9月28日:定例カフェ

今晩は9月の定例カフェでした。
参加者は6名。
一人あたりの費用は300円でした。
メニューは以下の通りです。
【メイン】ナスとひき肉のピリ辛炒め煮with半田めん
 *ナスは徳島県産。半田めんは差し入れ品。
【デザート】二十世紀梨(京都府産)
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『敵には動揺を 味方には確信を』読書会:最終回

これまで5回にわたり行われてきた読書会ですが、次回がいよいよ最終回となります。
*読書会ならびに対象書籍に関しては[こちら]をご覧ください。
■『敵には動揺を 味方には確信を』読書会:最終回
日時:9月8日(日)15:00
場所:ユニオンぼちぼち大阪事務所(釜ヶ崎医療連絡会議)

*組合員の方は交通費補助の対象となります。
ふるってご参加ください。

【解決事例】派遣先から十分な説明なしに辞めさせられた例

◆2013年7月の解決事例
ある派遣労働者が、派遣先から十分な説明なしに勤務終了とされた事案です。
当組合の働きかけにより、派遣元が派遣先と協議し、【今後、派遣社員の勤務態度に問題があると認識した場合には、当該派遣社員及び派遣元会社の意見などを聴取するなどして、公平かつ客観的に対応すること、及び、勤務を終了させる場合は具体的な理由を派遣元に対し明らかにする、派遣元も当該労働者の権利を十分考慮する】などと約束することで和解できました。
会社も誠実に向き合ってくださり、早期に解決に至ることができました。

8月24日:定例カフェ

8月24日に8月の定例カフェを開催しました。
カンパでいただいたそうめんとベジタリアン向け「ソーセージ」、そして別のかたからいただいたとれたての野菜(ズッキーニ、ししとう)を料理しました。
だから参加費は一人あたり100円ちょっとでした。安い!
定例カフェは、最近、また組合員が集まりやすい雰囲気になってきて、いろんな話をしました。
仕事でパワハラ的なことをされているという人の話を聞き、頑張れるなら金のためにその仕事を続ける手もあるし、でも心身が病気になりそうなら休んだりやめて、組合として戦う道もあるよね、という話をしました。
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労働相談お休みのお知らせ

こんにちは。
毎日とても暑いですね。
それぞれ暑さ対策色々工夫されていると思います。
なんとかやりくりして過ごして、生き延びていきたいです。
以下お知らせです。
8月19日(月)は、大阪の労働相談をお休みさせていただきます
それ以外の日程は通常通り労働相談を行っています。


■ユニオンぼちぼちの労働相談活動
 [京都] 毎週土曜日 13:00~18:00 
     Tel. 075-681-6904
 [大阪] 毎週月曜日 15:00~20:00(休日は相談を休みます)
     Tel. 06-6647-8278

*大阪の電話相談は〈釜ヶ崎医療連絡会議〉の電話を借りています。「ユニオンぼちぼちに相談です」「労働相談です」と言っていただければ、ぼちぼちの担当者に代わります。

 Mail: botiboti[at]rootless.org *[at]→@
 【秘密厳守 相談無料】

7月27日:定例カフェ

今晩は7月の定例カフェでした。
参加者は12名。
一人あたりの費用は250円でした。
メニューは以下の通りです。
【前菜】①自家製ドレッシングで和えた賀茂野菜のサラダ(ベーコン添え) ②厚揚げ・油揚げのあぶり焼き
【メイン】①具だくさん洋風にゅうめん ②あっさり和風にゅうめん
【デザート】桃(差し入れ品)
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*サラダの完成写真を撮り忘れました。
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決裂した団交! 社会福祉法人釜ヶ崎ストロームの家の不当解雇を許さない

