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フリーター労組の生存ハンドブック

フリーター全般労働組合の仲間たちが本を出します!
http://d.hatena.ne.jp/spiders_nest/20090704
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  「フリーター労組の生存ハンドブック
   ~つながる、変える、世界をつくる」

    清水直子・園良太 編著
     /フリーター全般労働組合組合員ほか執筆 
    イラスト&デザイン:いのうえしんぢ
    7月21日発売予定 定価1450円+税
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与党の審議拒否は遺憾である

生活保護・母子加算復活法案、与党の審議拒否に遺憾の意を表明する共同声明
与党の審議拒否は遺憾である
 生活保護を受けるひとり親世帯等に支給されてきた母子加算が本年4月1日をもって完全に廃止されたことを受け、本年6月4日、野党4党の共同提案により母子加算復活法案が衆議院に提出された。しかし、与党が同法案の審議入りを受け入れなかったため、衆議院に提出された法案は撤回され、今月16日、改めて野党4党から参議院に法案が提出された。そして、本日、参議院厚生労働委員会において、審議が行われ、野党4党の賛成多数で可決された。
 私たちは、これを歓迎し、同法案が引き続き参議院本会議、衆議院においても可決され、成立することを期待するものであるが、与党(自民党・公明党)が、本日の審議への出席を拒否したことについては、強い懸念と遺憾の意を表明する。
「有意でない統計」:加算廃止の正当性は既に瓦解
 厚生労働大臣が母子加算を廃止した主な論拠は、母子加算を加えた被保護母子世帯の生活扶助基準額が一般勤労母子世帯の消費支出額よりも高いという点にあった。
 ところが、本年6月22日の政府答弁において、政府は、上記結論を導くにあたって比較対象とされた一般勤労母子世帯(第Ⅲ-5分位)のサンプル調査件数につき、「母子・子供一人」の場合が32世帯、「母子・子供二人」の場合が57世帯にすぎないことを認め、これら「資料の数値が統計的に有意なものであるか確認できない」と答弁したのである。
 この統計データに信頼性がないことはかねてから指摘されてきたところであるが、上記答弁によって、あろうことか、それを厚労省自体が自認したのである。「統計的に有意でない数値」を振りかざして加算廃止を強行した厚労省の姿勢は厳しく指弾されなければならず、母子加算廃止の正当性はもはや根底から瓦解したと言わざるを得ない。
母子加算廃止の「代償措置」はまやかし
 また、厚労省は、就労促進費の支給など総合的な子育て支援策が母子加算廃止の代償措置として機能していると説明し、与党もこれに沿った見解を表明している。
 しかしながら、就労促進費は最大でも1万円で、およそ2万3千円であった母子加算額に遠く及ばないし、約4割の障害・傷病などによって働くことのできない世帯は、そもそも対象にならない。その他厚労省が挙げる「障害者加算」「教育扶助」「高等学校等就学費」は、いずれも母子加算とは全く異なる目的で母子家庭に限らない生活保護受給世帯を対象にかねてから支給されてきたものである。
