労働相談のお休みのお知らせ

おはようございます。
朝晩はひんやりしてきましたね。
風邪をひく方が少しずつ増えてきています。
みなさんは、体調如何お過ごしでしょうか。
直前になりましたが、お知らせです。
本日10月14日(月)は、大阪の労働相談をお休みさせていただきます。
また、11月4日(月)もお休みさせていただきます。


それ以外の日程は通常通り労働相談を行っています。

■ユニオンぼちぼちの労働相談活動
 [京都] 毎週土曜日 13:00~18:00 
     Tel. 075-681-6904
 [大阪] 毎週月曜日 15:00~20:00(休日は相談を休みます)
     Tel. 06-6647-8278
*大阪の電話相談は〈釜ヶ崎医療連絡会議〉の電話を借りています。「ユニオンぼちぼちに相談です」「労働相談です」と言っていただければ、ぼちぼちの担当者に代わります。
 Mail: botiboti[at]rootless.org *[at]→@
 【秘密厳守 相談無料】

派遣会社Xの解決事例

ある派遣労働者Aさんが、派遣先で同室の人間(指導敵立場)から壁を叩いてイラつかれるという行為をされて恐怖心を覚えるなどして、そこで働けなくなったケースがありました。
最初は派遣会社は、職場から離れたのは自分で、自己責任だということで、賃金保障しないという見解でした。
団体交渉で、パワハラとは何かといった話をし、交渉の結果、派遣元会社は 派遣労働者が結果として恐怖心を持ったことを憂慮し、今後、社内でパワハラの研修や防止対策を進め、会社としてパワハラが起こらない風土を作っていくよう努力をすることを約束するという解決に至りました。当該の労働者が納得する金銭和解も含まれました。

9月28日:定例カフェ

今晩は9月の定例カフェでした。
参加者は6名。
一人あたりの費用は300円でした。
メニューは以下の通りです。
【メイン】ナスとひき肉のピリ辛炒め煮with半田めん
 *ナスは徳島県産。半田めんは差し入れ品。
【デザート】二十世紀梨(京都府産)
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『敵には動揺を 味方には確信を』読書会:最終回

これまで5回にわたり行われてきた読書会ですが、次回がいよいよ最終回となります。
*読書会ならびに対象書籍に関しては[こちら]をご覧ください。
■『敵には動揺を 味方には確信を』読書会:最終回
日時:9月8日(日)15:00
場所:ユニオンぼちぼち大阪事務所(釜ヶ崎医療連絡会議)

*組合員の方は交通費補助の対象となります。
ふるってご参加ください。

【解決事例】派遣先から十分な説明なしに辞めさせられた例

◆2013年7月の解決事例
ある派遣労働者が、派遣先から十分な説明なしに勤務終了とされた事案です。
当組合の働きかけにより、派遣元が派遣先と協議し、【今後、派遣社員の勤務態度に問題があると認識した場合には、当該派遣社員及び派遣元会社の意見などを聴取するなどして、公平かつ客観的に対応すること、及び、勤務を終了させる場合は具体的な理由を派遣元に対し明らかにする、派遣元も当該労働者の権利を十分考慮する】などと約束することで和解できました。
会社も誠実に向き合ってくださり、早期に解決に至ることができました。

8月24日:定例カフェ

8月24日に8月の定例カフェを開催しました。
カンパでいただいたそうめんとベジタリアン向け「ソーセージ」、そして別のかたからいただいたとれたての野菜(ズッキーニ、ししとう)を料理しました。
だから参加費は一人あたり100円ちょっとでした。安い!
定例カフェは、最近、また組合員が集まりやすい雰囲気になってきて、いろんな話をしました。
仕事でパワハラ的なことをされているという人の話を聞き、頑張れるなら金のためにその仕事を続ける手もあるし、でも心身が病気になりそうなら休んだりやめて、組合として戦う道もあるよね、という話をしました。
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労働相談お休みのお知らせ