 皆さんこんにちは。関西非正規等労働組合(ユニオンぼちぼち)です。「釜ヶ崎ストロームの家」という、釜ヶ崎の中でアルコール依存症や知的障がい者の方々の支援をする施設があるのですが、そこの職員・清水裕(しみずゆう)さんに対して不当解雇事件が起こりました。
 清水さんは、アルコール依存症で再飲酒してしまったジョイ(ストロームの家が運営するグループホーム)の入居者さんへスポーツドリンクを差し入れた、休日を使って他の事業所の見学に行ったことなどを理由として、2月22日付で即日懲戒解雇されました。2月22日(金)の朝、通常通り出勤した清水さんに対し施設側は「懲戒解雇なのでもう帰って良い」と言い渡し、即日解雇としました。清水さんは懲戒解雇を撤回させる事と、このような解雇を決定した施設側の責任を追及したいと考え、組合に加盟しました。そして私たちと施設の間で6回の団体交渉が持たれましたが、施設側の不誠実な対応により決裂となりました。
◆団交で明らかとなった、余りにひどい施設の体質
 最初の団交は3月12日にストロームの家にて行われ、施設長兼理事長代行・村松氏、事務長・高橋氏、サービス管理責任者・釆井(うねい)氏が出てきて話し合いました。施設側は清水さんを解雇した理由として「他の作業所の見学を利用者に提案した」「休日に他の作業所の見学に行った」「スポーツドリンクを差し入れた」「夜間に帰宅しなかった入居者への巡回を1回増やした」などを挙げました。しかし、帰宅しなかったり酔っ払っている入居者へのケアを許さず、むしろ利用者を放置しなかったから解雇するという施設側の信じられない主張は障がい者を虐待するもので受け入れられません。当然、組合側の主張により論破され、施設長以下、他の職員も反論ができず、黙ってしまいました。更に、今回の解雇問題について法人内の他の職員(現在10名程がいる)からは異議が全く出されていません。むしろ積極的に村松氏の意見に従い、利用者さんにまで清水さんと会ってはいけないなどと圧力をかける(これも虐待です)職員までいる始末です。この交渉の中で村松氏は、利用者への病状悪化を防ぐためと称し、利用者さんの携帯電話を操作して清水さんからの電話を着信拒否するよう職員に指示を出した、とも発言したのですが、このような虐待に対しても反対する職員がいない現状が明らかとなりました。また3月には、清水さんが解雇された事に疑問を持ったグループホームの入居者を着替えも持たせずに放り出し、路頭に迷わせる事件まで起こしています。
 村松氏は解雇に至る事実経過をほとんど覚えていなかったばかりか、記録すら取っていない状態でした。このようないい加減な体制の中で、どの様なプロセスを経て解雇が決定されたのか疑問です。6回行われた団交で、施設側は清水さんを解雇できる明確な理由を提示できず、都合が悪くなると黙ったり、「理事会で確認をしないと判断できない」などと言って逃げようとしました。また、理事の出席を再三求めた組合に対して「理事の名前は教えられないし、出席してもらう事もできない」と言い続け、結局1度も理事の出席はありませんでした。
◆入居者にスーパーの惣菜を出しても平気、殴っても平気なストロームの家
