次の団体交渉では、雇止めによって生活とキャリアが破壊された講師がいることにきちんと向き合った回答をしてほしい」と最後に伝えました。
学校法人立命館は、どこぞの首相のように、「認識していない」「間違ったことはしていない」「平行線だ」と言い続けたら、しのげると考えているようです。
理事会が問題に誠実に向き合うまで、私たちは抗議行動を続けます。
立命館大学は人間を大切にしてほしい。
法律を大切にしてほしい。
言葉を大切にしてほしい。
歴史を大切にしてほしい。
関西非正規等労働組合、関西圏大学非常勤講師組合
9月22日のカフェはギリシア料理です
#立命館大学 は人間を大切にする大学になってほしい。
私たちは、5年で一律に講師をクビにする「授業担当講師制度」の廃止と、2017年度末に起こった「授業担当講師」一斉雇い止めに対する補償を求めて8月4日に抗議行動を行いました
■授業担当講師制度の廃止を訴える8.4.立命館抗議行動(報告)
http://rootless.org/botiboti/blog/blog-entry-2827
■雇い止めされた講師のスピーチ1
https://youtu.be/0EzgffoOjXQ
■雇い止めされた講師のスピーチ2
https://youtu.be/JbB9IXMEJus
私たちは、平気でクビを切り人生を狂わせたにもかかわらず、謝罪も反省もしない立命館大学に対して「人間を大切にする大学になってほしい」と訴えました。
昨日9月13日、その訴えに対する立命館大学からの回答が当事者の方々に届きました。
—
●●先生
立命館大学人事課の〇〇と申します。唐突なメールでのご連絡となり失礼いたします。
このたび、6月から7月にかけて、2018年度の授業委嘱にかかわり先生に事務局よりご照会させていただきました件に関し、ご返答を頂戴し、ありがとうございました。
今回の結果に対し、2017年度ご担当の授業科目(授業時間数)と比べて減少している部分(省略)に関して、当該授業時間数に応じた講師給の2分の1に相当する額(省略)のお支払を予定しております。
お支払日は、10月10日(水)を予定しております。
誠に勝手ながら、上記の支払により、本学が、2018年度の授業委嘱にかかわり、先生のご希望に副えない結果となったことに関わる諸問題を解決させていただけると幸いです。
以上にご同意いただける場合は、添付の口座連絡用紙に必要事項を記入のうえ、9月21日(金)までに、本メール添付にてご返信をお願いいたします。
—
つまり、補償をケチる方針は変えないということです。
補償の水準は団体交渉で協議中でしたが、法人は組合に何の連絡もなく非常勤講師にこのメールを送りつけました。
またこのメールのポイントは、「コマ減に対する補償」という形を装って「解決金」を支払うという形へと誘導し、「問題は解決した」として被害者を黙らせようとしている点にあります。添付の口座連絡用紙には「9月12日付、学校法人立命館人事課からの連絡内容に同意し、以下のとおり、振込先口座を届け出ます。」との文言が書かれてあります。「授業担当講師」の契約をめぐって説明不足であったことを謝罪したにもかかわらず、「連絡内容に同意し」という曖昧な言葉でごまかし、十分な説明をせずに被害者の「同意」を得ようという魂胆です。
これは、労働法の専門家で弁護士経験もある吉田美喜夫総長のアイディアでしょうか?
同じ趣旨のメールを受け取られた講師の皆さんには、立命館大学が今回支払うと言っている額を受け取る権利と同時に、今後も補償を要求し続ける権利(諸問題は解決していないと言い続ける権利)があります。
どのような対応をすればいいのか分からないという方は、ぜひユニオンまでご相談下さい。
私たちは、学校法人立命館の理事会による一連の判断について憂えている立命館関係者が多くいることを知っています。
引き続き抗議行動や団体交渉を行っていきますので、それぞれの場で理事会の判断が変わるような動きをしていただけたら幸いです。
よろしくお願い申し上げます。
関西非正規等労働組合 ユニオンぼちぼち、関西圏大学非常勤講師組合
マジですかパート2
またまた入院していました。浦島太郎状態のミチコです。
私は普段テレビをみません。「あ、私、テレビみない人なんで!」アピールではありません。我が家にはそもそもテレビがないのです。
以前はよくみていました。でも、テレビは情報操作だらけ、嘘だらけ、このままでは洗脳される、と気付いたので、だんだんみないようになりました。で、いまはテレビ自体がありません。
本当か嘘かよくわからない情報は、主にネットニュースやスマホに流れてくる速報などでチェックしています。
本当の情報は、ぼちぼちで得ています。
一時期、「サマータイム」という言葉がネットでにぎわっていて、どこの国の話だろうと思っていたら、まさかまさか、私が住むこのクレイジーな国の話でした。
ええーーー、マジですか???
