【情報転載】若手活動家を世界に送ろう!〜クラウドファンディングのお願い〜

組合員の方から以下の情報が寄せられましたので、転載いたします。

 

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若手活動家を世界に送ろう!
なにわユニオンメンバーが、シカゴで米国や国際的な労働大会に参加
〜クラウドファンディングのお願い〜

2016年4月に米・シカゴでレイバーノーツ大会が開かれます。ここは、世界各国から闘う労働者や活動家が集まる場。日本からは13人で団を組み、日本の労働と人権、沖縄基地問題などについて発表する予定です。アメリカなどで若い労働者が、最低賃金引き上げの運動や差別撤廃運動の牽引力となっているのを見て、今年は「日本の若者にもたくさん参加してもらいたい!」と考えました。
国際連帯行動でむずかしいのは、資金面。若い労働者は参加したくても収入が200万円程度と低く抑えられているため、断念させられてきました。
そこで、今年はじめて、クラウドファンディングを呼びかけ、みんなで資金応援することにしました!2月15日までの10日間で、旅費不足分の8万円を集めます。ぜひぜひご協力ください。(一口 2000 円)

※呼びかけ人 山崎精一(Labor Now 共同代表)/マット・ノイズ(明治大学非常勤講師) /松元ちえ(レイバーネット TV/ジャーナリスト)

振込先 00190-7-559158
(郵便振替口座 Labor Now)※「中村カンパ」と明記して下さい。

※ 振り込んだら下記にメールでお名前と振込金額をお知らせ下さい。
大会参加後の報告の案内を差し上げます。apjpyama@blue.ocn.ne.jp 山崎精一

私たちが応援する中村 研さん(なにわユニオン書記長)てこんな人・・・・
労働組合活動家として、職場での組織化に最大の関心をもつ一方で、街頭デモなど路上での運動をどのように作り上げるのかを考えてきた。「戦略的な労働者の組織化や社会への発信力の強化が、労働運動の課題と感じています。組織化のために戦略的に資源を投資するアメリカの労働運動を知りたい」と話す。
レイバーノーツ大会を通じて、NGO と連携した草の根の運動を展開している、海外の多くの活動家や団体と交流し、社会的な存在としての労働運動を学びたいという。
中村さんは、労働運動とは別に、大阪でサウンドデモを10年以上も企画してきた。最近では、反原発デモやヘイトスピーチへのカウンター行動などにも参加し、そこで出会った人々と一緒に、昨年の「都構想」をめぐる大阪市住民投票や戦争法案反対デモでも行動してきた。
シカゴ大会の参加目標は、コミュティオーガナイジングを取り入れた労働運動を学び、アメリカから拡大した生活底上げ運動“Fight for $15”にかかわる仲間と経験交流することとしている。

1月定例カフェの報告

1月23日(土)に行われた定例カフェの報告です。

 

メニューはロールキャベツ、参加者は10名弱でした。

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ご支援ということでお送りいただいた米もあります。

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参加者の健康状態を考慮して、減塩にして各自で塩やコショウを追加するようにしました。

 

メーデーについても少し話が進んだかなというところです。

 

 

1月23日(土)カフェ、メーデー、将棋部

今週の土曜日は京都事務所にて、イベント目白押しなので、ピンときたかたは是非きてください。

1月23日(土)
14時~17時
将棋部

17時~21時
ぼちぼち定例カフェ
メニューはロールキャベツ

19時~
メーデー準備会
準備というほどかしこまらず、今年のメーデー何やりたいかなどご飯たべながら話したいと思います。

労働問題グループ・ディスカッション資料

ユニオンぼちぼちの組合員が大学の出前授業で行った労働問題グループ・ディスカッションの資料を共有します。架空の例です。

 

問題(1)「アルバイトを辞めさせてくれない居酒屋チェーン店」

◯こんなトラブルにあいました(5分)