 いずれにせよ、これらの施策が母子加算廃止の代償措置となりえないことは明らかであり、与党がこうした「まやかしの説明」を鵜呑みにする立場をとり続けるとすれば、その責任は重いと言わざるを得ない。
「社会保障費抑制方針の撤回」と一貫しない政策態度
 そもそも、我が国の母子世帯の生活実態に目を向けると、すでに母子世帯の約85%は就労いるにもかかわらず、平均就労収入は年間で約171万円にすぎない。また、等価可処分所得の中央値の50%を貧困と定義したとき、全世帯の子ども貧困率が15%であるのに対し、母子世帯の子どもの貧困率は66%に達すると指摘されている。
 このように、ひとり親世帯に貧困が集中している実態を無視し、「低い方に合わせる」手法で生活保護基準を引き下げれば、際限なき貧困スパイラルに陥り、憲法25条によって保障された生存権が骨抜きとなる。
 折しも、23日の「骨太の方針2009」の了承にあたっては、これまでの「社会保障費毎年2200億円抑制方針」の撤回が合意されたと報道されている。政府が真に政策転換をするのであれば、まずは、予算規模で90億円に過ぎない母子加算を復活させるべきである。「社会保障費抑制方針の撤回」と言いながら、その一方で母子加算復活法案の審議を拒否するというのでは、政策態度が一貫せず、政策転換の「本気度」にも疑問を抱かざるを得ない。
まとめ
 私たちは、政府与党が、審議拒否の方針を改めて審議に応じ、人道的見地から超党派で母子加算復活法案を可決成立させるとともに、児童扶養手当の拡充などひとり親世帯に対する子育て支援策を講じることを、改めて強く求めるものである。
2009年6月25日
生活保護問題対策全国会議 代表幹事  尾 藤 廣 喜
生存権裁判全国弁護団 弁護団長  竹 下 義 樹
全国生活保護裁判連絡会  共同代表  藤 原 精 吾
NPO法人自立生活サポートセンター・もやい 理事長 稲 葉  剛
全国生活と健康を守る会連合会  会  長  松 岡 恒 雄
東海生活保護利用支援ネットワーク  代表幹事  内 河 惠 一
反貧困ネットワーク埼玉  代  表  藤 田 孝 典
特定非営利活動法人ほっとポット 代表理事  藤 田 孝 典
愛知派遣村実行委員会  実行委員長 藤 井 克 彦
笹島診療所     所  長  佐 藤   光
生活保護支援九州ネットワーク 代  表  永 尾 廣 久
NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ・関西 理事長 神 原 文 子
全国クレジット・サラ金問題対策協議会 代表幹事  木 村 達 也
一般社団法人 自立生活サポートセンターこんぱす 代表 國 師 洋 典
関西非正規等労働組合・ユニオンぼちぼち 委員長 橋 口 昌 治
釜ヶ崎直接行動隊  隊長  阪 口 浩 一
近畿生活保護支援法律家ネットワーク  共同代表  辰 巳 裕 規
全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会 会長  澤 口 宣 男
反貧困ネットワーク広島   代表  山 田 延 廣

