『脱自』フェスタ・パート2

(以下、転送・転載大歓迎!)
☆☆☆『脱自』フェスタ・パート2
    ~いまここで、歌え!叫べ!☆☆☆

3月22日(日)@京都大学正門前
       …ユニオン・エクスタシー「首切り職員村」

「わしらスターダストや」★彡 
ユニオン・エクスタシーのストライキはこちら→ http://extasy07.exblog.jp/
「そもそも女性労働の搾取の問題だった」 http://extasy07.exblog.jp/9662717/
《一幕》  ♪♪いま、ここで歌え!
☆15:00~ ヒデヨヴィッチ上杉さん♪
独りジェロニモ・レーベル http://www.gernm.com/
デビルズさん♪
こばたくさん♪
他、飛び入り歓迎
☆17:00~ 小林万里子さん♪
日本最高のフェミニズム・ブルースシンガー。ブログ「朝起きたら掲示板」http://8518.teacup.com/hippo/bbs
Love Piece Club [INTERVIEW]「ブルースがないと、現実と釣りあわない。女のおかれた状況こそ、ブルースで歌うべきや」
http://www.lovepiececlub.com/interview/02.html
☆17:30~
闇なべなど(MY食器&箸の持参よろしくお願い致します)先着20食くらい。
ストライキ会場ではカセットコンロが2つしかありません。各自、飲み物・食べ
ものはご持参ください。
《二幕》 いま、ここで叫べ!星空・緊急アピール☆
『なめたらアカンで!女の労働』屋嘉比ふみ子さん連帯アピール&単行本即売会
・サイン会
☆19:30~ストライキ当事者からの挨拶と経過報告
☆19:45~屋嘉比ふみ子さんアピール『なめたらアカンで!女の労働』
☆20:30~質疑応答
☆20:45~『なめたらアカンで!女の労働』即売会&サイン会
※単行本は著者割引1600円。必ず18日の18:00まで以下へ予約を!
peco-08(アット)ares.eonet.ne.jp
アットを@にして『屋嘉比さんの本予約』とメールしてください。当日手に入らなくても郵送可能です。
屋嘉比ふみ子さんのプロフィールや活動は以下ホームページをご覧ください。
ペイ・エクイティ☆コンサルティング・オフィス(PECO)
http://www.eonet.ne.jp/~peco-08/
☆21:15~閉会挨拶・ユニオンエクスタシー
◎ユニオンエクスタシーは、ビンボーです。みなさんもたぶん、ビンボーです。
食べたい人は《500円玉一枚とお椀とお箸とお皿とコップを必ずもってきて、自分で洗って帰ってくださいね》紙コップとかはゴミになるので、こちらでは用意しません。ご協力ください。お金にちょっと余裕がある人はカンパもお願いします。ご自宅にあまっているいらないお椀やコップ、とり皿やお箸も持ってきてくれたらばとても嬉しいです。
◆京都大学正門前へのアクセス
http://www.educ.kyoto-u.ac.jp/access.htm
主催:ユニオンエクスタシーと風呂なしアパート住人連合
共催:ユニオンエクスタシーに勝手に連帯するケアワーカーのおんなたちの会/
   この指とまれのシングルマザー有志
(3/16 21:47一部修正、3/18 0:39一部修正・追加)

熊本プレメーデー予告

熊本メーデー(仮)ブログより
以下転送・転載可
徐々に計画が立ち上がりつつある熊本メーデー(仮)です。
さてさて、我々は来たる4月29日のメーデーに向けて、事前学習会を行うことにしました。
生田武志さんの論文・「フリーター・ニート・ホームレス」をみんなで読もうと思っています。
我々にとってメーデーとは何か。我々は社会に何を見、何を訴えていくのか。
そうした我々とメーデー・社会の関係性を、論文を媒介にして、みんなで話し込みながら浮き彫りにしていくつもりです。
ちょっとでも興味のある方はぜひご参加ください。
ちなみに、次回会議はこの学習会の前に行います。
こちらもみなさんの参加をお待ちしてます。
プレメーデー予告
日時  3月19日(木) 19時~
内容  生田武志「フリーター・ニート・ホームレス」を読む
参加費 100円(資料代)
場所  熊本総合保健福祉センター(ウェルパルくまもと)・ウェルパル広場
次回会議予告
日時 3月19日(木) 17時30分~
場所 熊本総合保健福祉センター(ウェルパルくまもと)・ウェルパル広場
主催:熊本メーデー(仮)実行委員会
連絡先:desperado.mayday(at)gmail.com
ブログ:http://desperadomayday.blog73.fc2.com/