こんにちは。
毎日とても暑いですね。
それぞれ暑さ対策色々工夫されていると思います。
なんとかやりくりして過ごして、生き延びていきたいです。
以下お知らせです。
8月19日(月)は、大阪の労働相談をお休みさせていただきます
それ以外の日程は通常通り労働相談を行っています。


■ユニオンぼちぼちの労働相談活動
 [京都] 毎週土曜日 13:00~18:00 
     Tel. 075-681-6904
 [大阪] 毎週月曜日 15:00~20:00(休日は相談を休みます)
     Tel. 06-6647-8278

*大阪の電話相談は〈釜ヶ崎医療連絡会議〉の電話を借りています。「ユニオンぼちぼちに相談です」「労働相談です」と言っていただければ、ぼちぼちの担当者に代わります。

 Mail: botiboti[at]rootless.org *[at]→@
 【秘密厳守 相談無料】

7月27日:定例カフェ

今晩は7月の定例カフェでした。
参加者は12名。
一人あたりの費用は250円でした。
メニューは以下の通りです。
【前菜】①自家製ドレッシングで和えた賀茂野菜のサラダ(ベーコン添え) ②厚揚げ・油揚げのあぶり焼き
【メイン】①具だくさん洋風にゅうめん ②あっさり和風にゅうめん
【デザート】桃(差し入れ品)
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*サラダの完成写真を撮り忘れました。
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決裂した団交! 社会福祉法人釜ヶ崎ストロームの家の不当解雇を許さない

