明日、7月7日の労働相談のお知らせ

荒天時の京都事務所での労働相談中止のお知らせ
7月6日の21時現在、京都市に、大雨、洪水警報が発令されています。
土曜日の13-18時は、京都事務所で労働相談を受け付ける予定の日ですが、交通機関の乱れや、危険性を鑑みて、7月7日の朝9時に京都市の警報が解除されていなければ、事務所での労働相談を中止に致します。
悪しからずご了承ください。

学校法人立命館を検察審査会に申し立て

2018年2月16日学校法人立命館、森島朋三理事長、吉田美喜夫総長を、京都上労働基準監督署に、労基法違反で刑事告発しました。

関連記事 京都新聞 毎日新聞

2018年6月7日、京都上労基署から京都地方検察庁に書類送検。6月15日、被疑者・学校法人立命館と森島理事長は起訴猶予、吉田総長は嫌疑不十分となりました。6月26日、京都第一検察審査会に不服申立てをしました。

労基法違反で作成した5年雇い止めの就業規則を撤回しなさい。

関連記事

京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20180625000139
就業規則を変更、立命館を不起訴 京都地検2018年06月25日 23時34分
京都地検は25日までに、労働者の過半数の代表から意見を聴かずに就業規則を変更したとして労働基準法違反の疑いで書類送検された学校法人立命館などを不起訴処分とした。立命館大の非常勤講師が2月、非常勤講師の契約更新を上限5年とする就業規則の変更が労基法違反だとして、京都上労働基準監督署に告発していた。処分は15日付。

毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180627/ddl/k26/040/400000c
不起訴不当申し立て 立命館の就業規則変更で /京都
立命館大が2016年、非常勤講師の契約更新に5年の上限を設けた就業規則の変更に絡んで労働基準法違反の疑いで刑事告発を受けた森島朋三理事長らについて、京都地検が不起訴処分としたのは不当だとして、元非常勤講師の男性が26日、京都第一検察審査会に審査を申し立てた。
 申し立てたのは、学校法人立命館と森島理事長、吉田美喜夫学長を京都上労働基準監督署に今年2月に刑事告発した3人のうち、元非常勤講師の高橋慎一さん(39)。申立書などによると、立命館大は就業規則変更の際、労基法に従って意見聴取した労働者代表が労働者の過半数を代表しておらず、違法に規則変更を行ったとしている。告発を受け、森島理事長らは今月7日に書類送検されたが、京都地検が15日、立命館と森島理事長を起訴猶予、吉田学長を容疑不十分として不起訴処分にしたという。
 高橋さんによると、京都上労基署などが今年1月以降に是正勧告を行ったが、立命館大は変更を撤回していない。高橋さんは「立命館は確信を持って労基法に違反する規則変更を行った。悪質、反社会的であり、厳重な処罰を受けるべきだ」と訴えている。【澤木政輝】
〔京都版〕毎日新聞

産経新聞
https://www.sankei.com/west/news/180626/wst1806260083-n1.html
学校法人立命館を不起訴 元非常勤講師が検審申し立て 京都
京都地検は26日までに、労働者の過半数から選ばれた代表者の意見を聞かず就業規則を変更したとして、労働基準法違反容疑で書類送検された学校法人立命館や森島朋三理事長らを不起訴処分 とした。いずれも15日付。
京都上労働基準監督署に告発していた立命館大の元非常勤講師の男性(39)は26日、不起訴処分を不服として京都検察審査会に審査を申し立てた。
申立書などによると、立命館大は就業規則を変更し、平成28年から一部非常勤講師の契約更新の上限を5年とした。その際、労働者の過半数から選ばれた代表者の意見を聞かなかった。
男性らが加入する労働組合は今年2月、この変更が労基法違反として労基署に告発していた。