自由と生存のメーデー 09

自由と生存のメーデー 09のブログが立ち上がりました。
http://mayday2009.alt-server.org/
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自由と生存のメーデー 09 —六十億のプレカリアート
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―生きることはよい。生存を貶めるな!
―低賃金・長時間労働を撤廃しろ。まともに暮らせる賃金と保障を!
―差別、排除、分断を許すな。やられたままで黙ってはいないぞ!
―殺すことはない。戦争の廃絶を!
―メーデーを抵抗と連帯と創造の日に!
派遣村が大きく報道をされた
深刻な景気や雇用情勢が取りざたされている
政治家や官僚やニュースキャスターは「新自由主義の行き過ぎ」だといっている
誰もが判った様な顔で「セーフティーネットが必要だ」といっている
だが、たったいま、首を切られたらどうすればいい
寮を、アパートを、追い出されたらどうすればいい
相談できる友や同僚や肉親がいない者がいる
国や自治体などろくな手を打っていないではないか
働けない私の明日を誰が考えているというのか
働いても競争という綱渡りを強いられるだけではないか
意味のない仕事に意味を見つけ、上司の顔色をうかがい、自分を責めるしかないのか
そんな日々を終わりにするために、私たちは、あなたに呼びかける
私たちをだまし、嘲笑し、酷使し、搾取した奴らに反撃しよう
押し潰されそうな誇りと生活を励ましあって取り戻そう
公園やホテルやショッピングモールを開放しよう
街路や山々や渓流は、誰のものでもない、私たちのものだ
金持ちの子に生まれただけで金持ちになれることを許すな
貧しいもの同士が憎しみあい、争いあい、殺しあう世界を終わらせ、パンと薔薇を奪い返そう
不安定な生を強いられる60億の仲間<プレカリアート>たちの想像/創造はすでに始まっている
私たちは、あなたに呼びかける
生きることはよい
まともに暮らすために、全てをよこせ
さあメーデーをはじめよう
2009年3月5日
「自由と生存のメーデー09–六十億のプレカリアート」実行委員会
<実行委運営上の確認> 警察官と警察への協力者、および政治的立場の違いを暴力によって「解決」することを実践し、その行為と思想を正当化し続ける人びとの参加はおことわりします。
【スケジュール】
<プレ企画>
○2009年3月21日(土)品川メーデー
 時間 19時-21時
 場所 品川区立総合区民会館(きゅりあん)第三グループ室 (品川区東大井5-18-1)
 交通 JR京浜東北線大井町駅下車 徒歩2分
 資料代 500円
○2009年5月1日(金)メーデー前夜イベント
 時間 未定
 場所 未定
 交通 未定
<六十億のプレカリアート>
○2009年5月2日(土)
[集会]
 時間 13時-21時
 場所 東京ウィメンズプラザ・ホール(東京都渋谷区神宮前5-53-67)
 交通 JR山手線・東急東横線・京王井の頭線:渋谷駅下車徒歩12分
 地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線:表参道駅下車徒歩7分
 都バス(渋88系統):渋谷駅からバス4分青山学院前バス停下車徒歩2分
[デモ]
○2009年5月3日(日)
 時間 未定
 場所 都内
<アフター>
○2009年5月3日(日)デモ終了後
■呼びかけ/連絡先:フリーター全般労働組合
〒160-0023 東京都新宿区西新宿4-16-13 MKビル2階
電話/fax:03-3373-0180 e-mail:union(at)freeter-union.org

五月病祭2009!

フリーターユニオン福岡のメーデー情報です。
五月病祭2009!
日時:2009年5月1日(メーデー)
デモ行進(詳細未定!)

今年もfufの五月病祭がやって参ります。不安定貧民、いわゆるプレカリアートの蠢動、反撃、絶叫の季節です。不安定貧民、非国民、不適格、社会のお荷物、その他のみなさん、一緒に何かしでかしましょう。
★五月病祭2009プレイベント(路上無料労働相談、路上インフォショップ、各種反権力的アピール等…路上でなんでもやる。不安定貧民の参加歓迎!)
4月4日(土)16:00~@天神警固公園
4月17日(金)19:00~(予定)@天神警固公園