私は精神障害者で睡眠障害があり、おまけにがん患者です。さらに、周期的に高熱が出るという謎の疾患(指定難病に近い)を抱えています。
今回の入院は、謎の高熱でした。おかげさまでこの謎はほぼ解明されたので、今後の治療方針などはかたまってきましたが、この疾患は一生治りません。
私は午後9時にお薬を飲むと決めています。それなのに、サマータイムなんてわけのわからないものが導入されたら、時間がずれてしまうではないですか!!!
周期的に高熱が出るのに、時間がずらされたら、せっかく把握できている周期がずれてしまうではないですか!!!
1時間も2時間もずらされたら、お薬を飲む時間もずれてしまい、夜ちゃんと寝られるかわかりません。
睡眠はとても大切なもので、睡眠のリズムが狂ってしまったら、私が抱えるさまざまな病気に悪影響を及ぼすのではないかと、ものすごく心配しています。
もう、健常者だけでわけのわからない制度をテキトーに考えるのはやめてください。
って、このクレイジーな国の総理大臣らしき人は、指定難病を抱えているではありませんか!!!
なぜ?なんで?なんでなんで?なぜ不健康になるかも知れないサマータイムなんて導入しようとするのですか?
2020年の東京オリンピックのため?は?それなら、オリンピックをやめろー!!!
どうしてもやりたいなら、春か秋にしろよー!!!
と、鴨川デルタで叫びたいぐらいです。
一緒に誰か叫びませんか。
マジですか
生産性がないミチコです。
抗がん剤を体内にぶちこんだため、30代で閉経状態になりそのままなので、妊娠出産はほぼ不可能です。ということは、私も生産性がない、ということになりますね。
やっぱりこの国はクレイジーだなぁ、やっぱり脱出しておけばよかったかなぁ、それとも、カナダのホストマザーが言ってくれたように、医者になればよかったかなぁ、がん患者の気持ちがよくわかる、がん患者に寄り添える医者になれたかもなぁと思っていたら、
女性だから医学部落とされていたかも知れない、ということを最近知りました。
ええー、マジですか???
妊娠出産できなかったら、生産性がないと言われ、医学部(いま話題になっているのは医大ですが)を受験したら、将来妊娠出産するかも知れないからと落とされるのですか???
ええー、マジですか???
まぁ私の場合は高校生でグレグレ反抗期になったので、3浪ぐらいしないと医大または医学部に合格できない…、あ、3浪したら落とされるのですか???
ええー、マジですか???
どうやらこの国は、私が思っていた以上にクレイジーだったようです。そしていまも、クレイジーです。
昨日の抗議行動には、大切な仕事(つまり通院)があり行けませんでしたが、私の呪い…ではなく、怨念…でもなく、応援および声援は届きましたでしょうか。
こんなにもクレイジーな国なら、ホストマザーが言ってくれたように、弁護士になればよかったかなぁ。
カナダへの熱い想いの続き、秋になってからでいいですか。毎日暑くて暑くて、クーラーをつけているのに、めまいと動悸がして続きを書く気力体力精神力がありません。
書く書く詐欺みたいになっていますが、ぶっちゃけてしまうと、何を書こうとしていたのか、忘れてしまいました。
ところで、SUPERFRUITたちが歌うRise、ききましたか?YouTubeでみると、スコットやミッチたちからのメッセージが読めるので、ぜひご覧くださいませ。翻訳は、自分でしてください。たぶん翻訳してくれているサイトもあるはずです。自分で探してみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=U85U3dPuiR4
YouTubeをそのまま貼り付ける方法がわかりません。
弁護士になるのは、無理かなぁ。
授業担当講師制度の廃止を訴える8.4.立命館抗議行動(報告)
昨日、2018年8月4日(土)オープンキャンパスが開催された立命館大学衣笠キャンパス正門で、私たちユニオンぼちぼちと関西圏大学非常勤講師組合は、講義行動を行いました。
立命館大学で働く人たち、学生さんたち、入学を希望する方たち、保護者の方々、地域の方々に、立命館大学の現状を訴えました。
◯抗議行動にいたった経緯
立命館大学は2017年度末に34人の非常勤講師をくびきりしました。収入の大部分を失い生活に困窮する人、ビザの問題で国内にとどまれないのではと心配する人、研究職の道を断念せざるをえなくなる人、生活拠点を変えざるをえなくなる人、私たちのもとには7人の方たちが相談に来られました。それぞれに被害を受け、人生を混乱させられていました。