就職ガイダンス番外編「そこそこ働いて生きてきた」

ユニオンぼちぼちの組合員が話します!
就職ガイダンス番外編 第一回
「そこそこ働いて生きてきた~労働に関する法律のツボ~」

当たり前の事だけど、皆が就職出来るわけではない。今回の就職ガイダンスは、肯定的フリーター入門である。世界はフリーターが回している。フリーターが作り、フリーターが売り、フリーターが買う。京都精華大学の職員も6割が非正規雇用である。労働形態や労働を取り巻く法律や制度について現状や実態、今後の展望について講話を行う。内定者、就職活動中の人にも絶対役立つ労働法入門!
お題。
「就活から解放されて」
「そこそこ働いて生き抜く為の労働法の知恵」
議論、質問、大歓迎。この機会に是非理解を深めましょう。

ゲスト:
竹村正人(詩人・介護職・バーテン・良心的就活拒否者)
高橋慎一(大学院卒・フリーター・労働組合書記次長)

お二人に講話をしていただきます。
日時:6月29日(月) 18:00~
場所:京都精華大学食堂前広場
タダ、学生以外も歓迎、非常勤職員/非常勤講師歓迎
主催:京都精華大学社会科学研究会

第22回 派遣トラブルホットライン

派遣トラブルホットラインを開催します!
以下、転載転送歓迎です!
<第22回 派遣トラブルホットラインを開催します!>
派遣切りの嵐のなか、ユニオンの多くの相談スタッフが職場のトラブルにあった方の、当事者の相談を受けています。
国会で野党が派遣法改正案を作成し、当事者の声を届けようとしています。
偽装請負や不当なクビきり、生活できない賃金、職場の嫌がらせなど、現場からの悲鳴はどんどん増え、ユニオンが大切な役割を担っています。
みなさんも、現場の声を一緒に聞きませんか?
【初心者大歓迎 相談員入門セミナー】
6月18日(木)18:30~ 会場:市民オフィス