もう一つの世界を構想する

イダヒロです。紹介情報です。
「私たちはどういう社会を求めるのか?――もう一つの世界を構想する」というテーマでの連続学習会がはじまります。「人民新聞社」という、この間、プレカリアートの運動を精力的に紹介している、大阪の左翼系新聞社がその場所で、なんらかのパンフ作成など成果につなげていきたいと僕も思っています。
ひとによったら、何か夢物語を語りあうのかと思うかもしれませんが、僕は違うと思います。ベーシック・インカムの構想なども含め、ワーク・ライフ・バランス、シングル単位、ジェンダー平等、スローな生き方、環境破壊をしない、雇用が少ない、働けない、働きたくない、人間関係がしんどい、うつ病など様々な精神的な疾患状態、結婚や恋愛など親しい関係をどうするか、長時間過酷労働、最低賃金とか年金とか社会保険とかどうするのか、税金や福祉サービスはどうするのか、など様々な問題を総合的に考えて、自分はどういう社会をめざし、それにむけてどう生きていくのかを自分の言葉でまとめていくのは重要な作業だと思います。
それを通じてエンパワメントできると思います。
自分を全肯定する。自分の生き方の芯・軸をつくる。其れを社会に発信していき、それを支える制度にしていけと要求していく。
今すぐできる身近なアイデア(発想も含めて)を出し合い、それを実践していき、仲間が集まる居場所やネットワークを作っていく。
この学習会は、そういう契機になるような予感がします。というか、そういうものにしていきたいと持って僕は参加します。
そのような本を作りたいと思っているので、その契機として僕は利用して発表していきます。
ということで、以下、呼びかけ文を紹介しておきます。
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私たちはどういう社会を求めるのか?
2月27日、「私たちはどういう社会を求めるのか?――もう一つの世界を構想する」をテーマとした学習会の進め方について、相談会をもちました。8名の参加で様々なアイデアも出されて、大いに期待の持てる内容となりました。
第1回は、3月27日(金)6:00~ テーマは、「今後5年間にやってみたいこと」
場所:人民新聞社  です。
以下、相談会で決まった内容をお知らせすると共に、みなさんの参加を呼びかけます。
①学習会は、1回/月のペースとする
②3回ごとに総括を行い、次の3回分のテーマや担当を決める。
③学習会の成果をパンフレットとしてまとめる
④次回は、3月27日(金)6:00~ テーマは、「今後5年間にやってみたいこと」を各自出し合うブレーンストーミング
⑤第2回は、新しい社会の具体的提案をイダさん、グルさん、原口さんに各10分程度で提案してもらい、その後、討論
⑥第3回は、第2回と同じ形式で、提案者を募る。(第2回の学習会後決める)
場所は、当面、人民新聞社でやります。
会議では、労働の問題(働かないことも含めて)と金を使わずスローに生きる方法について議論が集中したように思います。公共圏が市場主義の中でやせ衰えていく中、自分たちの「場」、公共の場をどうやってつくり出していくのか?それはとりもなおさず孤立化させられている関係性を反転し、水平・対等な関係を広げていくかという問題と繋がります。
「もう一つの世界」を構想することは、私たちの手にあまる広大な領域と深みを必要としますが、今・この現実の中で活動し・生きている実践を基礎とする時にこそ、見えてくるものがあります。
皆さんの生活・活動・アイデアを持ち寄り、私たちなりの豊かさをもった社会を構想してみませんか。
学習会後、簡単な食事をしながら交流会に移行します。
参加は、自由です。友人・知人にも呼びかけて頂ければ幸いです。
人民新聞社 山田洋一
〒552-0023  大阪市港区港晴3-3-18
℡ 06-6572-9440 FAX 06-6572-9441
mail:people@jimmin.com URL:www.jimmin.com
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呼びかけ
 この生きづらい世界に取って代わる「もう一つの世界」を自分たちの手で作り上げたい。このプロジェクトのスタートもゴールもその願いに尽きる。
 「お前はいつでも取り替え可能だ」と脅され、生き残るために隣のなかまと競争させられ、笑顔や感情さえも商品化されて搾り取られる。
 我々が耐えられないのは、こうした「今」の貧しさだけではない。明るい未来を確信できれば、耐えることができるし、頑張ることもできるだろう。しかし、この日本社会には、そうした希望もない。単純労働の繰り返しで、技能も経験も蓄積されず、ただ年齢と焦りと自己嫌悪が蓄積されていく。
「あいつらよりはまだましだ」と自分を納得させるような世界はもうたくさんだ。
 自分の人生にささやかな自信と誇りを持ち、精一杯生き、楽しみたい。
仲間と呼べる同僚とゆったり学びながら、スキル・技を身につけて、工夫を重ねて熟達していける仕事。豊かな人間関係。連帯・協働を基礎として安心して生きていける地域社会…。そんな「もうひとつの世界」は可能だ!
そのために夢を描き、実現可能性を探り、構想する共同作業を呼びかける。
私たちが幸福に暮らせる社会の原則や必要条件を出し合い、共通認識や希望を創っていく。その過程そのものが希望となるようなプロジェクトでありたいと願う。
 自分たちの活動実践や生活の中からでてきた自分たちの言葉で現実を語り、稚拙さや曖昧さはあっても共感できる夢を語り、希望がもてる未来像を創りあげた い。
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NPO「労働と人権のサポートセンター」創設 3/28