KBS京都
立命館大学元非常勤講師 就業規則をめぐり申し立て
https://www.kbs-kyoto.co.jp/contents/news/2018/06/news_180626180000_082481.htm
学校法人立命館の非常勤講師の就業規則をめぐる問題で、関係者が起訴猶予などとなったのを不服として、立命館大学の元非常勤講師がきょう検察審査会に審査を申し立てました。申し立てを行ったのは立命館大学の元非常勤講師の高橋慎一さんです。高橋さんはことし2月、同じく立命館大学の非常勤講師らと学校法人立命館が非常勤講師と、5年を超えて契約の更新を行わないとした就業規則は、労働者の過半数の代表に意見を聴かずに定められたため違法だとして法人や理事長などを刑事告発していましたが、今月、京都地方検察庁は起訴猶予などとして法人や理事長らを起訴しませんでした。高橋さんはこうした処分を不服としてきょう、検察の処分が妥当かどうか市民が審査する検察審査会に判断を委ねました。今後、検察審査会が「起訴すべき」と判断すれば、検察は 改めて処分を検討することになります。日時: 2018年6月26日 18:00

2017年度に雇い止めを通告された「授業担当講師」に送られたメールがひどいので声明を出しました。

みなさん、おはようございます。

6月に入り、2017年度に雇い止めを通告された「授業担当講師」に対して、学校法人立命館より授業の補償などについて書かれたメールが送られています。しかし問題のある文面なので、関西圏大学非常勤講師組合と関西非正規等労働組合で以下のような声明を出しました。

重要なポイントは、2017年度の雇い止め(立命館大学との契約を解除されたこと)は不当であり、大学が講義や金銭的な補償をすると約束していることです。奪われたものを取り戻すためにも、大学に同じようなことを今後させないためにも、ぜひ請求して下さい。
また不安な方は私たち組合に相談してほしいです。実際に組合と一緒に交渉をされている方々がすでにおります。

■関西圏大学非常勤講師組合 http://www.hijokin.org
■関西非正規等労働組合 http://rootless.org/botiboti/

—以下、声明文(転載転送歓迎)

■2017年度に雇い止めを通告された「授業担当講師」に対して、学校法人立命館より送られたメールに関する声明

2018年5月23日に行われた団体交渉の結果、2017年度に雇い止めを通告された「授業担当講師」に対して、
・2018年度後期および2019年度以降の講義を補償すること
・講師側や法人側の事情で講義を保障できない場合は金銭的な補償を行うこと
・希望する者を無期転換すること(特別な事情がない限り、2018年度に申請を受け付けて、19年度から無期雇用で雇うこと)
・その旨を改めてメールで伝えること(内容を伝えやすくするために、送信前に組合と内容を調整すること)
が決まりました。

そして各学部事務室よりメールが当事者の皆さんに送られていると思います。
しかし、このメールに組合の意見は全く反映されておりません。

まず私たちは、人事課より送られてきたメールの文案を最初に見たとき「いつも大変お世話になっております。」という言葉から始まっていることに驚愕し、また怒りを感じました。不当な理由によって職を奪った大学から、奪われた当事者が「いつも大変お世話になっております。」という言葉で始まるメールを送られたらどのような気持ちになるでしょうか?そのようなメールを平然と送る大学に対して、誠意を感じ、安心して補償を求めるということができるでしょうか?

このような無神経な文案に対して、私たち組合は
・まず謝罪から始めること
・補償の内容について説明すること(検討中のことに関しては「検討中」と明記すること)
・経緯など事情を説明する部分は後に書くこと
を求め、文案も作成して返信をしましたが、「急いでいる」という理由によって採用を拒否されました。しかし、当事者の方々にメールが送られたのは、それから10日以上経ってからでした。それだけの時間があれば、メールの内容について調整し改善することができたと考えられますが、送られたメールは文案のままで「いつも大変お世話になっております。」も削除されておりませんでした。

いつになったら、不当な理由で雇い止めをした講師に対して誠実に向き合うのでしょうか?
私たちは、団交における約束を守らないことはもちろん、不当な雇い止めを通告された当事者を幾重にも傷つけ続ける法人の姿勢に対して抗議いたします。