 2回目の団交ではグループホームの食事内容に関しても話し合いが持たれました。入居者の中に糖尿病や高血圧の方が多く居たにも拘わらず、スーパーの惣菜を買ってそのまま出していた職員が一部いたこと(清水さんは、食事内容を改善しようと看護師に相談してメニューを考えるなど、努力してきました)、慢性腎不全になった入居者が少なくとも2名おり、食事内容が原因の一つだった可能性を指摘したところ、事務長・高橋氏は「把握していたが見逃していた。申し訳ない」と謝罪しました。しかし村松氏は「私は把握していない」と無責任な事を言い、釆井氏は「忙しい時には自分もそういう食事を出した事があった」などと発言をしました。
 また、村松氏は気に入らない利用者を平気で殴り倒すなど、施設の利用者・職員を恐怖で支配してきました。講演を行った際にも「利用者を道端にずるずると引きずって捨てに行く」などと平気で発言しており、人格を疑います。
 こうした施設の体制については問題にしようとする意識すらなく、一方で入居者の脱水症状を気遣ってのスポーツドリンク差し入れ、休日を利用しての自主研修を理由に清水さんを即日「懲戒解雇」した村松施設長らのありかたは、利用者軽視というストロームの家の体質そのものを示しているのではないでしょうか。
◆決裂に至った6月24日の団交
 これまでの交渉で施設側は、団交を開く際にもウソをつき引き延ばしを謀ってきました。例えば「メンバーの葬式が入ったので延期してほしい」と組合に申し入れてきた事がありましたが、その日は葬式どころか花見に行っていた事が分かりました。こうした施設側の不誠実さを、組合側は一貫して追及してきました。しかし、そんな努力を無意味にするような事を24日の団交で施設側は言い出したのです。
 施設側は「理事と話し合ってまとめた」として組合宛てに文書を出してきました。そこでは「懲戒解雇はやり過ぎた(!?)ので謝罪するが、清水の側に問題があり、やむを得ず解雇した」と主張。団交直前に理事が職員に聞き取りを行った結果、これまでの団交で話し合っていない解雇されるべき新たな理由が分かったと言い出しました。しかも、その理由の詳細については「資料がないので分からない」と言い続けました。聞き取りをした理事の出席もなく、理事と話し合った経緯についても公開できないと主張。解雇してから理由を探す施設側の姿勢は許されるものではありません。
 また村松氏は、未払いの残業代や未払い賃金を「支払い義務があるお金」と認めながら支払いを躊躇。「早期解決を目的とするなら払うが、そうでないのなら金額の擦り合わせを」と言い出し、施設側が払うと提示した額を引き下げようとしました。怒った組合に対して村松氏は「労基署に訴えるならどうぞ、訴えてください」と開き直るなど誠実さがありませんでした。組合側はこれ以上話をしても無駄と判断し、団交は決裂しました。
 私達は組合として清水さんの解雇問題に取り組むと共に、ストロームの家の支援の在り方についても異議を唱えていきたいと思っています。団交が決裂した以上、今後は抗議行動などの段階に入っていきます。長い争議になる可能性があります。是非、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