以下のような動きがあります。
大阪のユニオンや学者、関連団体、支援者、活動家、法律家などの大きなネットワークです。
ご興味のある方はご参加ください。
会員にならなくても参加可能です。(h)
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NPO「労働と人権のサポートセンター」創設
御賛同・ご入会のお願い
   呼びかけ人      (あいうえお順、 2月1日現在)
      伊田広行 (立命館大学非常勤教員)
      生田武志 (野宿者ネットワークフリーターズフリー)
      大谷 強 (関西学院大学教授)
      北口末広 (近畿大学教授)
      北本修二 (大阪労働者弁護団代表幹事)
      楠 敏雄 (NPO法人・大阪障害者自立生活協会理事長)
      熊沢 誠 (研究会「職場の人権」代表)
      在間秀和 (弁護士)
      津村明子 (ジャーナリスト)
      丹羽雅雄 (弁護士)
      吉村臨兵 (福井県立大学教授)
 皆様には日頃より労働運動や市民運動の発展、反差別・人権確立、反戦平和の運動、そして労働者・市民の諸問題の相談活動などに先進的にご活躍されておられることに敬意を表しますとともに、平素からのご指導・ご支援に厚く御礼申し上げます。
 新自由主義・市場万能主義社会の進行が大きな社会的格差を生み出し、非正規雇用の拡大・ワーキングプアの増大の中で労働者・市民の諸権利は奪われ、平和と民主主義、ひいては生存権までもないがしろにされてくる今日、これに対抗すべき労働運動や地域の諸運動が弱体化し無力化する情況を憂い、「労働運動の地域からの再生をともに考えよう」との思いで、私たちは懇談を重ねながら、過去7回の公開シンポジゥムを開催し、毎回60~90名の皆さんにお集まりをいただき討論をいたしてきました。
 数年前の「連合評価委員会」の報告と提言、コミ二ティユニオン運動の現状と展望、企業内労働運動からの脱皮、パート・派遣労働など非正規の拡大と権利問題、社会的マイノリティの人権の現状と課題、男女差別の撤廃、外国人・在日の諸権利、部落解放運動と人権確立運動、等の討論や問題提起の中から、それぞれにかかわり運動している人たちの連携と協同、ネットワークづくり、政策提言とキャンペン運動、相談活動とユニオンサポート、自治体と連携した地域セーフティネットと公契約条例運動、失業者対策と雇用創出活動、職安法に基づく労働者供給事業の拡充への支援などを行う共通の「砦」が必要と考えました。
 とりわけ、今日の非正規雇用労働者の大量解雇や社会的弱者への犠牲のしわ寄せは常軌を逸したものがあり、今こそ格差と貧困の社会的不条理を放置できないと考える団体や個人がお互い手を組み、集まり、この社会を差別のない人権尊重の温かい社会に変えて行くための共通の場所を創ろうではありませんか。
これが、今回呼びかけさせていただいたNPO「労働と人権のサポートセンター」です。
この設立趣意書・定款、事業計画、予算等の案がまとまりました。 ご一読いただきご賛同とご協力及び「ご入会」をお願い申し上げます。
 総会決議後直ちに「特定非営利活動法人」(NPO法人)の認証申請を行いますので、事前に会員登録をいただければ幸いであります。
                          
