定例カフェの感想など

悪性新生物ミチコです。

5月26日に行われた定例カフェに奇跡的に参加することができたので、その感想を書こう書こうと思いながら、雨がよく降って頭が痛くなったり、毒による強制的な更年期症状で夜中に起きてしまって日中ボ~っとしたり、なんだかんだでなかなか書けませんでした。

ちなみに今日も夜中の3時半に目が覚めました。昨日はとあるシンポジウムにこれまた奇跡的に行くことができたので、ヘトヘトのクタクタに疲れ、ベッドに横たわったら即座に爆睡、よく寝た~!と思って起きたら真っ暗で3時半でした。もう体が、おばあちゃんになっているようです。

定例カフェは、生きててよかったー!と素直に思えるほど楽しかったです。ドイツの研究者と日本語と英語を交えて話すこともできましたし(ほぼ日本語ですが)、手作りピザは格別の美味しさで、この世にこんなに美味しい食べ物があったなんて…!と思うほどでした。イチイチ大袈裟になってしまうのは、去年5月から今年5月にかけてすさまじい日々を送ってきたから、だと思います。

定例カフェの感想は以上です。ここから長文になります。

まず、ぼちぼち組合員ミチコって、誰やねん!って思いませんか?思いませんか…そうですか…。

ものすごく短く自己紹介すると、ていうか私は自己紹介というものが大嫌いなのですが、まぁ良い機会だと思ってしてみます。

私は2008年にぼちぼちに労働相談をして、そのまま加入した、精神障害者&独り身&一応女性&悪性新生物&税金泥棒です。(察してください。忖度するんですよ。忖度。)ちなみに今まで12回入院しました。30代半ばから、今まで、入退院の繰り返しです。

今は2018年ですから、ぼちぼちに加入してから10年もたつんだなぁと感慨深いです。ぼちぼちに加入したときは、自分がまさか9年後に悪性新生物を体内に宿してしまうとは、夢にも思っていませんでしたが。

今日は夜中の3時半に目が覚めましたが、6時過ぎぐらいから二度寝することができました。7時半ぐらいにまた目が覚めたので、そのまま起きて、ネットニュースを見ると、

これやーーーーーーーーーーーーーーー!!!

という記事があったので、リンクを貼っておきます。うまく貼れるかどうかは、わかりません。私はリンクを貼るとか、そういう高度な技がなかなか使えません。

https://withnews.jp/article/f0180603000qq000000000000000W07q10101qq000017386A

「無視できなかったインスタ投稿…がんとスティグマ、女性患者の未婚率」です。やっぱりうまく貼れない…。なんでやねん…。

これを読んだときは、寝起きで頭がボ~っとしていて、思わず号泣してしまったのですが、よくよく考えると、女性患者の未婚率とか、がんと結婚とか、それ自体スティグマやないのん?と私は思います。

これは、「結婚すべき」という、私が発見した(と勝手に思っている)「べきべき病」の一種なのでしょうか。胸を切ったら女として見られないとか、女として?どういう意味?女として見られないのなら、男として見られるってこと?ちょっと意味がよくわかりません。

50歳でおひとり様は、その先の人生、大変???どういう意味なのでしょうか。私は理解できません。私は4○歳でおひとり様ですが、今現在大変ではありません。もちろん体はしんどいですが、大変ではありません。

人をあまり当てにしてはいけない???当てにしまくっている私には、やはり意味がよくわかりません。というか、こんなにこの記事をディスって大丈夫なのでしょうか…。

国が旗を振って制度を整備???制度なんか、何もありませんよ。高額療養費や限度額適用認定証などはあります。がん保険に個人で加入している人もいるでしょう。(もうがんて書いてもうてるやん。悪性新生物で通してきたのに。)40歳以上で末期なら、介護保険制度が使えます。しかし、私は当てはまらないので、ヘルパーさんに来てもらう、などはできません。ちょっとこのへんの知識が足りないので、間違っていたらすみません。気になるかたは自分で調べてみてください。明日は我が身なので。

この腐った&狂った&何かがオカシイ日本社会では、がんは自己責任です。実際自分が悪性新生物になって、そのことを痛感しました。今のところ使える制度はありません、と言われたとき、絶望しか感じませんでした。