橋下徹大阪市長への抗議文

ユニオンぼちぼちは、下記の抗議文を発表します。


橋下徹大阪市長への抗議文
 私たちは、橋下徹大阪市長の「従軍慰安婦は必要だった」および、「米軍には沖縄の性風俗を利用して欲しい」という、従軍慰安婦、および、性風俗産業従事者への、差別発言に抗議し、橋下徹大阪市長は、自らの性差別的な発言の責任をとることを求めます。
 なお、国際的にはいわゆる従軍慰安婦は「日本軍性奴隷」という名称で呼ばれているが、橋下徹大阪市長の言葉を脱臼させるために、この抗議文では、従軍慰安婦、慰安婦と彼の言及をそのまま使う。
「従軍慰安婦は必要だった」という発言について
 橋下徹大阪市長の「従軍慰安婦は必要だった」という発言の根拠は、「日本軍と世界各国の違いとして今言われているのは、暴行・脅迫・拉致を用いて、強制的にそのような仕事に就かせたかどうかだ。」(橋下徹、Twitter、2013/5/14からの引用)というように、強制性はなかったという論旨と、「兵士の性をどのようにコントロールするべきか。それはいつの時代にあっても軍のオペレーションとしての最重要課題。」(同上からの引用)というように、兵士の性的要求のはけ口として女性がいなければ、兵士の性的要求はコントロールできない、という論旨の上に成り立っている。
 従軍慰安婦の強制性および、性風俗産業従事者の強制性を判断するためには、個々におかれた状況とその権力関係を検証することによってそれを判断するという作業が必要となる。(詳しくは、青山薫『「セックスワーカー」とは誰か』(2007年、大月書店)の「社会調査の方法論」を参照)
 そのために、まず、従軍慰安婦を三つのカテゴリーに分ける。一つは内地から従軍慰安婦になった人。二つ目は、植民地(朝鮮および台湾)から従軍慰安婦になった人。三つ目は、占領地で従軍慰安婦になった人と分けることが可能である。
 内地から従軍慰安婦になった人は、戦前の公娼制度によって「自主的」に従軍慰安婦になった可能性がある。もう一つは『漢口慰安所』(1983年、図書出版社)で長沢健一が指摘しているように、泣き叫んで抵抗した女性がいるように、騙されて慰安婦になった可能性がある。仮に内地から従軍慰安婦になった人が「自主的」な判断であったとして、戦前の家父長制における女性の職業選択の極端な狭さ、愛国婦人会などの「銃後の母」として女性を動員する言説が背景にあった事、そして、そのコインの裏表のような形で、その性規範から外れた女性たちが「非正規ルート」として周辺的な職業選択しかできなかった思想的背景を念頭におけば、その「自主性」は極端に狭い選択肢から消極的に「選ばされていた」結果であると言わざるを得ない。
 植民地での慰安婦は、借金のカタとして身売りされたケース、当時の国際法および日本の公娼制度を無視した児童の動員が確認されている。前者の場合は、植民地の家父長制における人身取引(human trafficking)であり、そこにおける「主体性」は存在し得ない。後者は、仮に少女が「自主的」に慰安婦になったとしても、男性/女子、成人/未成年、買う側/売る側という三重の権力関係から判断すると、決して「自主的」な労働であったということはできない。
 占領地の慰安婦に関しては、暴行、脅迫、レイプが確認されており、決して「自主的」に慰安婦になったということはできない。
 さらに以下の点も忘れてはならない。民間業者が関わっていても、日本軍が容認した中でのものであり、当時の軍と政府が創設から管理まで深く関わっていた。慰安婦の強制連行については、国際女性戦犯法廷(2000年)、アメリカ下院公聴会(2007年)、河野官房長官談話を発する際の日本政府の調査など、多くの当事者の証言があり、中国「慰安婦」損害賠償裁判でも多くの「強制連行」の事実が日本の裁判所によって認定されており、また研究者は多くの資料で事実上の強制があったことを証明している。狭義の「国による強制連行の文書証拠」がないからといって、「甘言でだまされて気がついた時には逃げられない、休暇を取ることも、辞めることも許されない」ことを問題ないと容認する感覚は国際的には全く通じない。橋下市長などは「当時の歴史を調べたら、日本国軍だけでなく、いろんな軍で慰安婦を活用していた」と主張するが、日本軍のように戦地や占領地の全域に、それも15年以上もの長期間、慰安所を設置・管理・運営し、占領地や植民地の女性たちを監禁して強かんし続けた国はほかにない。
 したがって、橋下市長の強制性がないという前提は、全ての事例において破綻しているということができる。また、現代の人権思想の上にたてば、従軍慰安婦の「対価」はあったとしても「軍票」としての支払いで、戦後経済的価値を持たなかったのは、詐欺であり、女性への性的搾取であると言わざるを得ない。また、児童労働は現代の倫理的観点からは許されない。当然のことであるが、誘拐、人身取引、レイプ、暴行は犯罪であり、女性の性的自由を蹂躙するものである。また、家父長制における極端な職業選択の自由のなさもそれ自体が不当であり、性差別のない社会を志向する人権思想のもとでは認められる状況ではない。