設 立 総 会
 日 時   3月28日(土) 13時受付 13時30分開会     
 場 所   エルおおさか 5階 視聴覚室              
 内 容 
  1、設立のための趣意書・定款・事業計画・予算・役員等議決  
  2、呼びかけ人による発言など 討論  
<連絡先・準備会仮事務所>
  大阪市北区天満1―6―8 六甲天満ビル 2階
  ユニオンおおさか気付   電話・FAX 06-6355-3101   
  大阪市港区築港1-12-27 労働会館内ユニオンおおさか気付
  又は電話  06-6575-3131  FAX 06-6575-3134      
    NPO法人 労働と人権のサポートセンター準備会 宛
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設 立 趣 意 書 (案)
  特定非営利活動法人   労働と人権のサポートセンター
 いまや世界は、グローバリゼーション・新自由主義による「小さな政府」「市場万能主義」が加速し、グローバルな多国籍企業間競争、国と国との権益の争い、また宗教間の争いも激化して複雑な地域紛争も拡大しています。
 一部投資家のマネーゲームが原油価格の高騰をもたらし世界経済を揺さぶったかと思うと、次はアメリカ発の金融危機が全世界経済を不況へと導き未曾有の大混乱を
招来させています。
 富める国と貧しき国との格差拡大、環境破壊と公害による地球温暖化現象、更には食料問題等、21世紀に生きる者に突きつけられた基本的課題は大変大きなものがあります。
 日本においても例外ではなく、大企業と中小企業、正規労働と非正規、男と女、都市と農漁村、中央と地方などの格差はますます拡大をしています。
 最近は更に追い討ちをかけ、非正規職から始まる大量解雇・リストラが全労働者に
雇用・生活不安を加速させ、住居をも一瞬にして失う事態が増大しています。
 「うつ」においこまれる患者の増大、年3万人の自殺者、高齢者の医療保険問題、年収200万円を下るワーキングプアといわれる労働者の増大、生活保護世帯の増加、ホームレス・ネットカフェ生活者問題、部落差別の潜在化・外国人差別と排外主義の横行、深刻な貧困問題の拡大など日本社会は人権蹂躙と差別が横行する殺伐とした冷酷な格差社会が支配しています。
 私たちは、憲法9条の平和主義、11条の基本的人権の享有、25条の生存権、28条の団結権など社会生活を支える根幹が崩壊の危機に陥っている現状に大変な危機感を抱かざるを得ません。
 これは、人間が本来、平等にもつ「基本的人権」を蹂躙したところでの、競争主義、自由主義があらゆる社会構造の主流になってきた結果に他なりません。
 また、こうした社会的情況を是正し、正しい方向に導いたり、セーフティネットで
格差を縮めるのが政治であるべきですが、国政はそれを地方任せにし、地方自治も今や財政危機が前面に掲げられ社会的弱者へのしわ寄せが集中しています。
 本来自治体がもつ社会的使命は弱者へのしわ寄せをいかに排除し不公平を正して行くかにありますが、自治体を株式会社に置き換え、黒字経営が政治の本道とばかりに格差是正や社会福祉・公共サービスが切り捨てられてはならないと考えます。
 労働は商品でない、労働の尊厳を通して最も身近なところから「労働」と「生活」
「基本的人権」を捉え返し、社会的不条理に立ち向かう運動を共有することによって
地方政治と連携した社会のセーフティネットが形成されると考えます。
 大阪府の労働事務所には年間1万2千件を超える相談があり、労働基準監督署や府内の自治体にも多くの相談があります。
 しかし、行政も解決型対応にに努力するも、多くの場合解決に至らずアドバイスに終わっているのが現状です。
 私たちの周りには、多くの経験と実績をもつ運動団体や組織、新たな課題に挑戦しようとする人たち、企業内から脱皮して社会的に労働運動を考えようとしている労働組合、こつこつと労働者の相談に応じて解決に奔走するユニオン、司法の場で労働や人権擁護に立ち向かう法曹界の人々、教育や文化の場から社会の不合理に立ち向かう人たち、また、議会や地方自治体の中で公平・共生の社会づくりと住民福祉に励む公務・公共サービス労働者や議員の人たちが多く存在します。
 この社会正義と人権擁護に基づく広範な人々や団体のネットワークで、人間らしく働き、生活することのできる差別のない市民社会をめざす活動をサポートする組織が必要と考えました。
 これがNPO「労働と人権のサポートセンター」です。
  そこで当初、次のような活動内容をもって設立をするものです。
 