    • 大学3回生の10月、就職活動の準備に入りたい、大学の単位をきちんととりたいと考え、シフトを減らしたい、と店長にお願いしました。
    • しかし、店長からは「人手不足なので、仕事を減らすことはやめてほしい」「学業とアルバイトと就職活動をいかに両立させるのか、この経験は社会人になってからも必ずいきる」「いままで育てたことを恩義に感じないのか」と言われてしまいました。
    • 1ヶ月後、「やっぱり今後のことに不安があるので、コマ数を減らしたいです」とお願いをしました。
    • けれども、店長は「この時期に人を探すのは難しいし、急に来ないと言われると損害が発生するだろう。来ない分はオレが穴埋めするが、その分損害が発生するからお前の給与から差し引くからな」と言い放ちました。また「お前のような人間はろくな社会人にならない」「就職活動も失敗する」「馬鹿野郎」「恩知らず」「お前の性格には欠陥がある」と、他のアルバイトもいる前で、1時間ほど、大きな声で繰り返し罵られました。
    • 店長に罵られてから、気分が落ち込んでしまい、お店のことを考えると動悸が激しくなりました。眠ることや食べることも、難しくなりました。店長に連絡することも難しく、アルバイトスタッフの友人に欠勤すると伝えました。1週間の間、店長からは何度も携帯電話に着信がありました。留守番電話も10件ほど入っていました。恐ろしくて聞くことができませんでした。実家にまで電話があり、母親から連絡があって心配してくれました。事情を話すと父親と母親は怒って味方になってくれました。「店長の考え方は社会人としておかしい」と言ってくれました。
    • 店に行けなくなって2週間後、店長から20万円を請求する損害賠償請求書が送られてきました。最後に働いた1ヶ月分の給料5万円と損害20万円を一部相殺するので15万円を請求する、と書いてありました。
    • 店長とのやりとりを、ようやく思い返すことができるようになりました。あなたはどうしても店長が許せなくなりました。

◯ひとりで考えてみてください(5分)

  • この一連の事件のどこに問題があると思いますか。問題点を思いつくかぎりすべてあげてください。
  • あなたはどこに怒りを感じましたか。
  • あなたなら、まず誰に相談しますか。どんな助言をしてくれると思いますか。
  • あなたが相談されたら、相手にどのような声をかけますか。
  • あなたにとって、この事件の解決とは何ですか。
  • 問題を解決するにはどのような手段があると思いますか。

◯ディスカッションしてみましょう(10分)

  • この事件の問題点と解決方法をみなさんで話し合ってください。議論の中身は後で発表してもらいます。

◯シェアしましょう(10分)

 

問題(2)「アルバイトに労災がないという人材派遣会社」

◯こんなトラブルにあいました(5分)

  • 大学2回生、イベント会場設営の派遣アルバイトをしていました。給与明細には、毎月保険料という欄があり、1000円が天引きされていました。
  • ある日、ライブ会場の設営で、ライブ機材の運搬を数人でやっていました。機材は数百キロの重さがあって、重さに耐えかね、足の上に落としてしまいました。ものすごい痛みがあり、叫びました。歩くこともできなかったので、作業を中断して帰宅しようとしました。スタッフからは勝手に帰るなと言われ、作業終了まで現場にいました。
  • ずっとうずくような痛みが続き、足は紫色に変色して膨れ上がり、靴が履けなくなりました。近所の外科を受診したところ、右足の甲部骨折の診断を受けました。
  • 仕事もできない状態で、通院費も初回だけで1万円以上したので、会社に電話しました。社員から、「仕事は入れないということですね。困るなあ。。でも分かりました。こちらで何とかします。またこちらから連絡します」と言われました。保険の話にまったくならなかったので、自分から通院費などはもらえないかと尋ねてみました。「アルバイトには労災はないんだよ。知らないの?」と言いながらも、社員は仕方なさそうに、「なら領収書を送って。月末に振り込むから」と言いました。
  • 翌日に領収書を会社に送りましたが、社員の機嫌を損ねてしまったと感じ、萎縮して連絡できませんでした。会社からの電話はありませんでした。月末になっても、医療費の振り込みはありませんでした。
  • インターネットで調べたら、アルバイトでも労災はとれるというようなことが書いてありました。ひょっとしたら会社も知らないのかもしれないという考えがわきました。
  • 会社に電話すると、いつもの社員が出ました。「何?」と高圧的に言われて怖くなりました。「アルバイトでも労災があるとインターネットに書いてあって、もしかしたらご存知ないかもと思いまして」と言いました。話している最中に、受話器の向こうで、大きなため息が聞こえました。「いいかげんにしろよ。うちではアルバイトには労災はねーんだよ」と怒鳴られて、向こうから電話を切られました。
  • 数日後、解雇通知書が送られてきました。怒鳴られたことよりもショックでした。
  • 大学の友達に相談したら、「ひどいね。それブラック企業だよ。何かするなら絶対に手伝うし」と声をかけられて、安心しましました。
  • このまま引き下がったら、自分と同じように嫌な目にあう人が出るだろうと思うと、何か行動をしたいと感じるようになりました。