ぼちぼちの仲間や、職場の人、親友、家族、がいなければ、私は抗がん剤による副作用で外に出られず買い物にも行けず、腐ってしまった生ゴミに囲まれ、そのまま餓死していたでしょう。(抗がん剤て書いてもうた。毒で通してきたのに。)

そういう意味でおひとり様は大変だと述べているのでしょうか。私は人を当てにしまくっているので、そしてこれからも当てにしまくるので、大変ではありません。

そもそも、なぜ結婚しなければいけないのか?結婚するのが当然、という思い込みは、どこからやってくるのか?がんでも結婚してハッピー☆ってこと?私は小学生の頃から、結婚なんて絶対したくないと思っていました。卒業文集で、10年後の自分への手紙のようなものを書いたのですが、友達は「素敵な旦那様と結婚して、男の子と女の子を産んで幸せに暮らしてるかな?」と書いていたのに対し、私は「あなたは絶対に結婚なんてしていないと12歳の私は思うけど」と書き出していました。

12歳の10年後って、22歳です。22歳でもうすでに結婚して二人も子ども産んで、えらい早いなぁと思います。もちろん早くに結婚して子どもを産む人もたくさんいるでしょう。そのこと自体を否定しているわけではありません。ただ、結婚して子どもを産むのが当然、という考え方がどこからやってくるのかが、私にとっては疑問なのです。

がんで結婚したら、パートナーは「無料のヘルパー」になってしまう可能性があるのでは?と私は思います。もし再発したら?もし転移したら?またあの地獄のような治療が始まったら?治療費は一体誰が支払うの?入退院の手続きは?入退院のときの荷物は?どうするの?

やっぱり私には「がんと結婚」というのが理解できません。がんになったから、結婚できない!うわあああん!泣くううう!…???なぜそんなに悲観する必要があるのでしょうか。がんの治療に専念すればいいだけの話だと私は思うのですが。この社会に生きる人々は、何かしらの強迫観念にかられているのでしょうか。

たぶん、もしかしたら、メイビー、恋愛感情はかろうじて、少しばかり、アリトルビット、あるのかも知れません。そんな感情、どこかに置いてきてそのままなので、ちょっと探しに行かないと…。もうすでに腐っているかも…。腐っていたら捨てなければ…。いや、腐って発酵しているかも…?ええ味出してるやん!みたいな?

万が一、私に恋愛感情なるものがあったとしても、結婚したいとはこれっぽっちも思いません。

がんでも結婚したい=パートナーに依存したい、では?これは私の勝手な忖度です。

ちょっと疲れてきました。今から朝ご飯を食べて、洗濯をして、ダラダラゴロゴロしようと思います。

また何か思いついたら、つらつらと書きます。ではでは。

 

5月カフェ報告

スタッフAです。

昨日の5月26日(土)に定例カフェをしました。直前に開催を決定したにもかかわらず、7名が参加し、近年では多いほうでした。

ピザだという告知が魅力的だったのが大きいです。

生地から手作りです。

ドイツからの研究者を迎えていたこともあって、語学の話などで盛り上がりました。

労働関係では、ドイツでは非正規であろうが雇用されて働いているなら、病気で休むときは有給休暇とは別に給料をもらいながら休めると聞いて、とてもうらやましく感じました。有給休暇も初年度から20日以上あるようです。以下のリンク先がわかりやすいです。

日本とこんなに違う! ドイツでの会社の休み方 – ドイツ生活情報満載!ドイツニュースダイジェスト

ドイツのライプツィヒでは定例カフェのようなものが盛んであるそうです。うまくいけば7月以降にライプツィヒ流定例カフェをユニオンぼちぼち京都事務所で開催できるかもしれません。そのときはまたお知らせいたします。