 兵士の性欲は慰安婦がいなかった場合コントロールできないかという問いは、現実的には検証不可能な問いであるが、2013年5月24日、大阪市役所前での男性の「俺たちは確かに性欲を持っている。でも、俺たちは同時に理性も持っている。橋下、俺たちをバカにするな」という発言でも明らかなように、男性のセクシャリティーを極端に矮小化する発言であり、性の多様性を尊重する現代の人権思想のもとでは認められるものではない。また、「わたしは性風俗業に就いているので、性欲についてはいつでも受け止める準備があるというか、たいしたものじゃないけどこのスキルでもって力になりたいなと思ってる。できることならば誰かの役に立てたらよいなあと思ってる。でも、暴力を受け止める気は一切ない。そこを区別してほしい。」(椎名こゆり、Twitter、2013/5/14からの引用)や、「『あなた方は性暴力を抑止するためにいるのです』が是とされるということは、その区別が保証されないということだ。それはわたしは受け入れられない、受け入れる訳にはいかないのです。」(同上からの引用)という、性風俗産業の現役の当事者の切実な声からも明らかなように、橋下徹の言説は、結果的に性風俗産業従事者への性暴力を肯定するものとして、決して許されるものではない。
「米軍には沖縄の性風俗を利用して欲しい」という発言について
 「沖縄の米軍基地を訪問したときにもう少ししっかりとやって欲しいと司令官に言ったんだ。法律上認められている風俗業を活用してはどうかと言ったら拒否された。」(橋下徹、Twitter、2013/5/14からの引用)や、「もし昔の時代のように、貧困から意に反して風俗業で働いている女性が多いと言うのであればそもそも風俗業自体を禁止にしなければならない。しかし今の法律ではそうは考えていない。昔の身売りの時代とは異なる。女性も自ら考えて職に就いている。嫌なら他の仕事に就けばいい。それが日本の風俗業の現実」(同上からの引用)でも明らかなように、現代の性風俗産業従事者への無理解が垣間見える。
 現代の沖縄の性風俗産業従事者の賃金は、日本の中でも圧倒的に低く、(勤勉で客がコンスタントにとれる売れっ子の沖縄のセックスワーカーの場合で、過大評価している可能性もあるが)45分9800円や、40分8800円の店舗が存在し、性風俗産業ではセックスワーカーと店舗が折半するのが慣例であることから考えると、40分8800円、休憩を20分とり、6時間働いた場合、日給26400円、それを週5回で4週間働いた場合、528000円となり、年収では600万強になる。
 一見高給のようにみえるが、セックスワークは比較的重労働であり、望まない性病や妊娠のリスク、警察に逮捕されるかもしれないリスク、さらには年齢的に10年間くらいしか働くことは可能ではなく、性風俗産業で働いていたことは転職に関して評価されるどころかマイナスの評価になるスティグマの問題、社会保険や失業保険や労災などの社会保障が全くないことを考慮にいれると、良好な労働環境と言うことは到底できない。
 もちろん、戦前に比べて女性の職業選択の範囲は広がったことは事実であり、『売る売らないはワタシが決める』(2000年、ポット出版)で、松沢、宮台、要が述べているように、プライドを持って働いているセックスワーカーがいることは事実である。しかし、外国人の性風俗産業従事者がパスポートを取られて働かされていた事件のように、依然として人身取引が存在しているという事実もある。
 現代の性風俗産業従事者の主体性は、強制/自由の二項対立では判断できないが、性風俗産業従事者が暴力および望まない性病や妊娠からの自由や、売りたい時に売りたい人に売りたいだけ売れる自由と辞めたい時に辞めれる自由が両立する条件は、少なくとも沖縄の性風俗産業において、保証されているとは言い難い状況である。
 以上のことから、橋下市長の嫌なら辞めればいいという発想や言説は、プライドを持って働いているセックスワーカー、人身取引の被害者、そのグラデーションの中にいる売りたくないことを売らざるを得ないセックスワーカー、それぞれの環境改善運動や性風俗産業従事者の要求を無視するものであり、それを米軍に利用して欲しいという言説は無責任であるという他にない。
 私たちは従軍慰安婦、セックスワーカーを含めた、全ての人の性的多様性、性的自由、性的尊厳をまもる闘いを宣言するとともに、それが実現する社会を空想し、それにむけた実践を(わずかではあるかもしれないれど)行うことを、ここに宣言し、橋下徹大阪市長に対して抗議を明らかにします。
2013年6月23日
関西非正規等労働組合 ユニオンぼちぼち