◯ひとりで考えてみてください(5分)

  • この一連の事件のどこに問題があると思いますか。問題点を思いつくかぎりすべてあげてください。
  • あなたはどこに怒りを感じましたか。
  • あなたなら、まず誰に相談しますか。
  • あなたが相談されたら、相手にどのような声をかけますか。
  • あなたにとって、この事件の解決とは何ですか。
  • 問題を解決するにはどのような手段があると思いますか。

◯ディスカッションしてみましょう(10分)

  • この事件の問題点と解決方法をみなさんで話し合ってください。議論の中身は後で発表してもらいます。

◯シェアしましょう(10分)

 

これは架空の例ですが、同じようなことがあって相談したいということであればご連絡ください。また、出前授業などのご依頼も可能な範囲でお受けしています。

1月23日(土)将棋部、定例カフェ、メーデー会議をします

1月23日は第四土曜日なので定例カフェを行います。ここ数カ月は順調に開催しています。1月のメニューはロールキャベツ定食です。参加者には300円程度の実費負担をいただいております。

 

そろそろ今年のメーデーをどうするか考えていこうということで、カフェの食事をしながらメーデーについても話し合う予定です。会議というほど堅苦しいものではなく、気軽に意見を出し合う段階です。

 

また、カフェの前には将棋部の活動も行われます。お好きな方はどうぞお集まりください。

 

いずれも京都事務所で時間の目安は次の通りです。事務所の場所は公式サイト本体にあります。

 

13:00 労働相談開始
14:00〜17:00 将棋部
17:00〜19:00 カフェの準備
19:00〜21:00 カフェの食事

 

これらの活動には組合員に限らずどなた様も参加できます。カフェに参加する組合員には交通費の支給もあります。

1月11日(月)の労働相談はお休みします

明日1月11日(月)は休日のため、大阪での労働相談はお休みします。メールフォームや直接メール(botiboti[at]rootless.org *[at]を@にしてください)での相談があれば24時間以内に返信できるような態勢にはなっておりますので、そちらのほうをご活用ください。

 

1月2日(土)の労働相談は休みです

新年あけましておめでとうございます。本年もユニオンぼちぼちをよろしくお願い申し上げます。
明日1月2日は土曜日ですが、京都事務所の来所・電話相談はお休みさせていただきます。メールフォームや直接メール(botiboti[at]rootless.org *[at]を@にしてください)での相談があれば24時間以内に返信できるような態勢にはなっておりますので、そちらのほうをご活用ください。

12月26日:定例カフェ

12月の定例カフェを実施しました。
参加者は6名。
メニューは、
「寄せ鍋」
「うどん」 *カンパで送っていただいた「島原うどん」
「りんご」 *カンパで送っていただいた「りんご」
「お菓子」 *カンパで送っていただいた「お菓子」 
一人あたりの費用は300円でした。
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本日12月26日(土)定例カフェを開催します

ユニオンぼちぼち京都事務所では本日も定例カフェを開催します。今月は寄せ鍋を中心に、ほかおかずを数品つくる予定です。年末なので忘年会ですね。
定例カフェは17時から準備を開始して21時くらいまでやっています。組合員でない方も参加できますが、組合員の方には交通費が支給されます。カフェそのものは実費を人数割りで、いつも300円くらいです。
14時からは将棋部の活動がありますし、13時からは通常の労働相談も受け付けております。場所はすべて京都事務所です。
どうぞお気軽にお越しください。

最賃デモ報告と案内

最賃デモの報告と紹介です。
・12月6日(日)京都

・12月13日(日)東京



今後も続きます。
【上げろ最低賃金デモ】
12.20(sun)16:30 福岡天神・警固公園集合
https://twitter.com/crac9shu
【上げろ!最賃 名古屋駅前街宣】
12.20(sun)18:30 名古屋駅東口交番前
https://twitter.com/btmup1500
【最低賃金上げろデモ札幌】
12.23(wed)14:30 大通公園3丁目集合
https://twitter.com/_BTMup1500