以上

6月6日に立命館大学が労基署より是正勧告を出されたことに関する声明

■6月6日に立命館大学が労基署より是正勧告を出されたことに関する声明

すでにご存知の方もおられると思いますが、2018年6月6日、労働者の過半数代表から意見を聴かずに、非常勤講師の契約更新を5年上限にする就業規則を変更したとして、学校法人立命館が大津と茨木の労働基準監督署から是正勧告を受けました。

・「立命館に2労基署が是正勧告  講師契約更新上限変更で」(京都新聞)
http://s.kyoto-np.jp/politics/article/20180608000159

これで衣笠、びわこ・くさつ、茨木の3キャンパス全てに対して是正勧告が出されたことになります(衣笠キャンパスに対して勧告が出た後も2つのキャンパスの労基法違反を申告したのは、理事が「どうせ衣笠だけだろう」といった法を軽視する発言をしたと聞いたからです)。

この間の団体交渉で、学校法人立命館は、2017年に行った雇い止めについて正当化できず、実質的に撤回し補償ができるように動き始めましたが、更新5年上限の「授業担当講師」については廃止は検討していないという見解を繰り返しています。しかし今回の是正勧告を受けても、なお廃止しないのか、改めて問いかけたいです。

さらに今回の是正勧告で明らかになったことは、この間ずっと立命館大学が労働者の過半数大学から意見を聴かずに就業規則の変更が行われてきたことであり、非正規労働者の待遇も勝手に決められてきたということです。つまり、更新5年上限という契約を結ばされて不当にも大学に無期転換権を奪われている非正規労働者が、「授業担当講師」のみならず、たくさんいるわけです。

私たちは、労働契約法の趣旨を逸脱し、有期契約を濫用し続ける大学を許しません。
授業担当講師の撤廃とともに、立命館大学に雇われている全ての非正規労働者の5年上限撤廃も求めます。

そして、これは立命館大学だけの問題ではありません。
立命館大学における労働者代表選挙は、学生・院生も含む立命館大学で直接雇用されている全ての労働者を有権者にして実施されてきましたが、そこまでやっている大学は少数であり、多くは過半数を組織していない労働組合の代表が慣例で労働者代表の役割を担っていたり、一部の労働者を排除して選挙が行われているのが実情ではないでしょうか。またその中で、非正規労働者の待遇に関する就業規則の変更も行われ、正規と非正規の格差が放置されてきました。しかし、そのような非民主的な手法にもとづく格差の固定は社会的にも許されないと考えます。

もう大学は、経営上のリスクを立場の弱い労働者に押し付けることをやめるべきです。
非正規労働者の声を聞かずに、その待遇を勝手に決めることもやめるべきです。

以上

カナダへの熱い想い1

上から目線で偉そうで性格が悪く攻撃的で口が悪いミチコです。

どうせ他人事だと思っていたことが、現実に起きてしまいました。明日は我が身だと書いておきながら、やはりどこか他人事だと思っていた自分の馬鹿さ加減に呆れ果てています。

今回の地震で、自分の人生が走馬灯のように思い出されたので、今回はそのことをつらつら書きたいと思います。長文になるかも知れません。

私はキテレツインテリファミリーのもとに生まれました。どれだけキテレツインテリファミリーなのかは、直接私に聞いてください。ここに書くと、「自慢しやがって」と思われるはずなので、興味があるかたは、ぼちぼちまでご一報を。

コメント欄に書かれても、一切お答えしませんので、ご了承ください。ぼちぼちに、ご一報ください。(こんなこと書いて大丈夫?大丈夫やんね?)