このろくでもなく素晴らしきメーデー報告

2018年4月30日(月)に賀茂大橋と出町橋の間の賀茂川西岸で行われたこのろくでもなく素晴らしきメーデーの報告です。

メーデー開催に先立ちまして、茨城不安定労働組合様と匿名希望S様からメッセージをいただきました。ありがとうございます。

当日、11時過ぎに会場付近に行くと、のぼりが目立っていてすぐにわかりました。

12時頃までに集まったのは10人ほどで、約半数がユニオンぼちぼちの組合員、あとは他労組の方、研究者の方、取材の方、インターネットで見て来てみた方などでした。

ご覧のように天然酵母パンの数は9個ほどで、あっという間に売り切れてしまいました。

このメーデー中唯一の企画はサラリーマンじゃない川柳大会です。

その他の時間は交流をしたり、川べりでぼーっとしたりと、のんびりとした空気が漂っていました。

好天にも恵まれ、大成功のメーデーだったと言ってもよいでしょう。

4月30日のメーデーの会場は鴨川デルタに決定しました

当日の天気予報が快晴ということですので、予定通り、メーデーは鴨川デルタで行います。

皆さまお誘い合わせの上、鴨川までピクニックにお越しください。

「このろくでもなく素晴らしきメーデー」

日時:2018年4月30日(月)11時~16時

場所:京都市上京区の鴨川沿い、賀茂大橋と出町橋の間の賀茂川西岸のあたりで適当に

※最寄り駅は京阪出町柳駅です。ユニオンぼちぼちの組合旗を目印にお越しください

※会場ではメーデー特別価格の120円で天然酵母パンを販売しております

4月28日(土)の相談はお休みです

勝手ながら、本日4月28日(土)は京都事務所での相談をお休みさせていただきます。その代わりに、4月30日(月・祝)にメーデーという名前の河原でのピクニックを行いますので、そちらにお越しいただければ誰かしらがお話をお伺いいたします。詳しくは「このろくでもなく素晴らしきメーデー」 | ユニオンぼちぼちブログをご参照ください。

 

4月28日(土)、30日(月・祝)とも、京都事務所の電話を個人の携帯に転送してできるだけ出られるようにはするつもりですが、常に出られるとは限らないので、悪しからずご了承くださいませ。

 

それではよろしくお願いいたします。

悪性新生物より

どうもこんにちは。悪性新生物です。

メーデーや立命館大学や団体交渉の話題をぶったぎるかのようにダラダラと書きます。毒が脳みそに入り込んでしまって、察するとか、空気を読むとか、そういったどうでもいいことができなくなりました。

「おめでとうございます。3cmの元気な悪性新生物です。ほら、ここに写っている真っ黒いのがそれです。とても元気にすくすく育っていますよ。順調ですね」なんてことは言われてないのですが、いま思い返すと、そう言われたような、言われてないような。(※言われてません)

今年の3月と4月はマジヤバイぐらい体がしんどくて、たぶんきっと絶対メーデーにも行けないので残念です。あのダラダラグダグダした感じのメーデーというかピクニックを、実は毎年楽しみにしているのです。当たり前に健康で、当たり前に外に出られる、当たり前に元気な人にはぜひとも行ってみてほしいなぁなんて思います。

あなたの体内には悪性新生物が宿っています、と告知されたときは、あぁやっぱりなぁと不思議な感覚がしたぐらいで、まさかこんなにもしんどい治療だとは思っていませんでした。

自分の体が、自分の脳みその指示通りに動かない、当たり前にできていたことが、できなくなる、当たり前が当たり前でなくなる、普通が異常に見える、そんな日々を送ることになるとは、なんとなく予想はしていたけれど、予想はあくまでも予想で、現実とは大きく違いました。

同じ病気の人たちのブログなどを読んでみても、そこには前向きな、キャピキャピキラキラしたことばかり書かれている場合が多く、私にとっては違和感だらけでした。

苦しいなら苦しい、辛いなら辛い、しんどいならしんどいと声を大にして言えばいいのに、常に明るく前向きでいるべきとか、周りを心配させないように常に笑顔でいるべきとか、一人でこっそり涙を流すべきとか、周りに常に感謝すべきとか、病気でも働いて社会に貢献すべきとか、そんな「べきべき病」が蔓延しているのだなぁ、と私は思いました。

なぜ悪性新生物になってまで、察するとか、空気を読むとか、そんなくだらないどうでもいいことをしなければならないのか。悪性新生物はこうあるべき、こう生きるべき、そんなこと、一体誰が決めたのでしょうか。

私の友達も、私の知り合いも、私の家族も、私の親戚も、同じ病気だったけど、今はピンピン元気!だからあなたも大丈夫!