 皆さんこんにちは。関西非正規等労働組合(ユニオンぼちぼち)です。「釜ヶ崎ストロームの家」という、釜ヶ崎の中でアルコール依存症や知的障がい者の方々の支援をする施設があるのですが、そこの職員・清水裕(しみずゆう)さんに対して不当解雇事件が起こりました。
 清水さんは、アルコール依存症で再飲酒してしまったジョイ(ストロームの家が運営するグループホーム)の入居者さんへスポーツドリンクを差し入れた、休日を使って他の事業所の見学に行ったことなどを理由として、2月22日付で即日懲戒解雇されました。2月22日(金)の朝、通常通り出勤した清水さんに対し施設側は「懲戒解雇なのでもう帰って良い」と言い渡し、即日解雇としました。清水さんは懲戒解雇を撤回させる事と、このような解雇を決定した施設側の責任を追及したいと考え、組合に加盟しました。そして私たちと施設の間で6回の団体交渉が持たれましたが、施設側の不誠実な対応により決裂となりました。
◆団交で明らかとなった、余りにひどい施設の体質
 最初の団交は3月12日にストロームの家にて行われ、施設長兼理事長代行・村松氏、事務長・高橋氏、サービス管理責任者・釆井(うねい)氏が出てきて話し合いました。施設側は清水さんを解雇した理由として「他の作業所の見学を利用者に提案した」「休日に他の作業所の見学に行った」「スポーツドリンクを差し入れた」「夜間に帰宅しなかった入居者への巡回を1回増やした」などを挙げました。しかし、帰宅しなかったり酔っ払っている入居者へのケアを許さず、むしろ利用者を放置しなかったから解雇するという施設側の信じられない主張は障がい者を虐待するもので受け入れられません。当然、組合側の主張により論破され、施設長以下、他の職員も反論ができず、黙ってしまいました。更に、今回の解雇問題について法人内の他の職員(現在10名程がいる)からは異議が全く出されていません。むしろ積極的に村松氏の意見に従い、利用者さんにまで清水さんと会ってはいけないなどと圧力をかける(これも虐待です)職員までいる始末です。この交渉の中で村松氏は、利用者への病状悪化を防ぐためと称し、利用者さんの携帯電話を操作して清水さんからの電話を着信拒否するよう職員に指示を出した、とも発言したのですが、このような虐待に対しても反対する職員がいない現状が明らかとなりました。また3月には、清水さんが解雇された事に疑問を持ったグループホームの入居者を着替えも持たせずに放り出し、路頭に迷わせる事件まで起こしています。
 村松氏は解雇に至る事実経過をほとんど覚えていなかったばかりか、記録すら取っていない状態でした。このようないい加減な体制の中で、どの様なプロセスを経て解雇が決定されたのか疑問です。6回行われた団交で、施設側は清水さんを解雇できる明確な理由を提示できず、都合が悪くなると黙ったり、「理事会で確認をしないと判断できない」などと言って逃げようとしました。また、理事の出席を再三求めた組合に対して「理事の名前は教えられないし、出席してもらう事もできない」と言い続け、結局1度も理事の出席はありませんでした。
◆入居者にスーパーの惣菜を出しても平気、殴っても平気なストロームの家
 2回目の団交ではグループホームの食事内容に関しても話し合いが持たれました。入居者の中に糖尿病や高血圧の方が多く居たにも拘わらず、スーパーの惣菜を買ってそのまま出していた職員が一部いたこと(清水さんは、食事内容を改善しようと看護師に相談してメニューを考えるなど、努力してきました)、慢性腎不全になった入居者が少なくとも2名おり、食事内容が原因の一つだった可能性を指摘したところ、事務長・高橋氏は「把握していたが見逃していた。申し訳ない」と謝罪しました。しかし村松氏は「私は把握していない」と無責任な事を言い、釆井氏は「忙しい時には自分もそういう食事を出した事があった」などと発言をしました。
 また、村松氏は気に入らない利用者を平気で殴り倒すなど、施設の利用者・職員を恐怖で支配してきました。講演を行った際にも「利用者を道端にずるずると引きずって捨てに行く」などと平気で発言しており、人格を疑います。
 こうした施設の体制については問題にしようとする意識すらなく、一方で入居者の脱水症状を気遣ってのスポーツドリンク差し入れ、休日を利用しての自主研修を理由に清水さんを即日「懲戒解雇」した村松施設長らのありかたは、利用者軽視というストロームの家の体質そのものを示しているのではないでしょうか。
◆決裂に至った6月24日の団交
 これまでの交渉で施設側は、団交を開く際にもウソをつき引き延ばしを謀ってきました。例えば「メンバーの葬式が入ったので延期してほしい」と組合に申し入れてきた事がありましたが、その日は葬式どころか花見に行っていた事が分かりました。こうした施設側の不誠実さを、組合側は一貫して追及してきました。しかし、そんな努力を無意味にするような事を24日の団交で施設側は言い出したのです。
 施設側は「理事と話し合ってまとめた」として組合宛てに文書を出してきました。そこでは「懲戒解雇はやり過ぎた(!?)ので謝罪するが、清水の側に問題があり、やむを得ず解雇した」と主張。団交直前に理事が職員に聞き取りを行った結果、これまでの団交で話し合っていない解雇されるべき新たな理由が分かったと言い出しました。しかも、その理由の詳細については「資料がないので分からない」と言い続けました。聞き取りをした理事の出席もなく、理事と話し合った経緯についても公開できないと主張。解雇してから理由を探す施設側の姿勢は許されるものではありません。
 また村松氏は、未払いの残業代や未払い賃金を「支払い義務があるお金」と認めながら支払いを躊躇。「早期解決を目的とするなら払うが、そうでないのなら金額の擦り合わせを」と言い出し、施設側が払うと提示した額を引き下げようとしました。怒った組合に対して村松氏は「労基署に訴えるならどうぞ、訴えてください」と開き直るなど誠実さがありませんでした。組合側はこれ以上話をしても無駄と判断し、団交は決裂しました。
 私達は組合として清水さんの解雇問題に取り組むと共に、ストロームの家の支援の在り方についても異議を唱えていきたいと思っています。団交が決裂した以上、今後は抗議行動などの段階に入っていきます。長い争議になる可能性があります。是非、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。