セミナー講師:中村研(反貧困・春の大相談会in大阪・副委員長)
あなたも相談スタッフに挑戦しませんか?
知識より体験を! 相談ノウハウ教えます。

【電話相談 ホットライン】
6月27日(土)・28日(日)10:00~20:00
会場:市民オフィス

労働組合・ユニオンの相談スタッフが、
派遣スタッフの仕事の悩み・トラブルをお聞きします!
あなたも気軽に相談ください。

<市民オフィス(なにわユニオン事務所)へは>
大阪市中央区内本町1-2-13 ばんらいビル602
大阪市営地下鉄「谷町四丁目」駅3番出口を出てすぐ
http://www.jca.apc.org/~naniwa/map.html
<主催 派遣労働ネットワーク関西>
派遣ネット関西(http://homepage2.nifty.com/haken-nk/)には、地域の労働組合やユニオン(個人加盟労組)などが参加しています。
派遣スタッフの相談受付、派遣法の学習会などを行っています。
また、行政や業界団体への申し入れを行い、派遣スタッフの権利を向上する取り組みを行っています。
お問い合わせ:
全港湾建設支部 06-6572-2105(青木)
なにわユニオン 06-6942-0219(中村)

23日、24日は長居公園で「大輪まつり」です

★日時 2009年5月23日(土)13時~21時
5月24日(日)10時~16時
*場所 長居公園自由広場(地下鉄御堂筋線「長居」駅3番出口より徒歩3分)

★プログラム
23日 13:00~ スタート

14:00~ バンド演奏→渡部百→ファルソス・ヒターノス(偽ジプシー)→村上真樹
16:00~ 炊き出し
17:00~18:30 劇団/夢の軍団ギリッギリ「月下往来」上演
19:00~ 映画上映 張領太監督「中村のイヤギ」
24日 10:00~ スタート
11:00~ バンド演奏→LIFEMETHOD→まちゅこけ
12:00~ カラオケ大会、炊き出し
13:30~15:00 芝居上演(前日に同じ)
15:00~ バンド演奏→BEER WULF→SENGOKU BAND
★ブース紹介(順不同):NPOサニーサイド 扇町公園テント村 大阪城公園よろず相談所 特就労 RAFIQ リサイクルショップ「夢巣”」
さつまいも倶楽部 山王ベーカリー 「安全・安心糞喰らえ!都市公園の戦闘的適正使用 堺産新
鮮野菜直販 非認証有機栽培につき大変危険」 ユニオンぼちぼち 実行委員会本部テント
長居公園テント村写真展 謎の占い師
※ブースアピールは各3分を予定しています。(時間帯は未確定。臨機応変にやっていきます。)
★『テント村なき今、それでも大輪の花は咲く!』
~咲かすのだろうか、咲かされるのであろうか。大輪まつりは今年も長居公園にパッカリ花を開かせるであろう~
2007年2月5日、大阪市によって「長居公園仲間の会テント村」が強制排除される日まで、そこには青い空と溶け合うテント村があった。
人々が集い、出会い、語り合う場。窮屈な都市からの脱出の場でもあったテント村。そこにはいつも誰かが居て、突然行こうがどんな状況であろうが迎え入れてくれた。そんなテント村から発信されてきた大輪まつり。
「テント村を地域の人や隣人たちにもっと開いていこう」「野宿を強いられている人ともっとつながっていこう」
これを二大柱にかかげ始まったこのまつり。
テント村なき今、大輪まつりは一人歩きを始めている。形を変えつつ、形を残しつつ。どこに向かうのかは集う者ですらわからない。さ、どこへ行こうか。誰のものでもあって誰のものでもない私達のまつり!
現在この日本社会において、公園という公共空間のみならず、職場、学校、地域、いろんな場所で「排除」が行われていることを私達は知っている。「いらないもの」を消す作業が簡潔に行われている。リストラ、いじめ、民族排除、性的マイノリティ排除、野宿者排除……。そして声をあげることなく、社会の視線の中で自分を消そうとする者さえうみだしている現状。私達は「排除された者」「排除されている者」「排除されうる者」として、どのように生きていくかを考える。(実は、わくにあてはまらないもの、それはなかなか素敵なものなのではないでしょうか。)
私達は決して弱いわけではない。そしてどれだけわくからはみ出そうが、排除されようが、私達は存在し続ける。ならば、私達は一人一人存在を確認し、私達の場を私達の手によってつくっていくことからはじめようじゃないか。そして均一化され管理されゆく社会に、私達の世界をじわじわとこっそりと押し付けていこう!そのために今年も大輪まつりという存在の確認と表現の場を持ちます!ふるって御参加あれ~!
(「大輪まつり」は大きな輪。そこにいる一人一人が大輪まつりをつくります。今年はどんな花が咲くかしら……、楽しみですね。)
★問い合わせ先
nagaipark_tentvilla(at)yahoo.co.jp
長居公園仲間の会
★カンパも受け付けてます。もちろん人手も大歓迎!!
一緒にまつりをつくりましょう☆
(郵便振替口座: ぱるる14150-72112501口座名義:長居公園なかまの会)