と、何回も言われました。何を根拠に大丈夫だと判断できるのか理解に苦しみますが、今は右から左に華麗にスルーできるようになってきました。私はこれを言われるのがとてもとてもとってもイヤで、ぼちぼちの事務所にふらぁ~っと行くときも、真夏なのにニット帽をかぶってマスクした変な人、のまま特に何も言いませんでした。

本当は、なぜそんなことを言ってくるのか、わかっているのです。悪性新生物=死、だと思って、それしか言えないのだろうと。治るよ!とも言えないし、かといって死なないで!とも言えないし、もうなんて言ったらいいのだろう…あ、私が知ってる○○さんも~となるわけです。わかっているのです。わかっているけど、もう聞きあきてしまいました。

悪性新生物だからって、上から目線で偉そうに!と思われるかも知れませんが、私は実際上から目線で偉そうで性格が悪いので、当たってます。悪性新生物のせいでも、毒のせいでもありません。元からです。

せっかく悪性新生物になったのだから、これからはやりたいことだけやって、やりたくないことはやらない、基本毎日ダラダラゴロゴロする、と決めました。世間が決め付ける悪性新生物のキャピキャピキラキラした生き方とはかけ離れたものでしょう。それでいいのです。私は私なのだから。

こんなことをメーデーというかピクニックで話したいのに、行けないのでここで書きました。これからも空気を読まず、つらつらと書いていきたいと思います。

ちなみに悪性新生物という言葉、まるで宇宙人のようで気に入っています。

今年のメーデーでは天然酵母のパンがあります

どこの店のパンを買ってきたのだというような天然酵母パンを、いつもカフェで自作してくれる組合員Sさんの協力もあって、今年のメーデーではメーデー特別価格で天然酵母パンを販売します。

洋の東西を問わず楽しい時間に食べ物は付き物のようで、縁日にはたこ焼き、メーデーにはパン、フランス革命にはお菓子のことを吹聴する哀れな王妃と相場が決まっています。パンとコーヒーさえあれば、どんなピクニックも最上のものになるって誰か偉い人が言ってませんでしたっけ?ああ、あたしの勘違いでした。

すいません…

というわけで、会場ではメーデー特別価格の120円で天然酵母パンを販売しております。少なめに作っておりますので、売り切れ御免の早い者勝ちです。梅雨入り前の京都の空を見ながら、パンとコーヒーを片手にお喋りするのは、労働者と労働者予備軍の特権ですよね。

労働者代表信任手続きに関する抗議と質問

立命館大学に対して抗議と質問を出しました。

以下が本文です。
回答があり次第、ご報告します。

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2018年4月20日

学校法人立命館理事長 森島 朋三 殿

関西圏大学非常勤講師組合
執行委員長 新屋敷 健
関西非正規等労働組合ユニオンぼちぼち
執行委員長 尾崎 日菜子
立命館分会長 藤田悟

労働者代表信任手続きに関する抗議と質問

1.経緯

貴法人は、2018年1月末日に、京都上労働基準監督署から労働基準法違反で指導と是正勧告を受けました。この申告は、貴法人の2015年就業規則改定が、労働者に不利益が大きいにも関わらず、労働者の意見を丁寧に聞き取りし、合意形成の手続きを適正にとらなかったことを背景にするものでした。

これに対して、貴法人は、2018年2月28日に「【依頼:至急】2017年度労働者代表への信任の確認について」と題する電子メールによって、「労働者代表への信任」の確認を行おうとしました。当組合は、選挙管理委員会との議論を経ない非民主的な手続きに対して、2018年3月1日付け書面にて抗議しました。貴法人は、この抗議に対して、一切話し合いの姿勢も見せることがありませんでした。

貴法人は、2018年3月29日付け「2017 年度立命館大学労働者代表への信任状況の確認結果について【連絡】 」で、「2017年度立命館大学労働者代表選挙選挙管理委員会及び関係組合」に宛てて、「2018年3月22日までに、立命館大学のすべての事業場において選挙管理委員会が選出した方への過半数の信任が確認できましたので連絡します」と通知してきました。

2.抗議

当組合の主張を改めて書きます。労働基準法には、事業場に全労働者の過半数を組織する労働組合がない場合、労働者の過半数を代表する者(労働者代表)が、使用者と時間外労働の際の協定を締結したり、就業規則改定時の聴取を受けたりする等と、定めがあります。現在、労働行政においても、過労死問題を契機に、長時間労働規制の文脈から、労働者代表の手続きが重視されています。この労働者代表の仕組みは、労使間の話し合いを正常に行い、双方の合意のもとに労働条件等にかかわる重要事項を協議し決定するところに意味がある、と考えています。