くびを切った理由は、2016年4月1日から、非常勤講師を5年で一律くびにする「授業担当講師制度」をつくったからです。
そこで、私たちは労働基準監督署に申告し、刑事告発し、検察審査会に不服申し立てし、団体交渉を継続しました。労働基準法違反の是正勧告が三つの労基署から出され、学校法人立命館と森島理事長の犯罪事実が認められました。結果、立命館大学は34名の雇い止めは不合理であったと認めて、雇い止めを撤回しました。
ところが、100%大学の責任でまちがって人を雇い止めにして生活を破壊したのに、補償は閉講の基準をつかって50%、授業担当講師制度は維持する、と回答を繰り返し始めました。
*ブログ記事「立命館大学は恥を知れ」(2018年7月14日)参照
*ブログ記事「学校法人立命館を検察審査会に申し立て」(2018年6月27日)参照
◯抗議行動の報告
抗議行動はオープンキャンパス時に行いました。多くの方に現状を知っていただきたかったからです。強い日差しが照りつけていた正午までの時間帯。正門前にはバス停があり、バスからオープンキャンパスにおとずれた入学希望者の方や保護者の方たちが心を膨らませた表情でバスを降り立たれていました。
スピーカーつきの車で音楽を流しながら、「わたしたちは立命館の非常勤講師です」「この大学で教えています」「文学部でも産業社会学部でも教えています」等と声をかけて、チラシをわたしました。好意的にチラシを受けてくれる方が多くいてびっくりしました。
ふたりの雇い止め当事者からスピーチがありました。就労であれ、就学であれ、大学に所属する人たちすべてに知っていただき、考えていただきたいと思いました。
「『先生。先生の授業おもしろかったから、友だちにもすすめますね。来年もされますか。』 私はどのように言葉を返してよいのか分からなかった。授業担当講師は私と学生との信頼関係を壊すものだった。」(Aさん)
「法学部では労働法を教え、産業社会学部では労働社会学を教え、わたしを切った教学部長は非正規の労働問題の専門家、総長も労働問題の専門家。冗談みたいな話と思われるかもしれませんが、これが現実なんです。」(Bさん)
これらの言葉のひとつひとつをキャンパスに届けることができて、本当によかったです。
また、事前の告知を読んでか、立命館の教授が当日チラシ配布に飛び込みで協力してくださいました。「このような人もいるのだから、まだ大学は死んでいない」。そんなことも感じて終わった抗議行動でした。行動中には新聞取材もありましたので、記事になりましたらまたご報告いたします。
経営陣のみなさん、授業担当講師制度を撤回するまで、わたしたちは何度でも何度でも行動します。立命館大学で働き、学び、生活するみなさん、ご支援をお願いします。
*ブログ記事「立命館大学5年雇い止め問題”当事者の声”」(2018年2月24日)参照
*ブログ記事「立命館大学5年雇い止め問題”当事者の声”2」(2018年2月25日)参照
8.4.学校法人立命館に抗議行動
(写真は道路使用許可書と京都北警察署です。)
明日、2018年8月4日11時より、学校法人立命館衣笠キャンパス正門にて、抗議行動を行います。
5年で非常勤講師の首を切る就業規則改定を違法に行い、34人の非常勤講師の首を間違いで切り、にもかかわらず、立命館は「補償は閉講と同じ扱い」「就業規則は撤回しない」と回答をしました。
森島理事長、逃げないでください。起訴猶予というかたちであなたの犯罪行為の事実は認められ、あなたが犯罪行為の行為実行者であることも認められたのです。森島理事長、向き合ってください。
教員も、職員も、在学生も、卒業生も、入学を希望する学生もあなたを見ています。
明日、あなたたちに抗議します。
カフェ・ライプツィヒ
今日はカフェを開きました。ドイツはライプツィヒから来た留学生Yさんが、ライプツィヒの家庭料理をつくってくれました。写真は芋、パセリ、ゆで卵を、しこたま剥いているところです。9名の参加となりました。
「味見したい人は?」とYさん。鍋に近づくと卵を包む綺麗な黄色いスープ。「なんだこの味わ!レストランでしか味わえないぞ」。「ふふふ。ちがいますよ。DIYですよ」と、お皿をお玉がわりにスープをもりつけるYさん。
豪快!
Yさんが持参してくれたお酒。ライプツィヒの左派が好むというミント酒。うまっ!なんかキラキラ光るものが浮いている。
これが料理の全貌です。
初めてカフェに来てくださった方の労働相談もあり、充実した場になりました。
Yさんありがとうございました。