フリーターユニオン福岡による河合音楽教室に対する抗議声明

フリーターユニオン福岡が河合音楽教室の「偽装委任契約」に対する抗議声明を発表し、賛同署名を募っています。
フリーターユニオン福岡ブログ
http://fnfukuoka.jugem.jp/
ご支援とご注目を、よろしくお願いいたします。
-----以下抗議声明(★以下転送・転載歓迎★)-----
今般、フリーターユニオン福岡は、「偽装委任契約」を使ってピアノ講師を使い捨て、不安定貧民(プレカリアート)をなめきって団体交渉を拒否している河合音楽教室を弾劾する声明を以下のとおり公表し、全世界の闘う不安定貧民の仲間のみなさんからの賛同を募ります。みなさんからいただいた賛同で、この小さな闘いの火にガソリンをぶっかけます。頂いた賛同署名を沿えて、この抗議声明を河合音楽教室につきつけます。
【不安定貧民声明】河合音楽教室による偽装委任契約、ピアノ講師使い捨て、団体交渉拒否を徹底的に弾劾する
<呼びかけ団体>フリーターユニオン福岡
★使用者責任から逃げて労使関係を偽装し、ピアノ講師を使い捨てる河合音楽教室を許さない!
★偽装委任契約とそれを支える経営思想は全ての不安定貧民(プレカリアート)の敵だ!
河合音楽教室はピアノ講師たちと「委任契約」を結んでいますが、これは、実態としては会社と講師とのあいだに「雇用」の関係があることをゴマカす「偽装委任契約」であると組合は考えています。ある人が「雇用」されているかどうかを判断するには、その人が会社組織・事業体に従属しているか、上司などの指揮命令にしたがい、時間や場所を拘束されて働いているかどうかなど、いくつかの要素によって判断されますが、河合音楽教室のピアノ講師は、裁判の判例でも確立している複数の基準から考えても「労働者」としての性格が濃厚です。
「委任」というのは通常、専門技能を持つ独立した事業者に特定の業務処理を任せることです。確かにピアノ講師には一定の専門的な能力が要求されますが、河合音楽教室は特定業務をこなすプロとして講師を信頼して業務を委任してはいません。河合音楽教室は「強制ではない」などと言い逃れをしつつも各種の研修を講師に課して、その「研修費」などは講師との合意も曖昧なまま給料から天引き処理し、組織の一員として会社の方針に従って働くように講師を指導・指揮しており、講師は時間的・場所的にも拘束されて働いています。また、講師が報酬額を上げるためには、お金を払って会社の指定する資格を取得しなければならなかったり…「委任契約」の常識からはありえない慣行がまかり通っています。
どんな形態であれ、企業が人を労働力として使用するかぎり、労働者には安心して働く権利があり、経営者には使用者としての責任があます。会社が実態としては労働者を使用しているのに、労働基準法の適用を逃れて、会社の都合でいつでも講師を使い捨てるために、一年単位の「委任契約」を更新しつづけるなどということは全く不当なです。
河合音楽教室は、上のような論点に関する組合の指摘に対しては、何の根拠もなく「契約は正当」と言い張るだけで、しかも、組合が交渉を要求した後になって、それまで本人は明確に伝えてもいなかった問題点を挙げ連ねて契約更新を拒否しました。
契約の形式が雇用であれ委任であれ、団体交渉の権利は相当広範に認められるべきものですが、河合音楽教室は、団体交渉に応じる法的義務をも拒否し、他の圧倒的多数の講師は何の問題もなく契約を更新しているにも関わらず、組合を通じて待遇改善のための意見を申し立てた講師を排除しました。こんな会社が「子供に感動を伝える」…って、どういうことでしょうか?子供に感動を手渡ししているのは、実際に子供と接しながら働いているピアノ講師であって、高い給料をもらって事務所でそっくりかえっている経営者、人を簡単に使い捨てる経営者ではありません。
***
私たちはこのような事例が河合音楽教室だけに限られたものではないことをよく知っています。同じような境遇の人々が全国に、全世界に存在し、いま人を使い捨てる資本企業の意志に抵抗して闘い始めていることを知っています。偽装委任契約やそれを支える企業の経営思想はプレカリアート(不安定貧民)の敵です。
私たちはここに、「河合音楽教室による偽装委任契約、ピアノ講師使い捨て、団体交渉拒否を徹底的に弾劾する」声明を発表し、不安定貧民、労働者の広範な闘いに連なる各地の仲間たちの賛同を募り、連帯する不安定貧民労働者たちの怒りの声を河合音楽教室に対して突き付けます。
この小さな闘いは燎原の火のごとく転戦され
人を司令し、こき使ったうえで使い捨てる資本の青白い顔は
さらに青くなってひきつるだろう!
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賛同メール宛先
ono(at)riseup.net
「河合音楽教室による偽装委任契約と団体交渉拒否を弾劾する」声明に賛同します
個人名(所属)・団体名:
ウェブサイト等:
住所等連絡先(非公開):
ひとことメッセージをお願いします:
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大輪まつりのお知らせ