 1、社会の不条理(差別・格差・貧困)に対して告発、提言、キャンペーン。
 2、労働と人権に関する学習、講習会、研修会の開講。
 3、労働と人権についてのアドバイス、オンブズ機能。
 4、地方自治体に対する公契約条例の制定をはじめとする提言、セーフティネット
  づくりのための議会への提言や実現への活動。
 5、地域や職種に根ざしたユニオン活動のサポート。
 6、社会的マイノリティの労働と人権の確立。
 7、文化活動、社会的ボランティア活動。
 8、諸団体間のネットワークづくりと「ホームページ」を活用した情報収集と情報発信。
 9、失業者の生活・雇用創出対策、労働者供給事業の拡充へのサポート
  これらを運営し、活動する主体は本趣意書に賛同する人々です。
  労働と人権に真摯に取り組んできた広範な分野から発起人が集まり、設立をよびかけました。
                         以  上
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事 業 計 画 書 (案)  (一部です。)
          (2009年4月1日~2010年3月31日)
事業実施方針
 初年度の事業は、主に労働者・市民に当法人の存在、目的、趣旨などを広め、理解と協力・協同をアピールするために、差別と人権侵害、格差と貧困、自治体行政と公契約条例・セーフティネット創りなど労働と人権の立場から、諸問題に直面する人たちとの対話、相談窓口開設、キャンペン活動、政策提言、講演会、人権擁護活動に重点を置く。
特定非営利活動に係わる事業
  (1)事業名  労働と人権の相談事業
       事業名  労働と人権の相談週間
       内 容  労組役員、弁護士、人権団体の相談員が
               直接面談及び電話によって受け付ける。
       場 所  当法人事務所
       日 時  2009年 4月  日~  日の10時から19時
       対象者  労働者・市民一般
  (2)事業名  労働と人権普及事業
       事業名  労働と人権学校
       内 容  週1講座×4週、及び最終シンポジゥム計5回
       場 所  エルおおさか
       日 時  2009年  月  日より 毎週 1回
       対象者  労働者・市民一般に募集
  (3)事業名  労働と人権啓発事業 1
       事業名  労働と人権・映画と講演
       内 容  3回に分けて行う 映画3本 講演 3人
       場 所  エルおおさか
       日 時  2009年  月  日、 日、 日の3回
       対象者  労働者・市民一般
  (4)事業名 労働と人権啓発事業 2
       事業名  労働と人権 Q&A  パンフレット発行
       内 容  全100頁ほど(A4版)
  (5)事業名 自治体行政とセーフティネット
       事業名 自治体行政とセーフティネット
       内 容 「格差と貧困」問題、自治体行政と公契約条例、行政と公共サービス、等の行政のあり方についてのシンポジゥム、意見集約、提言づくりの活動
  (6)事業名 労働と人権擁護、差別撤廃事業
       事業名  労働諸法規と人権擁護、差別禁止の条例運動
          最低賃金制・生活保護・障害者支援などの条例運動
       内 容  自治体との懇談、議員との懇談                            
  (7)事業名 諸団体の連携・交流事業
       事業名  労働と人権運動諸団体の連携・交流会
       内 容  各団体の運動内容、取り組み、事例などの交流とネットワークづくり
       日 時  当面 2ヶ月に1回の会合をもつ
  (8)雇用創出の政策立案及び「労働者供給事業」の拡充事業
       事業名  雇用創出のための情報収集・政策立案研究会
                      及び労働者供給事業対策研究
       内 容  情報収集と研究会  関係団体交流会
       日 時  当面2ヶ月に1度の定期会合