キテレツインテリファミリーですから、国公立大学進学しか頭にありませんでした。しかし高校生のときにグレてしまった私は、ほぼ受験勉強をせず、センター試験の結果もズタズタのボロボロで、京教も奈良教も落ちました。唯一受かった公立の短大は、一週間でやめました。

英文科に受かったのですが、英語には興味があっても、文学にはまったく興味がなかったので、やめました。しかも短大ですから、女性だらけで、吐き気がしてやめました。

浪人すればいい、と言われました。しかし私はそのときすでに日本から脱出する計画を立てていたので、どうやったらこのクレイジーな国から逃げ出せるか、それしか考えていませんでした。

そんなとき、ひょんなことからカナダに語学留学することになりました。4ヶ月間だけでしたが、日本では「短大やめた」と言うと、「何を考えているんだ!フリーターになるつもりか!」と散々言われたのに対し(家族からはこんなこと一切言われていません)、カナダで「短大やめた」と言ったら、「So what?」と言われました。

だからどうしたの?です。18歳で大学に行かなくてはならないという決まりなんてあるの?やめたかったらやめたらいいじゃない。自分がやりたいことをやればいいじゃない。働きたかったら働いて、学びたいことが見つかれば、大学に行けばいいじゃない。だからどうしたの?です。

独学で猛烈に英語を、というか、英会話を学んだ私は、日常会話ではほぼ困らない程度になっていました。19歳のときです。カナダのホストファミリーには、「ミチコ、あなた、医者か弁護士になったら?」と言われました。ちょっと笑ってしまいますね。

日本に帰国後、このクレイジーな国にはサヨナラする、私はカナダに移住する、と決めました。カナダの州立大学、ブリティッシュコロンビア大学に進学するため、また猛烈に英語を勉強し、バイトを2つ、ときに3つかけもちして、馬車馬のように働きました。学費を稼ぐためです。

しかし私は、カナダの州立大学だったら学費は安いはず、と勘違いしていました。もう20年前の話なので、いまは違うかも知れませんが、当時の場合、日本人は、学費がめちゃくちゃ高かったのです。これは何年働いても、稼ぐのは無理だと悟りました。

それでもこのクレイジーな国から脱出したい、私はカナダに移住する、いや、永住する、と決めていたので、なんとかカナダに戻る方法を考えました。

と、ここまで書いていたらめちゃくちゃ疲れました。雨で頭が痛いです。

続きは気が向いたら書きます。気が向かなかったら書きません。

続きが気になるかたは、私に直接聞いてください。

ではでは。

 

好きな歌(洋楽編)

新しい掃除機が我が家にやってきてルンルンのミチコです。

先週は邦楽で好きな歌を3つご紹介しましたが、今日は洋楽で好きな歌をご紹介します。

ちなみに、思いっきり泣きたいときは、「風に立つライオン」をきいて号泣、「Hey Ho」でちょっと穏やかな気持ちになり、「棒人間」をきいてまた号泣、ということを繰り返しています。

泣く、涙を流す、ということは、心の浄化作用があるのでしょうか。とてもすっきりします。

洋楽で私が好きな歌は、John Lennonの「Imagine」だったり、Lady Gagaの「Born This Way」だったり、いろいろあるのですが、いま一番のお気に入りは、

Katy Perry 「Rise」です。

力強い歌詞で、やったるでぇ!!!という気持ちを奮い立たせてくれるような、そんな歌です。

歌詞を和訳してくれているサイトもあるので、ぜひググってみてください。私はコレ!という和訳がなかったので、自分なりに解釈しています。歌詞の中に聖書の一部分が出てきているのが興味深いです。

この「Rise」という歌は、SUPERFRUITたちがカバーしていて、それがめちゃくちゃ力強くて、かっこよくて、かなりおすすめです。YouTubeで何回もみて、きいて、を繰り返してしまうほどです。

SUPERFRUITは、PENTATONIXのスコットとミッチのコンビ?デュオ?です。PENTATONIXも大好きです。

ところで昨日、「そして父になる」が放送されたので、もう一度みてみました。

感想は、「こんな映画やったっけ?」でした。

親目線(特に父親目線)からしか描かれておらず、当の本人たち(子どもたち)の気持ちはどこにいったんや???と思ってしまいました。これは私の個人的な感想です。当の本人たちの気持ち、描かれていたのかなぁ。あの写真?なんでなんで攻撃?テントの中の願い事?元の家に帰ったこと?