今年も大輪まつりが開かれます!
(以下よびかけ、転送転載歓迎)
『テント村なき今、それでも大輪の花は咲く!』
~咲かすのだろうか、咲かされるのであろうか。大輪まつりは今年 も長居公園にパッカリ花を開かせるであろう~

 2007年2月5日、大阪市によって「長居公園仲間の会テン ト村」が強制排除される日まで、そこには青い空と溶け合うテント 村があった。
 人々が集い、出会い、語り合う場。窮屈な都市からの脱出の場で もあったテント村。そこにはいつも誰かが居て、突然行こうがどんな状況であろうが迎え入れてくれた。そんなテント村から発信されてきた大輪まつり。
「テント村を地域の人や隣人たちにもっと開いていこう」「野宿を強いられている人ともっとつながっていこう」
 これを二大柱にかかげ始まったこのまつり。
 テント村なき今、大輪まつりは一人歩きを始めている。形を変えつつ、形を残しつつ。
 どこに向かうのかは集う者ですらわからない。さ、どこへ行こうか。誰のものでもあって誰のものでもない私達のまつり!
 現在この日本社会において、公園という公共空間のみならず、職場、学校、地域、いろんな場所で「排除」が行われていることを私達は知っている。「いらないもの」を消す作業が簡潔に行われている。リストラ、いじめ、民族排除、性的マイノリティ排除、野宿者排除……。そして声をあげることなく、社会の視線の中で自分を消そうとする者さえうみだしている現状。私達は「排除された者」「排除されている者」「排除されうる者」として、どのように生きていくかを考える。(実は、わくにあてはまらないもの、それはなかなか素敵なものなのではないでしょうか。)
 私達は決して弱いわけではない。そしてどれだけわくからはみ出そうが、排除されようが、私達は存在し続ける。ならば、私達は一人一人存在を確認し、私達の場を私達の手によってつくっていくことからはじめようじゃないか。そして均一化され管理されゆく社会に、私達の世界をじわじわとこっそりと押し付けていこう!そのために今年も大輪まつりという存在の確認と表現の場を持ちます!ふるって御参加あれ~!
(「大輪まつり」は大きな輪。そこにいる一人一人が大輪まつりをつくります。今年はどんな花が咲くかしら……、楽しみですね。)
*日時 2009年5月23日(土)13時~21時
        5月24日(日)10時~16時
*場所 長居公園自由広場(地下鉄御堂筋線「長居」駅3番出口より徒歩3分)
*プログラム(暫定なので、かわることもありマス)
23日 13:00~ スタート
   14:00~ バンド演奏
   16:00~ 炊き出し
17:00~18:30 芝居上演
19:00~ 映画上映 張領太監督「中村のイヤギ」
24日 10:00~ スタート
   11:00~ バンド演奏、
12:00~ カラオケ大会、炊き出し
13:30~15:00 芝居上演
15:00~ バンド演奏
*問い合わせ先
nagaipark_tentvilla@yahoo.co.jp
長居公園仲間の会
*カンパも受け付けてます。もちろん人手も大歓迎!!
一緒にまつりをつくりましょう☆
(郵便振替口座: ぱるる14150-72112501 
口座名義:長居公園なかまの会)

【本日!!】働く女性のための集中ホットライン

日時:5月7日(木)12時―21時
電話番号:全国共通フリーダイヤル 0120-787-956
実施団体:働く女性の全国センター(ACW2)

 泣き寝入りしない、パート・派遣切り、育休切り、賃下げ、セクハラにあったら・・・
5月7日 働く女性のための集中ホットライン
 
働く女性の全国センター(ACW2)は、2007年5月より財団法人倶進会の助成金を得て5と0のつく日にフリーダイヤルを常設し、全国一斉のホットライン活動を行っています。これまでに485件の女性の労働相談を受けておりますが、今年に入ってすでに108件(前年60件)の相談があり、前年と比べても相談が急増している現状に危機感を募らせています。
金融危機の影響は、働く人々を直撃し年末年始の派遣村報道のように雇用問題は生活や住居問題に直結する深刻な状況になっています。
派遣村の取り組みには心から敬意を表します。
しかしながら、年末年始の派遣村を利用した約500名の人たちの中で女性は8名、春の派遣村でも女性からの相談は10名しかありませんでした。
しかし、派遣の6割は女性であり、ACW2のホットラインの状況から見ても女性が打撃を受けていないはずはありません。
男性中心の窓口には、セクハラや妊娠、育児、嫌がらせなどの相談は、しずらいという声があがっています。派遣村での経験から、私たちは改めて女性が相談しやすい女性による相談窓口の必要性を痛感しています。
例年、5月の連休直前に解雇などを言い渡されるケースが多く、連休直後に相談が殺到します。そこで、このたび、連休明けに、働く女性のための集中ホットラインを行うことになりました。
ぜひ、趣旨をお汲み取りいただき、「働く女性のための集中ホットライン」について、みなさまのホームページ、ブログ、などに掲載していただくとともにメーリングリストにも流していただけたら幸いです。
    記
日時:5月7日(木)12時―21時
電話番号:全国共通フリーダイヤル 0120-787-956
実施団体:働く女性の全国センター(ACW2)
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厳しさを増す女性の労働環境 ~「使い捨て」社会から脱するために~
働く女性のホットライン報告集 2008年度 
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働く女性の全国センター(ACW2)事務局  伊藤みどり
連絡先 151-0053 東京都渋谷区代々木1-19-7横山ビル
    専用電話 03-5304-7383 fax03-5304-7379
メール  acw2ml@yahoo.co.jp   
URL    http://acw2.org/