管理社会化、反貧困運動つぶし化の「東京都条例」改悪

逸脱・反対派・少数派の排除、管理社会化、反貧困運動つぶし化の「東京都安全・安心まちづくり条例」改悪
都が今議会に提出している「安全・安心まちづくり条例」の改正案に、「多大な迷惑となるパフォーマンス」などを慎むようにという内容が入っている。反貧困のメーデーや麻生邸見学ツアーなど、最近の多様なパフォーマンス運動の規制を狙ったものであり、表現の自由を侵害するものである。
背景の考え方を示すものとして、まちづくり有識者会議は、「金融危機による不況で犯罪が増加する」「治安維持こそ最大の都民福祉」などとのべている。
この数年の、各地での警察の指導のもと、民間ボランティア動員の不審者通報の仕組みづくり、相互監視社会、事実上の外国人や障害者、野宿者、活動家などのあぶり出し、差別化の動きとつながるものといえる。住民の苦情を理由とした「炊き出し」活動規制ともつながっている。
これに対していくつか反対の動きがあります。以下紹介しておきます。
犯罪が増加しているわけでもないのに、メディアを通じて不安が煽られ、それに対応して、この数年、子供たちを犯罪から守れというイメージで、「普通の良心的な人」が、警察による監視体制に組み込まれています。ある友人は素直に、みんなで地域を安全によくしていこうと協力し合ういいことだと思っていたといっていました。
このあたりを扱った、立命の大学院の西條貴伸さんの報告を聞いたことがありますが、彼は、「自主防犯ボランティア」の増加の背景を批判的に調べています。それによると、住民の自主的な活動とされ、それゆえメディアなどでも好意的に取り扱われていますが、実は警察あるいは国家/自治体のしかけだということです。子どもをダシにしてうまく動員されているというのです。それは「逸脱」の取り締まりであり、少数派・反対派の排除、それを基にした「連帯」であるということです。(h)
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ディストピア TOKYO
Freedom Against Safety & Security: Anti Public Welfare Action
不穏で不安な「東京都安全・安心まちづくり条例」に反対するプロジェクト
http://street.chikadaigaku.net/ (参考: http://www.bouhan.metro.tokyo.jp/ 大東京防犯ネットワーク)
 先月2月、東京都青少年・治安対策本部が募集したパブリック・コメント
(http://www.metro.tokyo.jp/INET/BOSHU/2009/02/22j29100.htm)
「繁華街等における安全・安心の確保に関する考え方」に、170件もの意見が 寄せられたようです。
 しかし、都の回答はまさに木で鼻をくくったようなシロモノ。
 せっかく急ぎ書き送ったのに、フザケルナ大東京! 
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東京都「安全・安心まちづくり条例」改悪反対 「共同声明」に連名を!!
今都議会に条例案が提案され、3月17日の総務委員会で審議されます。緊急な取組ですが、ぜひご協力ください。
条例案の大づかみな特徴としては
(1)繁華街などを対象とすることを条例で定め、具体的規制内容は都・警視庁が任意に定める「指針」に委ねる。
(2)「有識者会議報告書」を受け、指針の下敷きとなる「繁華街における安全・安心の確保に関する考え方」(別紙)のポイントは
●街頭行動の禁圧と外国人労働者排除
・街頭での「パフォーマンスなど街の秩序を乱す行為の防止」
・外国人の「不法就労防止」
●「防犯」から「弾圧」へ、民衆の警察化を促進
・事業者、地域住民、関係行政機関などによる「推進協議会」の設置
・事業者、地域住民に防犯パトロールや環境美化活動への「参加・協力」義務、来訪者には「パフォーマンスなど街の秩序を乱す行為を慎む」義務
呼びかけ
地域共闘交流会(中部地区労働者交流会 南部地区労働者交流会 北部労働者共同闘争会議 西部地区労働者共闘会議 三多摩労組争議団連絡会議) 争議団連絡会議 日雇全協・山谷争議団/反失業闘争実行委員会
渋谷・野宿者の生活と居住権をかちとる自由連合 在日アジア労働者と共に闘う会 立川自衛隊監視テント村 救援連絡センター
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東京都安全安心まちづくり条例
改悪に反対する共同声明(案)
今都議会に提出された条例案は、抽象的な3条文の追加であり、具体的内容は「指針」に委ねられている。指針に白紙委任するやり方の不当性に加え、その下敷きとなる「有識者会議報告書」には、街頭行動の規制や外国人排除など、労働運動や市民運動に取り組む者として見過ごせない内容が数多く含まれており、今回の改悪を絶対に認めることはできない。
私たちは以下の理由により、今回の改悪案に反対であることを明らかにするとともに、都議会で可決することのないよう求めるものである。
1 労働者・民衆の団体行動権や表現の自由を規制するものであること
労働団体や市民団体などが、街頭でビラをまきマイクを使って情宣活動を行うことは最も基本的な活動であり、権利として保障されなければならない。現に私たちは多くの人が集まる繁華街で情宣し、署名や相談活動を行ってきている。これらの行動を規制することなど決して認められない。
2 外国人労働者、野宿労働者を危険視し排除しようとするものであること
「不法就労」などと、あたかも外国人が働くことそれ自体を有害なものとして描き出し、繁華街を不法就労の温床と決めつけていることには、外国人を人として尊重しようとする姿勢のかけらもない。このような姿勢のもとでの条例・指針は、外国人とみれば疑いのまなざしを向け排除しようとすることを促進する。また、「繁華街」、「パフォーマンス」の規定があいまいであり、野宿労働者がその命をつなぐ炊き出しをも規制できる内容となっている。
3 推進協議会が権力行使の主体となりかねないこと
推進協議会の具体的活動として、ポイ捨てや歩行喫煙、街の秩序を乱す行為、外国人の不法就労、などへの「啓発活動」が挙げられている。この「啓発活動」が現場での具体的な注意や指示・禁止に及ぶ可能性が高い。協議会による注意や指示・禁止が、条例に根拠を持つものとして権力的に作用し、従わない者には警察による弾圧を加えることとなる危険性が強い。
4 まとめとして
条例改悪により、以下のような事態が想定される。
“A団体が繁華街でビラまき・マイク情宣に取り組むことを警察が情報収集する→警察が推進協議会メンバーに情報提供し、指針に基づき注意するよう要請しておく→当日、推進協議会メンバーがA団体に注意し、やめるよう指示する→A団体は情宣活動を継続する→警察が道路交通法や軽犯罪法違反としてA団体の主要メンバーを逮捕し、弾圧する”
このような想定は決して絵空事ではない。「麻生宅見学ツアー」にみられるような弾圧が日常的に地域ぐるみで行われることとなるのである。
以上
●下記に記載のうえFAX・メール下さい・・・FAX先 03-3262-3088(争団連)
〆切は3/13(金)です
・メール先 rentai at mbn.nifty.com(連帯労組)
共同声明に連名します。
(公表:可・不可) 団体名・個人名
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都条例案で波紋
2009年03月13日 朝日新聞
◆「繁華街で迷惑パフォーマンス慎め」都条例案で波紋
 都が今議会に提出している安全・安心まちづくり条例の改正案に、法曹界や労働団体から「表現の自由が侵害されかねない」との懸念の声が上がっている。条例に基づく指針と併せ、繁華街を訪れる人に「多大な迷惑となるパフォーマンス」などを慎むよう求めているからだ。都は「規制を課すものではない」としているが、関係者は影響を心配する。
(大塚晶)
 都は、昨年6月に秋葉原で、同7月に八王子で無差別殺傷事件が起きたことなどを理由に、同9月に「都安全・安心まちづくり有識者会議」(座長・小出治東京大教授)を設置して繁華街での安全対策を検討してきた。
 会議の報告書が先月出たのを受け、都としての「繁華街等における安全・安心の確保に関する考え方」をまとめた。「求められる取組」として、事業者は防犯カメラの設置や従業員への防犯教育など、地域住民は自主防犯パトロールへの積極参加などが挙げられた。このほか、来訪者が努める対策として「街頭や歩行者天国において大衆に多大な迷惑となるパフォーマンス等、街の秩序を乱す行為を慎む」などが挙がった。
 都はこの後、安全・安心まちづくり条例の改正案を提出。事業者や地域住民、来訪者らに対し、知事と公安委員会が定める指針に基づき、「繁華街等の安全・安心を確保するために必要な措置を講ずるよう努めるものとする」と定めた。4月中につくる指針に「大衆に多大な迷惑となる……」の部分がほぼ同様の形で盛り込まれる予定だ。
 これに対し、都内を中心に団体交渉や街頭活動をしている労働組合・首都圏青年ユニオンの河添誠書記長は「『大衆に多大な迷惑』というのは極めて主観的」と反発する。繁華街での宣伝行動では、頭にかぶり物をして練り歩くこともある。商店街からは迷惑だからやめろと言われることも多い。「表現の自由が封じられかねない。多くの人に知らせるためにこそ繁華街でいろんなパフォーマンスをするのに、少数派が声を上げられなくなる」と話す。
 自由法曹団東京支部も今月3日に発表した反対の意見書で、「街の秩序を乱す行為を慎むとなっているが、誰が判断するのか。基準は全く不明確。努力義務といっても法的義務に変わりない」などと指摘。同支部の事務局長、大崎潤一弁護士は「条例に基づいた指針となれば、罰則がないといっても萎縮(いしゅく)効果は大きい。秋葉原の事件とはまったく関係ないのに」と言う。
 都安全・安心まちづくり課は「『努めてください』と言っているだけで、権利の制限ではない。指針は都民に参考にお示ししているもの。この条例をたてに警察が直接規制するようなことはない。昨春、秋葉原の歩行者天国で女性が下着を見せるパフォーマンスがあった。こういう人もいるため来訪者も考えてほしいという趣旨」と説明する。
 条例改正案は可決されれば4月1日に施行される。