貴法人は、2018年1月末に京都上労働基準監督署から労基法違反の指導と是正勧告を受けています。早急に法違反の状態を解消したいと考えられたかもしれません。しかし、今回の労働者代表信任の手続きは本来の制度趣旨にも反しています。貴法人は、選挙管理委員会や労働組合の意見を聞くことなく、また労働組合からの抗議や質問をすべて無視して、一方的に信任投票を行いました。

この結果、実際の信任の場がどのようなものになってしまったのか。

たとえば、貴法人の2018年3月29日付書面では、「取り組み状況」に「(1) 教授会における挙手または投票による信任確認(各学部・研究科教授会構成員) 」とあります。この教授会に出席していた教員からは、「説明が不足していて理解できていない人もいた」「挙手しないで不信任に票を投じることができない雰囲気で強制力を感じた」といった声もありました。またたとえば、「(5) メール返信による信任確認(教授会欠席教員、有期雇用教員、異動・出向・休職中職員、 学生・院生) 」とあります。メール確認を受けた学生や院生からは、「不信なメールが2通も送られてきて、意味が分からないので対応に困っている」「記名投票を強制されていて怖かった」という声もありました。

繰り返しになりますが、当組合は、労働者代表は、労使間が対等な立場で労働条件等を合意形成していく仕組みと考えています。貴法人の焦りは理解できる部分もありますが、拙速な確認作業によって、労使間の不均衡な権力関係を前提にしたまま、使用者である貴法人から一方的な介入を行い、許諾の自由のない状況で信任をとったケースをも生み出したことについて、当組合はあらためて強く抗議します。また、当組合は、そのような不適切な手続きによる労働者代表の信任は無効であると考えます。

3.質問

上記を踏まえて、貴法人に対してあらためて質問いたします。

1.貴法人は労働者代表をどのような趣旨の制度と考えていますか。当組合からの意見を踏まえて回答してください。

2.貴法人は今回の信任投票の手続きに対して、当組合が提供した上記のような意見を確認した場合、どのような対応をされますか。具体的な対応を教えてください。

3.貴法人はなぜ今回の信任投票を行う際に、選挙管理委員会や労働組合の意見を聞いて共同しなかったのでしょうか。理由を教えてください。

貴法人からの回答がなかった場合、また貴法人からの回答があまりに不誠実な内容だった場合は、所轄の労働基準監督署長および労働局長、厚生労働大臣に申告や申立をしますので、ご注意ください。回答期日は、2018年5月11日とします。回答方法は、書面のメールと郵送の両方にてお願いします。

以上。

メーデー呼びかけ文

メーデー実行委員の組合員Tからメーデーの呼びかけ文を預かりました。

〈呼びかけ文〉
この惑星の一地域には、忖度というものがある。

忖度は、「他人の気持ちをおしはかる、また、おしはかって相手に配慮する」ということ、つまり、「相手が何を考えているのか、考える」といった意味で、本来は悪い意味ではないらしい。

だが、その地域の忖度には、「こんな状態でいいのか?」と首をひねらずにはいられない。

その地域では、学校に入学すると、目をつけられないために教師に忖度、上級生に忖度、力のある同級生に忖度、就職すると、自分の収入を守るため上司に忖度、ということが続く。

忖度する状態に慣れてしまうと、本音が言えなくなる、自分の頭で考えることが出来なくなる。

その弊害は随所に顕われているが、その最たる物が、森友学園・加計学園問題。
そもそも忖度という言葉が知られるきっかけになったのが森友学園問題。その学園をめぐる公文書改ざん問題では、元財務相理財局長は首相に忖度したのか、答弁を拒否し続け、まともなことは何一つ話さなかった。

さらに酷いことに、東京都迷惑防止条例の改悪が成立してしまった。あの都知事も、首相に忖度する条例の改悪をすることで、市民に無理矢理「忖度」させる気か?そうやって、声をあげる市民を潰していくのか?

忖度をする相手、方向を間違えてはいけない。
政治家が市民に忖度させてはいけない。
むしろ、政治家こそが、健康で文化的な最低限度の生活を維持することが難しい市民に対して忖度しなければいけないのではなかろうか。
市民が健康で文化的な最低限度の生活が出来る政策を政治家がすること、それこそが、本当の忖度ではなかろうか?

ただ、この惑星の一地域、京都の賀茂川河川敷は、のんびりするのに丁度良い。
余計な忖度をしなくて済むから。