初めてみたときは、胸が締め付けられるような気持ちがして、泣いたような記憶があります。しかし今回は、まったく泣けませんでした。先週の「海街diary」は、初めてみたときは「だから何が言いたいねん」と思いましたが、二回目みたときは「なんて優しい映画なんだ」と思いました。

これらの映画自体は変わっていないので、たぶん私自身が変わったのでしょう。

「そして父になる」をみても、どこか他人事のように思えてしまったのは、私自身がもう子どもを産むということが不可能になった、子どもを産むという可能性がたたれた、からかも知れません。

そして私自身は取り違えられていないので、当の本人たちの気持ちというものを100%理解することができず、やはりどこか他人事、だと思ってしまったのでしょう。

これは、「がん」という病気にもあてはまることです。どこか他人事で、明日は我が身だと言われても、やはりどこか他人事なのです。

どこか遠い世界のことなどどうでもいいやと呟いた

きっとこのまま「誰か」のまま放っておけば忘れてしまうだろう

(SEKAI NO OWARI「Hey Ho」より一部抜粋)

この歌詞が、過去の、現在の、そして未来の日本社会に生きる人たちを描いているのではないのかなぁ、と私は思います。あくまでも私の個人的な、勝手な解釈ですよ。

梅雨の晴れ間、良いお天気ですね。洗濯日和です。

ではでは。

 

好きな歌3つ

空気が読めないミチコです。

今日は、私が好きな歌を3つご紹介します。かなり有名な歌なので、ご存知のかたも多いと思います。

1:さだまさし 「風に立つライオン」

2:SEKAI NO OWARI 「Hey Ho」

3:RADWIMPS 「棒人間」

以上です。

最近のぼちぼちのブログやツイッターを読んでいると、この3つの歌の歌詞が心に染み渡ります。

まだ一度もきいたことがないかたは、ぜひとも歌詞をググってみてください。おすすめです。

歌はYouTubeでもきくことができます。

昨日テレビをつけてみたら、たまたま「海街diary」が放送されていて、以前にもみたことがあるのですが、暇だったのでみてみました。

とても優しい映画だったんだなぁと、思いました。一度目では気付きませんでした。

来週は、「そして父になる」が放送されるそうで、これも一度みたことがあるのですが、もう一度じっくりみてみようと思います。

ではでは。

 

立命館の労基法違反が記事になりました(『京都新聞』2018年6月8日)

立命館の労基法違反が記事になりました。2018年6月6日に大津労基署から是正勧告、同年6月7日に茨木労基署から是正勧告が出ました。2016年の就業規則変更時の法的手続きは違法であることが再度明らかになりました。非常勤講師5年で雇い止めルールは、労働者の話をきかないで作られたことが、上労基署、大津労基署、茨木労基署によって認められました。

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「立命館に2労基署が是正勧告 講師契約更新上限変更で」(『京都新聞』2018年6月8日)
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20180608000159

学校法人立命館が、労働者の過半数の代表から意見を聴かずに、非常勤講師の契約更新を上限5年とするよう就業規則を変更したとして、大津と茨木の両労働基準監督署から是正勧告を受けていたことが8日、分かった。

労働基準法では、就業規則を変更する場合、労働者過半数の代表の意見を聴くよう定めている。立命館は2016年、就業規則を変更して非常勤講師の契約更新に5年の上限を設けた。

立命館大広報課によると今月、代表者が適正に選出されておらず、過半数の代表とは見なせないとして、大津労基署から是正勧告を受けた。1月に京都上労基署から同様の是正勧告を受け、3月に代表者をあらためて選出。「過半数の信任を得ており、現在は是正済み」としている。

労働契約法改正で、今年4月以降、5年を超えて契約更新している有期雇用労働者は無期雇用に転換を求めることができる。各労基署に申告した労働組合のユニオンぼちぼちは「規則を変更した時点では違法だった。5年雇い止めを撤回すべき」としている。