就業規則について

懲戒処分のところでも触れた就業規則について。
就業規則は、職場の決まりや労働条件についてのルールです。
しかしルールとしての強さは、
憲法>労働法>労働協約>就業規則>個別契約
労働基準法以下の条件の就業規則は無効になります。
正社員やパートの区別なく常時10人以上の労働者を使用している使用者は、必ず作らないといけないことになっています(労働基準法89条)。
そして必ず書かないといけないことと必ずしも書かなくてもいいことがあります。
必ず書かないといけないことは
●始業・終業時刻、休憩時間、休日、休暇、交代制勤務の交代要領に関すること
●賃金の決定・計算・支払い方法、賃金の締め切り日・支払い時期、昇給(臨時の賃金などを除く)に関すること
●退職に関すること(解雇・定年制など)
*「解雇の事由」を必ず書かないといけません。
就業規則に定められていない理由による解雇はほとんどの場合、無効とされます。
また、就業規則の内容は労働者に知らせなければいけません。
とはいえ、「就業規則を見せて」とは言いにくいものです。
言い方は色々考えられますが、ケースバイケースなので、
不安な方はユニオンにご相談下さい。

反貧困・春の大相談会in大阪

◆反貧困・春の大相談会in大阪◆
~生活・労働・借金・住まい~

日時:21(土)・22(日)午前10時から午後5時
場所:大阪市役所南側の中之島プロムナード
内容:弁護士や労働問題の専門家による相談
   温かい飲み物と弁当(1日250食)を用意
*女性相談員が応じる女性のためのブースや、医師らが健康診断をする健康コーナーも
主催:反貧困ネットワーク大阪実行委員会
電話相談:フリーダイヤル0120(158)794
     21・22日とも午前10時から午後8時まで
実行委員会では、相談や運営を手伝うボランティアを募集しています。
問い合わせは大阪市北区西天満4の2の7 昭栄ビル北館2階 大阪いちょうの会気付
反貧困ネットワーク大阪 電話06(6361)1143まで(平日午後1時ー午後5時)